エコキュートおすすめしない理由10選!やめとけの声も?最悪の失敗事例から後悔しない選び方まで解説

エコキュートは

長期的な給湯コスト(光熱費)が安くなる

のが、最大のメリットと言われています。

しかし、インターネットでエコキュートについて調べると

「エコキュート おすすめできない」
「エコキュート 最悪」
「エコキュート 後悔」

といったネガティブなワードも目につきます。

導入したら後悔するのではないか?と不安を覚える方もいるようです。

「エコキュートはやめておけ」という口コミは本当なのでしょうか?

\ 続報 /

本編ブログ記事に、代表の坂口がコメントしました!記事と併せて御覧ください。

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目次

エコキュートおすすめしない理由10選

エコキュートは2001年頃に登場した給湯器です。世に送り出したのは給湯器専門メーカーのコロナでした。

出典:コロナ公式サイト

登場した頃は幾つかの理由から「おすすめできない」と言われていました。

どういった理由でおすすめできないと言われていたのか、というと主に次の10の理由です。

  • 水圧が弱い(水圧が落ちるケースもある)
  • 台所から出るお湯は飲み水に適さない
  • 湯切れを起こすリスクがある
  • 設置にある程度のスペースが必要
  • 入浴剤が使用できない(使用できない入浴剤がある)
  • 導入にかかる初期費用が高め
  • 交換費用もガスに比べると割高
  • 電気料金プランを変更する必要がある
  • 電気料金プランに落とし穴がある場合がある
  • 騒音で近所迷惑になる(騒音問題について聞いたことがある)

現在のエコキュートは、登場初期の頃とは異なり、進化・改良が加えられているため、今では気にする必要がないものもあります。

とはいえ、まずは詳しく見ていきましょう。

理由①水圧が弱い(水圧が落ちるケースもある)

エコキュートをおすすめしない理由で最も多いのが「ガス給湯器に比べると水圧が弱い」ことだと言われてきました。

一般的なガス給湯器は、直圧式給湯器と呼ばれており、バーナーやヒーターで水を加熱して、そのまま各所へと給湯します。

直圧式給湯器は必要に応じて、その都度お湯を作っており、水道の水圧を利用しています。

出典:大阪ガス公式サイト

一方、エコキュートは貯湯式給湯器と呼ばれており、ヒートポンプユニットで作ったお湯を貯湯タンク内部で貯めています。

必要に応じてタンク内部のお湯を各所へ給湯するのですが、水圧を減圧しているため、お湯の勢いはガス給湯器に比べると弱くなってしまいます。

出典:中国電力公式サイト

そのため、エコキュートは水圧が弱いというイメージが現在も残っています。

しかし、エコキュートの水圧は年々改善されています。現在のエコキュートは、10年以上前に登場した高圧タイプの水圧とほぼ同等となっており、一般的な商品でも一定以上の水圧が出るようになっています。

出典:日立公式サイト

また、ダイキンや三菱など、各メーカーから水圧の強いエコキュートが登場しています。水圧にこだわりたい方は、ダイキンや三菱などのエコキュートをチェックしてみましょう。

どうしても、水圧にこだわりたいという方は、日立のエコキュートを選ぶとよいでしょう。

日立は、エコキュートメーカーのなかで唯一、直圧式給湯方式のエコキュートを採用しているため、ガス給湯器とほぼ変わらない水圧で利用できます。

理由②台所から出るお湯は飲み水に適さない

エコキュートは貯湯タンクユニット内部にお湯を貯めていますが

タンク内のお湯は、生活用水として使用できても、飲料水としては推奨できません。

メーカー公式説明でも飲料水としては推奨していないケースがほとんどです。

出典:パナソニック公式サイト

基本的に貯湯タンク内部の水は毎日入れ替わっていますが、それでも内部の空間が常に清潔であるとは断言できないのが理由です。

だだし、問題になるのはお湯であって、水は問題ありません。

キッチンの場合なら、レバーを水にしていれば、蛇口から出るのはエコキュートを介していない水道水になるので、口に含んでも問題ありません。

もし飲料水や野菜の下ごしらえに温水をそのまま使用したい場合は、日立の水道直圧給湯エコキュートがおすすめです。

日立の水道直圧給湯エコキュートは、貯湯タンクの湯を熱源として、水道管の水を直接温める直圧式給湯器になります。

各所に給湯されるお湯は、貯湯タンクユニットを通らないので、飲料水として使用できます。

なお、水道直圧式のエコキュート以外の場合は、口にする際に一度煮沸消毒をしておくと問題ありません。

理由③湯切れを起こすリスクがある

タンクに貯めていたお湯を使い切ってしまうことを「湯切れ」と呼びます。

エコキュートはガス給湯器と異なり、お湯が欲しいときにその都度ガスを燃やしてお湯を沸かすことができません。

エコキュートは、タンク内のお湯の沸かし上げに時間が必要なため、タンクが湯切れを起こすと、すぐにお湯を使うことが出来ないのです。

水温や外気温によって異なりますが、エコキュートは1時間に約40L~60Lのお湯を作ります。

浴槽にお湯を張るとなると、2時間~3時間ほど待つ必要があるので、湯切れが起きたタイミングによっては、すぐにお風呂に入れないという事態もあります。

しかし、現在のエコキュートはAIによってお湯の使用量を計測しており、データとして蓄積しています。

メーカーにもよりますが、データに基づいて最適な湯量を自動で判断してコントロールする機能もあるため、湯切れが起きるリスクは軽減されています。

理由④設置にある程度のスペースが必要

エコキュートは貯湯タンクユニットとヒートポンプユニットの2つの設置が必要なため、一定のスペースが必要です。

出典:パナソニック公式サイト

貯湯容量にもよりますが、角型タイプだと平均的なサイズは高さ1800mm前後、横幅650mm前後、奥行き750mm前後になります。

また、貯湯タンクユニットは地震が起きた時に倒れない基礎工事が必要な場合があります。

出典:坂口ボイラーサービス

ただ、最近は薄型エコキュートも登場しています。

出典:パナソニック公式サイト

エコキュートは角型タイプのほかに、狭い敷地でも設置しやすい薄型タイプがあります。

例えば、パナソニックの薄型エコキュートは横幅600mm以下、奥行き680mmとコンパクトなため、狭小スペースや集合住宅に設置しやすいサイズです。

隣家との間が狭い、あるいはマンションでエコキュートを置きたいと考えている方は、薄型エコキュートを中心に探してみましょう。

理由⑤入浴剤が使用できない(使用できない入浴剤がある)

フルオートタイプのエコキュートでは入浴剤が使用できないというケースがあります。

出典:三菱電機公式サイト

エコキュートのフルオートタイプは、追い焚き時に浴槽内部のお湯を貯湯タンクユニットに戻して、温め直す仕組みとなっています。

その際に、お湯は配管内部を循環するのですが、入浴剤の成分に影響を受けて、循環する配管内でスケールが詰まり水漏れなどの原因となってしまう恐れがあるのです。

出典:長府製作所公式サイト

図をみても分かるように、浴槽のお湯とタンクのお湯は混ざりません。

配管に設置されている熱交換器を通して、タンク側と浴槽側の熱だけが交換される仕組みですので、安心してください。

現在では、メーカー側で入浴剤を使用できるかどうかチェックしています。

使用できる入浴剤は公式ホームページや説明書に記載されているので、自分の好きな入浴剤を使用できるか確認しましょう。

また、フルオートタイプ以外の給湯専用タイプやオートタイプのエコキュートは、入浴剤の使用に制限はありません。

にごり湯タイプの入浴剤を使用したい方は、フルオートタイプ以外のエコキュートもチェックしてみましょう。

理由⑥導入にかかる初期費用が高め

エコキュートをおすすめしない理由として、「導入にかかる初期費用が高め」というものが比較的多く見られます。

「家族の人数」や「機能」等によって異なりますが、一般的なガス給湯器であれば、工事費込みで6万~25万円が相場となります。

一方エコキュートは、工事費まで含めると35~60万円が相場となります。リーズナブルな価格帯のエコキュートが登場しているとはいえ、高く感じられるかもしれません。

初期費用をガス給湯器と比較すると、現時点ではまだエコキュートの方が高額であると言えるでしょう。

しかし、エコキュートはガス給湯器と比べ光熱費が約3分の1(多いときは約5分の1)まで安くできるメリットがあります。

初期費用はガス給湯器より高額ではあるものの、効率良く使えば十分に初期費用分を回収できるでしょう。

また、ガス給湯器からエコキュートへ交換する場合は基礎工事や電気工事等の費用が必要になる場合が多いので事前に業者に相談してくださいね。

理由⑦交換費用もガスに比べると割高

エコキュートの交換費用もガスに比べると高いです。

初期費用の説明でも書きましたが、エコキュートは本体価格・工事費用ともにガス給湯器に比べて高く、3倍以上のコストがかかることも多いです。

光熱費が安いため、長期的な使用を考えるとお得なエコキュートですが、交換費用がガスに比べると割高になってしまう点も注意が必要です。

理由⑧電気料金プランを変更する必要がある

エコキュートが電気代を節約できるのは、主に電気代が安い夜間に沸き上げをおこなうためです。

そのため、エコキュートの導入で電気代を節約したい場合、深夜電力が安く使える料金プランに変更する必要があります。

一般に、各電力会社は、オール電化住宅向けの料金プランを準備しています。

変更の手間が面倒で、デメリットだと感じる方もいるでしょう。

理由⑨電気料金プランに落とし穴がある場合がある

深夜電力が安くなるプランは、昼間電力が割高になるのが一般的です。

契約するプランにもよりますが、10時~17時の時間帯の電気代が高くなりやすいです。

出典:九州電力公式サイト「ナイトdeセレクト」

その時間帯に電気を多く使う生活をしている家庭では、想定よりも電気代が安くならないケースも考えられます。

つまり、親世代と一緒に暮らしているご家庭など、昼間も家に誰かがいて、それなりに電気を使用しているというご家庭であれば、注意が必要です。

給湯コストは下がるものの、生活にかかる電気代全体が高くなってしまうため、光熱費削減どころか、逆に電気代が高くなってしまう…なんてリスクがあるわけです。

エコキュートは、給湯コストが下げられるのは確かですが、ご自身のライフスタイルを無視してしまうと、その他の部分にかかる電気代のバランスが崩れてしまいます。

結果的に、エコキュートへの入れ替えを後悔してしまう恐れもあります。

そのため、導入前にしっかりと料金のシミュレーションをしておくのがおすすめです。

なお、太陽光発電を導入していて、自家発電した電気でお湯を沸かす場合、このデメリットは無視して構いません。

理由⑩騒音で近所迷惑になる(騒音問題について聞いたことがある

エコキュートは稼働中に運転音が出ます。10年以上前のエコキュートだと、機種にもよりますが約50dB~60dBの音が出て、近隣の方に迷惑をかけるケースがありました。

エコキュートの騒音問題は、実は国会でも取り上げられた経緯があります。次の章で詳しく書いています。

ただ、最近のエコキュートは稼働音が40dB程度に下がっています。40dBは図書館ぐらいの音なので、深夜でもあっても近隣に迷惑をかけることは少ないです。

また、工務店によっては、エコキュートの稼働音を抑える防音パネルや工事を行って騒音に配慮するようになっています。

最悪の失敗事例は騒音トラブル!やめとけの声も?

実はSNSの口コミでも一番多いのが【騒音トラブル】の問題です。

騒音トラブルについては訴訟問題に発展したケースもあります。

こちらは、騒音による健康被害を訴えられたケースです。最終的には、給湯器を移設することで和解が成立しました。

給湯器「健康被害」訴訟、機器移設で和解(2017年11月15日)

隣家の省エネ型給湯器「エコキュート」が発する低周波音で健康被害を受けたとして、埼玉県所沢市の60代の夫婦が製造業者らに約184万円の損害賠償などを求めた訴訟は、さいたま地裁川越支部(野口忠彦裁判長)で14日、給湯器を隣家敷地内で移設することで和解が成立した。

最近のエコキュートは改良が進み、稼働音が40dB程度に下がっています。

40dBは図書館ぐらいの音なので、深夜でもあっても近隣に迷惑をかけることは少ないですが、こういった経緯があったことも知っておきましょう。

心配な方は、設置場所を決めるときに近隣への配慮して設置場所を選ぶことをおすすめします。具体的には後の章で解説します。

エコキュート後悔しない選び方

ここまで、エコキュートをおすすめしない理由を10項目ご紹介しましたが

給湯にかかる光熱費が約3分の1まで安くできる

というのは、エコキュートを導入するご家庭にとって大きな魅力です。

エコキュートには、ほかにも

・ 断水時・停電時に使えるので緊急事態に役立つ
・ 火を使わないので火災リスクが低減
・ 太陽光発電システムがある住宅と相性良し
・ 子供やお年寄りの入浴見守りに便利な機種も
・ 補助金が出るケースもある

といった魅力があり、エコキュートの出荷台数は年々増えています

そこで、ここからは【後悔しないエコキュートの選び方のコツ】をご紹介していきましょう。

選び方のコツ①生活パターンと電気料金プランを確認してから導入しよう

エコキュートは電気料金の安い夜間にお湯を沸き上げることで光熱費を節約するため、基本的には深夜帯の電気料金が安いプランへ変更をする必要があります。

しかし、生活スタイルによっては、昼間に電気を多く使う家庭もあるかもしれません。

安易に「深夜料金が一番安い電気料金プラン」を選んでしまうと、かえって昼間の電気料金が割高になり、後悔の原因になります。

もし昼間にも電気を使うのであれば、その時間帯も高額にならないバランスの良い料金プランをチェックし、比較検討する必要があります。

各メーカーごとに光熱費・電気代のシュミレーションが簡単に行えます。まずは、家族構成やお使いの給湯器の種類等を入力し、どのくらい安くなるのか試算してみてください。

メーカーシミュレーション
三菱給湯光熱費かんたんシミュレーション
日立給湯光熱費かんたんシミュレーション
パナソニックエネピタ(光熱費シミュレーション)
東芝電気料金比較シミュレーション

選び方のコツ②家族や使用量に見合ったタンク容量を選ぼう

一般的にエコキュートは、タンク容量が小さい方が安価になります。

そのため、つい小型タイプを選んでしまいたくなりますが、後悔の原因になるので避けるべきです。

家族や使用量にマッチしていないタンク容量を選ぶと、使いたいときにお湯切れを起こしたり、電気代が割高な昼間に沸き上げをおこなうことになったりと、不便が生じます。

基本的に、2~3人家族ならば370L、4~5人家族は460L、6~7人家族なら550Lを目安に考えましょう。

一人当たりのお湯使用量が多い場合は、プラス1人として考えるのがオススメです。

選び方のコツ③2~3階に給湯予定の人は高圧タイプを選択しよう

実際には生活に不便を感じるほども水圧ではないものの、とくに強めのシャワーが好みの方にとっては、今までとの差に後悔するかもしれません。

とくに、2~3階にバスルームやキッチンがあって水圧が心配な方は、高水圧タイプ選択することをおすすめします。

なお、シャワーに関してはヘッドを高水圧タイプに変更することで、対処が可能です。シャワーヘッドは、ホームセンターやネット通販で簡単に手に入ります。

選び方のコツ④安さにつられずに欲しい機能を考えて機種を選ぼう

エコキュートは機能面がシンプルであるほど、価格を抑えられます。

しかし、価格ばかりを優先してしまうと、最新のエコキュートに付いている快適な入浴をサポートする機能や、便利機能は付いてきません。

そのため、実際に使い始めてから、欲しい機能が付いていないと後悔するケースも出てきます。

また、例えばエコキュートを導入するにあたって、オール電化や太陽光発電システムの導入も行おうと考えている方もいるでしょう。

太陽光発電システムも導入しようと検討しているのなら、エコキュートは太陽光発電システムと連携が取れる機種を選ぶ必要があります。

欲しい機能をきちんと検討して、安さにつられずに機種を選びましょう。

選び方のコツ⑤騒音レベルが低いエコキュートを選び設置場所にも配慮しよう

家屋が密集している住宅地では、エコキュートによる騒音問題に注意が必要です。

訴訟問題まではいかなくとも、深夜のエコキュートの使用を控えるよう隣家からクレームを付けられれば、電気代が安い夜間に沸き上げることも難しくなるかもしれません。

もし隣家との距離が近いようであれば、少しでも騒音レベルが低いエコキュートを選んでください。

また、エコキュートを設置する箇所にも気を付けましょう。

エコキュートが稼働するのは深夜帯ですから、お隣の寝室近くに設置するのは避けるべきです。

自宅の都合だけでなく、周囲の家にも配慮して設置をおこなってください。

工務店によっては、エコキュートの稼働音を抑える防音パネルや工事を行っているところもありますので、相談してみると良いでしょう。

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