ダイキンのエコキュート修理は高い?修理費用や出張費が安い業者の特徴と選び方を解説

症状別の修理費用の一覧はこちら▶メーカー公式の修理費用一覧

ダイキンのエコキュートの修理は、どこに連絡するの?

ダイキンのメーカー修理の受付手順は?

修理費用や修理日数はどれくらい?

もっと安く修理できる業者はある?

このような疑問に答える記事です。

トラブルに見舞われるとつい焦ってしまいますが、修理費用や修理日数がどれくらいなのか気になりますよね?

この記事では、エコキュートの故障や修理を問い合わせる前に、必ず確認しておきたいポイントを具体的に解説します。

不要な出費やトラブルを避けて、スムーズに修理するためにも、ぜひ最後まで読んでみてください。

この記事でわかること
  • 問い合わせ前に必ず確認したい症状
  • エコキュートの修理費用や修理日数の目安
  • メーカー修理窓口での依頼手順や電話番号
  • エコキュート修理業者の探し方や依頼方法
  • ダイキンのエコキュートエラーコード一覧・FAQ
目次

ダイキンのエコキュート修理の問い合わせ前に確認すること

【緊急度の高い】故障の症状

トラブルに見舞われると、不安で焦ってしまうかもしれません。

しかし、なかには簡単な操作で問題が解決する症状もあります。

エコキュートの故障を問い合わせる前に、まずは次の症状の有無を確認しましょう。

  • 電源はつくか
  • リモコンにエラーは出ているか
  • 冬季の凍結の可能性はあるか
  • 蛇口からお湯は出るのか出ないのか
  • 周辺で水漏れが発生しているかどうか

停電の直後などが理由で、電源がつかない場合は、リセット操作で直ることがあります。

リモコンのエラーも、一時的な誤検知や安全装置の作動によるものは、エラー解除で復旧することがあります。

まずはお手元の取扱説明書で、故障の症状に応じた対応方法を確認しましょう。

冬季の凍結による不具合も、場合によっては自然解凍を待つことで無事に復旧することがあります。

お手元に取扱説明書がない場合は、ダイキンの公式サイトで症状を確認・検索できます。

ダイキン公式サイト「エラーコード検索」

上記URLから、いちど症状を検索してみて、公式サイトが推奨する対応を試してみましょう。

ただし、公式サイトが修理を推奨している場合や、色んな不具合が複数同時に発生している場合は、緊急度が高い故障の可能性があります。

例えば水漏れは、時間がたつほど水が広がって正常な部品に水がかかる恐れがあり、時間がたつほど修理費用が増大する可能性があります。

そのため、異常を感じたら早めの対応が肝心です。

【自分で対応】DIYするかどうかの判断

結論から言うと、自分でDIYで修理を行うのはおすすめできません。

もちろん、取扱説明書に記載があるお掃除やメンテナンス、公式サイト推奨している作業であれば、自分で行っても大丈夫です。

しかし、取扱説明書や公式サイトに記載のない作業を独断で行うことには、次のようなデメリットがあります。

  • 感電や火災のリスクがある
  • 故障が悪化するリスクがある
  • DIYで悪化した不調・不良は保証対象外
  • 専門的な工具や金物類が必要になる
  • 無資格のDIYが違法になる工程もある

DIYよる悪化はメーカー保証対象外となるうえに、かえって不要な出費の増加を招くリスクがあります。

そのため、エコキュートの修理・交換をDIYで行うのは推奨できません。

異常を感じたら適切な専門知識と技術をもった修理業者に修理してもらいましょう。

保証期間と無料修理について

エコキュートが故障しても、保証期間内であれば無償で修理対応してもらえます。

まずはお手元の保証書で、保証期間内であるかどうかを確認しましょう。

ダイキンのメーカー保証期間は、一般に、本体は1年間、冷媒系統は3年間、タンク(缶体)は5年間となっています。

※延長保証の制度を利用している場合は、保証期間はもっと長くなります。

保証期間を過ぎている場合には、有料修理となります。

ダイキンのエコキュートの修理費用や修理日数の目安

保証期間外の修理費用の目安

保証期間を過ぎている場合には、有償修理となります。

メーカーの修理代は1万円〜7万円程度まで幅があります。

エコキュートの故障をダイキンの修理窓口に修理依頼した場合の修理費用は下記のとおりです。

※下記はダイキンが公開している修理費用の目安例

症状の事例 (想定される交換部品)修理費用の目安
(税込み)
エラーコードC30(貯湯ユニット基板、缶体上サーミスタ)17,000円~49,000円
エラーコードC76(貯湯ユニット基板)36,000円~49,000円
エラーコードE1(ヒートポンプユニット基板)36,000円~50,000円
エラーコードE7(ファンモータ)28,000円~37,000円
エラーコードFA(電気系統部品)36,000円~50,000円
エラーコードH3(電気系統部品)36,000円~50,000円
エラーコードH54(貯湯ユニット基板、三方弁)25,000円~49,000円
エラーコードH56(湯張り混合弁、貯湯ユニット基板)25,000円~49,000円
エラーコードH59(給湯混合弁、貯湯ユニット基板)23,000円~42,000円
エラーコードH76(貯湯ユニット基板、リモコン)36,000円~70,000円
エラーコードH92(貯湯ユニット基板、サーミスタ)17,000円~49,000円
エラーコードJ3(ヒートポンプユニット基板、サーミスタ)17,000円~50,000円
エラーコードL5(ヒートポンプユニット基板)
  ※圧縮機交換等の溶接を伴う作業が必要になる場合、
   約10万円以上の高額な修理となることもございます。
36,000円~50,000円
エラーコードU4(貯湯ユニット基板、ヒートポンプユニット基板)36,000円~50,000円
エラーコード740(貯湯ユニット基板、リモコン)36,000円~65,000円
エラーコード750(貯湯ユニット基板、リモコン)36,000円~70,000円
蛇口からお湯が出ない(給湯混合弁、給湯サーミスタ 等)リモコンで操作できない26,000円~31,000円
お湯が沸かない(貯湯ユニット基板、ヒートポンプユニット基板 等)36,000円~50,000円
お風呂からお湯が出ない(湯はり混合弁、水量センサー、湯はり電磁弁、サーミスタ 等)26,000円~30,000円
タンクから水が漏れている(三方弁、混合弁、風呂循環ポンプ 等)25,000円~45,000円
湯はり量が設定よりも多くなる・少なくなる(水位センサー、貯湯ユニット基板 等)24,000円~51,000円
お湯がぬるい・熱すぎる(混合弁、貯湯ユニット基板、給湯サーミスタ 等)25,000円~49,000円
追い炊きできない(熱交循環ポンプ、ふろ・缶体上サーミスタ、貯湯ユニット基板 等)25,000円~50,000円
リモコンで操作できない(浴室リモコン、台所リモコン 等)48,000円~70,000円
運転しない(ヒートポンプユニット基板、貯湯ユニット基板 等)36,000円~50,000円
運転中ファンから異音がする(ファン・プロペラファン、ファンモータ 等)24,000円~37,000円
水抜き25,000円~30,000円
 水入れ・試運転作業25,000円~30,000円
出典:ダイキン公式サイト

故障内容によっては下記の目安金額を大幅に超える見積もり額となる場合があります。

メーカーに修理依頼するときに注意したいのが、出張費などの取扱いです。

メーカーに修理依頼すると、メーカーが担当者を現場に派遣することになります。

万が一、現場で状況を確認した結果、部品交換などの修理をしない(修理不要)となった場合でも、出張費がかかります。

メーカーの修理費用が高いと感じる場合には、給湯器の専門業者への依頼も検討してみましょう。

給湯器の専門業者は、メーカーに比べると良心的な料金体系になっていることが多いです。

とくに、近隣のお住まいの地域で活動している給湯器の専門業者なら

  • 出張費が無料になる
  • 見積もり費用がかからない

といった料金体系で対応してくれる業者もあるため、ムダな出費を抑えれらることがあります。

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※冷媒回路の故障がどんなものかを知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

修理日数の目安

実際の現場の修理時間は、2〜3時間程度で終了するケースが多いです。長くても半日程度でしょう。

ダイキンのメーカー修理窓口は 24時間・365日 受付対応しており安心感があります。

タイミング次第では即日対応で出張修理を行ってくれ、修理サポート体制は非常に充実しています。

ダイキンのエコキュート修理の問い合わせ手順

メーカー修理窓口の手順と電話番号

電話によるダイキン修理窓口の受付手順は次のとおりです。

  • ダイキンコンタクトセンターに電話する
  • 電話で連絡先・品番・訪問日を打ち合わせる
  • 指定日に修理担当者が訪問し、修理品を診断する
  • 修理を実施する
  • 修理料金を支払う

※現場確認の結果、部品の手配が必要になった場合は日を改めて訪問することがあります。

▼ダイキンコンタクトセンターの受付時間

24時間・365日 サポートしています!

▼ダイキンコンタクトセンターの電話番号

フリーダイヤル0120-881-081

電話で、連絡先情報・製品情報(品番など)・故障内容を伝え、訪問日を打ち合わせます。

すると、打ち合わせた訪問日に、ダイキンの修理担当者が指定場所に来てくれます。

修理には必ず立ち会うようにしましょう。

現場を確認した技術員が、必要な修理費用や工程を見積もり、料金を提示してくれます。

故障内容に合わせて修理が行われるため、症状によっては請求額が当初見込みと異なることがあります。

※修理作業は後日となる場合があります。

また、次の点にも注意しておきましょう。

電話がつながらない

メーカーの修理窓口の電話回線は混み合っていることが多いです。

なかなか電話がつながらない…!

というときには、焦ってしまうかもしれません。

そんなときは、根気よく電話をかけ続けるしかありません。

ダイキンではWEBフォーム、メール、FAXでも受付しているので利用してみましょう。

WEBフォームから修理申し込みするWEBフォーム受付URL
メールフォームから修理申し込みするメールフォーム受付URL
FAXから修理申し込みするFAXフォームURL

もし、どうしても急ぐ場合には、給湯器の専門業者にお電話してみることをおすすめします。

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即日対応が難しい場合もある

ダイキンの修理サポートは非常に充実しており、即日対応も可能なのが魅力です。

しかし修理が混み合っている場合は、即日対応が難しく、翌日(又は2〜3日後)の対応になることもあります。

今すぐ修理に来てほしい…!

そう思っても、即日対応できるかどうかは、状況次第です。

できるだけ早く直したい

すぐに来てほしい…!

そんなときには、地元の給湯器の専門業者にも電話などで問い合わせてみましょう。

地元の業者なら、近くなのですぐに駆けつけてくれ、即日対応してくれるところもあります。

また修理費用もメーカー修理に比べると安くすむ場合があります。

ダイキン製エコキュートの修理業者の探し方と依頼手順

修理費用や出張費が安い修理業者の特徴

ダイキンの修理費用を高いと感じる方は多いです。

修理費用や出張費が安い修理業者の特徴は2つあります。

  • お住まい近くの修理業者、地元の修理業者
  • 自社施工できる技術をもった修理業者

まず、お住まい近くの修理業者や地元の修理業者の場合、出張先が近隣のため当然ながら出張費は安いです。

エコキュート修理にかかる出張費は、修理担当者の所属拠点から遠くなるほど高く計算されます。

メーカー修理の場合、メーカーが修理業者を指定してくるため、出張費を安く抑えることができません。

なるべく地元の業者にお願いすることで修理費用を安く抑えられます。

※良心的な業者であれば出張費をサービスしてくれることもあります。

次に、自社施工できる技術をもった修理業者は、メーカーや家電量販店などに頼むより、修理費用は安いことが多いです。

なぜなら、メーカーや家電量販店のように、修理を外注する必要がないためです。

基本的にメーカーや家電量販店は、修理作業を別の業者に外注しているため、修理費用は割高になります。

外注マージン分が割高に請求されるため、結果的には損した気分になるかもしれません。

つまり、修理費用が安いおすすめの修理業者の特徴はこの2つとなります。

  • お住まい近くの修理業者、地元の修理業者(出張費が安くなるため)
  • 自社施工できる技術をもった修理業者(外注する必要がないため)

エコキュートの修理をどこに頼むか

給湯器の修理業者を探すときは、電話帳やネット検索で探すことが多いかもしれません。

どの修理業者を選んだら良いか迷ったら、次のポイントを意識して探しましょう。

  • ダイキンのエコキュートの取扱いがある
  • ダイキンのエコキュートの修理工事の実績がある
  • 口コミなどで施工内容が評価されている
  • 保証・アフターサービスが充実している
  • 料金が明朗会計で良心的

まず第一に、必ずダイキンのエコキュートの取扱いがある業者を探しましょう。

業者によっては、ダイキンのエコキュートの修理工事の経験・実績がないこともあります。

実績や技術力が乏しい業者に依頼すると、またすぐに壊れてしまうというリスクもあります。

実績豊富で高い技術力をもつ業者なら、独自の保証やアフターサービスを行っているところも多いのでチェックしてみましょう。

思いがけないところで追加料金を請求されて嫌な思いをしないように、料金体系が良心的か、明朗会計になっているか、といった点も、チェックしておくと安心です。

エコキュートの修理業者の依頼手順

エコキュートの修理業者に問い合わせる手順は、次のとおりです。

  • まずは専門業者に電話(又はメール)する
  • 電話で連絡先・品番・訪問日を打ち合わせる
  • 指定日に専門業者が来る
  • 修理作業に立ち会う
  • 修理費用を支払う

まずは各業者のに電話(又はメールなど)で連絡しましょう。

エコキュートのトラブル内容を具体的に伝えます。

業者によっては、現場の写真を送る必要がある場合もあります。

この時点でもし可能であれば、概算の見積もりをもらい、修理を行うか交換するかの参考にしてください。

続いて、自宅に業者を招いて点検を受けましょう。

この時点で、口頭や写真だけでは伝わらなかった症状を判断してもらいます。

修理の場合、業者の訪問日当日に、そのまま工事に移ることが多いです。

しかし、状況によっては、後日工事というケースもあります。

少しでも早くエコキュートを直してお湯を使えるようにするためにも、完全に壊れてしまう前に点検・修理を受けるのがおすすめです。

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ダイキンエコキュートのエラーコード一覧・FAQ

ダイキンのエコキュートは故障が多い?

他メーカーと比較してパナソニックのエコキュートの故障が多いということはありません。適切なメンテナンスを行うことで標準的な寿命目安である10〜15年は使用し続けることが可能です。

ダイキンのエコキュートのメーカー保証期間は?

ダイキンのメーカー保証期間は、一般に、本体は1年間、冷媒系統は3年間、タンク(缶体)は5年間となっています。保証期間内であれば無償保証を受けることができます。

ダイキンのエコキュートのエラーコード一覧・エラーコードごとの具体的な内容を知りたい

ダイキンのエラーコード一覧は只今準備中です。よくある代表的なエラーの内容ついては下記リンクをご参照ください。

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