長府ボイラーエラーコードE1の対処とリセット方法!警報ランプ頻発時の原因も解説

長府ボイラーのエラーコードE1って何?

E1の警報のリセットはどうすればいい?

警報が頻発するときは何が起こっているの?

そんな疑問に答える記事です。

長府ボイラーのエラーコードE1は、着火の異常を知らせる警報です。

E1の着火異常に、どう対処すればいいのか、気になる方も多いでしょう。

この記事では、長府ボイラーでE1のエラーコードが出たときに、必ず確認しておきたいポイントを具体的に解説します。

不要な出費やトラブルを避けて、落ち着いて対処するためにも、ぜひ最後まで読んでみてください。

この記事で分かること
  • 長府製作所の公式説明
  • エラーコードのリセット方法
  • エラーE1の確認事項
  • エラーE1で不良が疑われる部品例
目次

長府ボイラー「E1」エラーコード一覧

長府ボイラーのエラーコード「E01」は、着火不良・着火ミスに関するエラーです。

こちらは長府製作所が公式サイトで公開しているエラーコードの解説です。

スクロールできます
警報/表示内容警報解除方法原因・確認事項処置
E01点火(燃焼)確認時間を経過しても【燃焼】が確認できないことによる運転停止です台所リモコンの【運転SW=OFF/ON】により警報解除します【燃料切れ・油タンクへの水の混入・油ストレーナーの詰り・送油バルブの閉止】を確認して下さい【復帰しない 又は 再発する】場合は【点検・修理】を依頼してください

警報は一時的な誤作動で起きることもあります。

まずは次の方法で警報解除を試してから、【燃料切れ・油タンクへの水の混入・油ストレーナーの詰り・送油バルブの閉止】を確認していきます。

長府ボイラーエラーコードの直し方・リセット方法

エラーが出たら、まずは警報を解除しましょう。

長府ボイラーエラーを解除しリセットする場合は、リモコンの運転スイッチを押します。

台所リモコンの【運転SW=OFF/ON】により警報解除します(公式サイトより)

台所リモコンの運転スイッチの「切」のボタンを押して一度電源を切り、その後もう一度「入」のボタンを押して電源を入れましょう。

これでエラーは解除・リセットされます。

電源プラグの抜き差しでもリセットできる?

電源プラグを抜き差しすることでも、ボイラーをリセットすることも出来ますが、メーカーは推奨していません。

万が一、灯油が漏れていると引火する危険がありますし、漏電していると感電の危険があるからです。

リスクがあるなか無理やり電源プラグを引き抜くと、火災や事故の原因になるため、素人の判断で電源プラグを抜き差しするのは避けましょう。

長府ボイラー「E1」の原因と確認事項

長府製作所の公式にもあるように、E1のエラーが出た場合はまず下記4つを確認します。

  • 燃料切れ
  • 油タンクへの水の混入
  • 油ストレーナーの詰り
  • 送油バルブの閉止

最初に確認することは、燃料切れ(灯油切れ)の有無と、送油バルブが開いているかどうかです。

燃料が十分にあり、送油バルブが開いているにもかかわらずエラーが出ていたら、油ストレーナーの詰まりや灯油タンクへの水の混入をチェックしていきます。

これらの4つのチェックは総じて、他の点火不良系のエラーコードが出たときの対応と同じ対応になります。

具体的な手順の詳細は、こちらの記事で解説していますので御覧ください。

警報ランプが頻発する原因は部品の故障かも

  • 燃料切れ
  • 油タンクへの水の混入
  • 油ストレーナーの詰り
  • 送油バルブの閉止

これら4つに異常がなくても、警報ランプが頻発するなら注意が必要です。

もしも、一時的なリセット等で復帰したとしても、すぐまた警報が出る可能性があるからです。

こうなると、すでに灯油ボイラー内部の部品がおかしくなっているかもしれません。

E1のエラーの関連して交換される部品には、例えば次のようなものがあります。

  • ノズル
  • バーナー
  • 電磁ポンプ

ノズルの詰まり・故障

ノズルとは、燃料を霧状に噴射して着火しやすくする部品です。

このノズルが詰まるとボイラーが着火しにくくなります。

ノズルが詰まる原因は、主に2つです。

  • 燃料タンク内の水や不純物
  • 半年以上、着火していない

以前に油タンクに水や不純物の混入の形跡があったなら、すでにノズル周辺を詰まらせているかもしれません。

ノズルが詰まると、燃料を霧状に噴射することができず、なかなか着火しないという症状が起きます。

また、半年以上の長い間、着火していなかった、というときも着火不良が起きます。

というのも、半年以上着火していない場合、燃料がノズル周辺で黒っぽく固まってしまうことがあるからです。

燃料が固着してしまうと着火しなくなることがあります。

(※対策としては毎月必ず着火するようにすることで防ぐことができます)

ノズルが詰まっているときは清掃が必要です。

また、ノズルの部品に劣化がみられるときは交換する必要があります。

バーナーの汚れ・故障

バーナーとは、火花をスパークさせるための電極です。

バーナーが汚れていると火花をスパークさせる精度が落ちてしまい、着火不良の原因となります。

バーナーが汚れていたら、磨くことである程度、症状が改善することがあります。

しかし、個人で清掃に挑戦するのは危ないので、おすすめできません。

専門業者にお願いして清掃してもらいましょう。

電磁ポンプの故障

電磁ポンプは、灯油を循環させるために使われるポンプです。

電磁ポンプの調子が悪いと、灯油の循環が滞り、着火不良の原因となります。

電磁ポンプの不良時には次のような症状がみられることがあります。

症状例)

  • 排気音がバッバッと息継ぎした感じになる
  • 白煙、黒煙があり、煙の匂いがする

(同様の症状でE2のエラーが出ているときもあります)

電磁ポンプの不良がある場合は、電磁ポンプの交換が必要です。

長府ボイラーのエラーE1は不良部品の特定が難しい

長府ボイラーのE1は、どの部品が壊れているのかを特定するのが難しいエラーです。

よくあるのは電磁ポンプやノズルの不良ですが、どの部品の不良なのかを特定するのは難しく、多くの現場では同時に両方を交換することが多いです。

たまに個人で部品交換や修理に挑戦しようとする方がいらっしゃいますが、危険を伴うため、おすすめできません。

長府ボイラーの修理の問い合わせ先と修理費用の目安

長府ボイラーを修理したい場合はメーカーに連絡して修理してもらうのが一般的です。

修理費用は、状況次第ですので一概に言えません。

軽微な清掃や点検のみであれば、1万円以内におさまることもありますが、部品交換となると1〜3万円(状況次第ではそれ以上)かかることもあります。

なお、メーカーに連絡して修理を依頼した場合、修理にはメーカーの担当者ではなく代理店の担当者が来ることが多いです。

出張費は、担当者の店舗が遠いほど高くなってしまいます。

近くに信頼できる給湯器専門業者があれば、そちらに連絡するほうが、修理費用は安くなります。

近くに信頼できる給湯器専門業者がいるなら、メーカーではなく、専門業者に連絡しても良いでしょう。

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