灯油ボイラーの電源が入らない7つの原因と対処法!故障ではない症状事例も解説

電源が入らないとき、原因が分からなかったり、故障なのか不安に思ったりすることもあると思います。

「ボイラーが止まり、リモコンの電源も入りません。どうすれば良いでしょうか」

「基盤が水に濡れた場合は、電源が入らなくなる事があるのでしょうか?」

電源が入らないと、つい故障だと思いがちですが、故障でないこともあります。

見分け方にはコツがあります。

  • 故障していない事例(4パターン)
  • 故障している事例(3パターン)

電源が入らないときの7つのパターンについて、原因や対応を解説していきます。

目次

灯油ボイラーの電源が入らない4パターン【故障していない事例】

故障ではないにも関わらず、電源が入らないときは、以下の4パターンの原因が考えられます。

順番に確認してみてください。

【正常】リモコン液晶パネルが節電モードになっている

リモコンの液晶パネルが節電モードになっていると、表示がいつの間にか消えることがあります。

節電モードというのは、液晶パネルの表示が自動でOFFになる機能です。

リモコンの消費電力を抑えるため、最後に機器を使ってから一定時間が経過すると、画面が消えるよう節電機能が働きます。

リモコンの運転ランプはついているが、液晶パネルが付かない状態も同様です。

このとき、リモコンのいずれかのスイッチを押すか、お湯を出してみましょう。

お湯を使用するか、いずれかのスイッチを押すと、節電モードが解除されて再び表示がつくようになります。

【正常】ボイラー関連のブレーカーが落ちている

電源が入らない2つ目の原因に、ブレーカーが落ちてしまっている可能性があります。

自分では落としたつもりがなくても漏電を防ぐために安全装置が作動してブレーカーが落ちることがあります。

例えば、近くで落雷したときや豪雨や水漏れなどで機器内部に水が浸入したときなどです。

ブレーカーが落ちている場合、ボイラーの電源はつきません。

ブレーカーが落ちていないか確認しましょう。確認するブレーカーは次の2つです。

  • 家全体を管理するブレーカー
  • ボイラー付属のブレーカー

家のブレーカーが落ちていない場合でも、ボイラー付属のブレーカーが落ちると電源がつきません。

ボイラー付属のブレーカーが落ちていた場合は、もとに戻しましょう。

いったん家の分電盤の専用スイッチを切ってから再び入れるか、電源プラグを一度抜いて、数秒ほどおいてからまた差し込んでください。

もし、それでも再びブレーカーが落ちる場合は、漏電している可能性が考えられます。

その場合は、メーカーや専門業者に相談するようにしましょう。

【正常】ボイラー本体の電源コンセントが抜けている

ボイラーのコンセントが抜けている場合、当然ですが石油・灯油ボイラーの電源はつきません。

コンセントが抜けていたり、ゆるんでいないか確認してみましょう。

屋外型ボイラーの場合、電源コンセントは屋外に設置されていることが多く、何らかの原因によって外れてしまっていることがあります。

例)

  • 長期不在にするためコンセントを抜いていた
  • 落雷や災害のおそれがあり家族が抜いていた
  • 小動物が噛じって抜いていた

コンセントの配線が断線していないかも一緒に確認してみると良いでしょう。

電源コンセントの場所は種類や設置場所によって違ってきます。

一般的な設置場所は、外壁、本体下部のカバーの中、分電盤、メーターボックスの中などです。

ただし、雨が降っているときは、コンセントに接触することで感電などの危険があるので注意しましょう。

【正常】ボイラー本体に一時的なエラーが起きている

もし落雷などが発生していた場合、機械に一時的なエラーが起きている可能性があります。

一時的なエラーの場合は、電源コンセントを抜き差しすることで、機械が復旧することがあります。

ボイラーの電源コンセントを抜いて10秒程度放置した後に差し込んでみましょう。

上記の対応を行っても電源が入らない場合は、故障の可能性があります。

メーカーもしくは業者に相談するようにしましょう。

灯油ボイラーの電源が入らない3パターン【故障している事例】

【故障】リモコン線が腐食している・抜け落ちている

ボイラーのリモコンは、電池で動いているわけではありません。

ボイラーとリモコンはリモコン線で接続されていて、リモコンの電源は直接ボイラーからとっています。

そのため、リモコン線に不具合があると、リモコン本体が動かず、電源が入らない症状が起きます。

外壁工事などを行った場合は、リモコンの配線が、誤って断線している可能性があります。

心当たりがある場合は、工事を行った業者に点検を依頼しましょう。

また、屋外設置型のボイラーは外でリモコン線が腐食している可能性が高いです。

その場合、腐食しているリモコン線を取り替えるなどの修理が必要です。

修理には出張料や作業料で5,000~10,000円くらいかかります。

【故障】リモコン本体が故障している

リモコン本体が故障していると、電源が入りません。

リモコンは浴室と台所に二箇所あるため、確認しましょう。

どちらか片方の画面だけ点いている場合、点いていない方のリモコンが故障している可能性があります。

リモコンは決して安くないため、片方のリモコンが使えるなら、あえて修理しない選択をする方もいます。

特に、購入から10年以上経過しているボイラーの場合は、壊れたときにまとめて買い替えたほうが金額的にもお得です。

なお、リモコンの液晶パネルがつかない(電源はつく)という場合、液晶パネルだけの交換は出来ません。

液晶パネルの不具合も、リモコンの故障として扱います。

液晶パネルはリモコン内部の基盤とセットになっているためです。

稀に、リモコンだけDIYで交換しようとされる方がいますが、型式が違うと互換性がないため注意が必要です。

こちらの記事もぜひ参照してください。

【故障】ボイラー本体が故障している

ボイラー本体が故障すると、リモコンの電源がつきません。

リモコンは、ボイラーとリモコン線でつながっており、ボイラーから電源をとっているためです。

このときに注意したいのが、ボイラー本体の水漏れや水の侵入です。

水漏れしている場合は二次被害が拡大する恐れがあるので、すぐに修理依頼することをおすすめします。

水漏れ関連で漏電が起こっている場合、コンセントを抜き差しするのは危険です。

すぐに専門業者を呼んで対応しましょう。

灯油ボイラーのお湯が出ない・燃焼ランプがつかない症状は故障?

お湯が出ない、燃焼ランプが付かないと故障を疑うこともあるかと思います。

このような症状の場合、故障ではない可能性もあります。

お湯が出ない原因として給湯栓を絞りすぎていたり、一時的に凍結していたりすることがあります。

また、フィルターが汚れで詰まっていたりするなどのケースがあります。

燃焼ランプがつかない場合も、灯油切れやノズル・ストレーナーが汚れで詰まっているということが考えられます。

お湯が出ない・燃焼ランプがつかない症状が出ている場合はこちらの記事も見てみてください。

まとめ

今回は電源がつかないときの原因や対応について解説しました。

電源がつかなくても故障ではないことがあります。

そのため、まずは節電モードになっていないか、ブレーカーが落ちていないかなどを確認しましょう。

不安なときは、メーカーや業者に連絡するようにしましょう。

ボイラーが壊れる原因は何ですか?

劣化や、汚れやホコリなどが何年も蓄積され詰まってしまうことが多いです。定期的なメンテナンスや掃除である程度故障を防ぐことができます。

給湯器を再起動するにはどうすればいいですか?

リモコンの運転スイッチを入り切りすると良いです。電源プラグを抜いて少し待ってから差し込んでリセットすることもできます。

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