長府ボイラーエラーコードE3のリセット方法!感震器作動や途中失火の原因と対処法

長府ボイラーのエラーコードE3って何?

E3の警報のリセットはどうすればいい?

警報が頻発するときは何が起こっているの?

そんな疑問に答える記事です。

長府ボイラーのエラーコードE2は、感震器の作動もしくは燃焼途中の失火を知らせる警報です。

エラーコードE3の感震器の作動または燃焼途中の失火に、どう対処すればいいのか、気になる方も多いでしょう。

この記事では、長府ボイラーでE3のエラーコードが出たときに、必ず確認しておきたいポイントを具体的に解説します。

不要な出費やトラブルを避けて、落ち着いて対処するためにも、ぜひ最後まで読んでみてください。

この記事で分かること
  • 長府製作所の公式説明
  • エラーコードのリセット方法
  • エラーE3の確認事項
  • 修理費用の目安や問い合わせ先
目次

長府ボイラー「E3」エラーコード一覧

長府ボイラーのエラーコード「E03」は、感震器の作動もしくは燃焼途中の失火に関するエラーです。

こちらは長府製作所が公式サイトで公開しているエラーコードの解説です。

機種によってエラーコードの意味が異なるため注意してください。

スクロールできます
警報/表示対象機種内容警報解除方法原因・確認事項処置
E3【JIB-10SAG・KIB-312(AF・AG)・382AJ・384(EAG・SAG)・322SAG・32AUG】運転中に感震器(耐震自動消火装置)が作動したことによる運転停止です台所リモコンの【運転SW=OFF/ON】により警報解除します運転中、給湯器に【人】がぶつかったり、【車】の震動で【警報】になる場合があります。確認して下さい【復帰しない 又は 再発する】場合は【点検・修理】を依頼してください
E3上記以外の機種

【JIB-10SAG・KIB-312(AF・AG)・382AJ・384(EAG・SAG)・322SAG・32AUG】以外の機種
燃焼途中の【失火】による運転停止です台所リモコンの【運転SW=OFF/ON】により警報解除します【燃料切れ・油タンクへの水の混入・油ストレーナーの詰り・送油バルブの閉止・給(排気)経路の閉塞】を確認して下さい【復帰しない 又は 再発する】場合は【点検・修理】が必要です
横スクロールできます

警報は一時的な誤作動で起きることもあります。

まずは次の方法で警報解除を試してみましょう。

長府ボイラーエラーコードの直し方・警報リセット方法

公式サイトの案内にもあるように、エラーが出たら、まずは警報を解除しましょう。

エラーコードE3の解除方法は、どちらの機種でもリモコンの再起動で行うことができます。

台所リモコンの【運転SW=OFF/ON】により警報解除します(公式サイトより)

台所リモコンの運転スイッチの「切」のボタンを押して一度電源を切り、その後もう一度「入」のボタンを押して電源を入れましょう。

これでエラーは解除・リセットされます。

この方法でエラーを解除・リセットしても再表示される場合、一時的な誤作動でのエラー表示ではありません。

次の「原因と確認事項」を確認し、復帰しなければ専門業者へ連絡しましょう。

電源プラグの抜き差しでもリセットできる?

電源プラグを抜き差しすることでも、ボイラーをリセットすることも出来ますが、メーカーは推奨していません。

万が一、灯油が漏れていると引火する危険がありますし、漏電していると感電の危険があるからです。

リスクがあるなか無理やり電源プラグを引き抜くと、火災や事故の原因になるため、素人の判断で電源プラグを抜き差しするのは避けましょう。

長府ボイラー「E3」の原因と確認事項

感震器作動による運転停止の場合

長府ボイラーの型番がJIB-10SAG・KIB-312(AF・AG)・382AJ・384(EAG・SAG)・322SAG・32AUGの場合、E3の原因は次のように公式サイトで解説されています。

「運転中に感震器(耐震自動消火装置)が作動したことによる運転停止」

感震器とは、揺れを感知すると、どんなときでも作動してボイラーを停止させる安全装置です。

感震器は、スイッチ底面の電極にパチンコ玉(ボール)が乗っていて、何もない通常時には通電していますが、揺れると玉が移動して通電を遮断します。

横揺れには強く、震度3以上など「明らかに揺れているときのみ確実に動作する安全装置」と言われていますが、縦揺れには弱い傾向があり、稀に検知用のボールが移動しまうことがあります。

人や物がぶつかったり、車が通った振動でも検知用のボールが移動してしまうことがあります。

これにより、設置環境によっては誤ってエラーを出すことがあります。

誤作動の場合は、通常はリセットすることで、通常どおりボイラーを使用できるようになります。

しかし警報ランプが頻発する場合は、接触不良か故障の可能性があります。

揺れの検知に必要なボール(パチンコ玉)やスイッチ部分の汚れていると、誤作動が起きやすくなります。

ボール(パチンコ玉)やスイッチ部分の汚れを掃除することで直ることもありますが、感震器は、ボイラー内部にあるため、外部からは触れることができません。

掃除や交換をする場合は、修理を行ってもらうようにしましょう。

途中失火による運転停止の場合

長府ボイラーの型番がJIB-10SAG・KIB-312(AF・AG)・382AJ・384(EAG・SAG)・322SAG・32AUG以外の機種の場合、E3の原因は次のように公式サイトで解説されています。

「燃焼途中の【失火】による運転停止」

長府製作所の公式にもあるように、E3のエラーが出た場合はまず下記5つを確認します。

  • 燃料切れ
  • 油タンクへの水の混入
  • 油ストレーナーの詰り
  • 送油バルブの閉止
  • 給(排気)経路の閉塞

最初に確認することは、燃料切れ(灯油切れ)の有無と、送油バルブが開いているかどうかです。

燃料が十分にあり、送油バルブが開いているにもかかわらずエラーが出ていたら、油ストレーナーの詰まりや灯油タンクへの水の混入をチェックしていきます。

また、給(排気)口が塞がっていると、排気がうまく行われず失火の原因になるため、「給(排気)経路が閉塞していないか」も確認する必要があります。

これらの4つのチェックは総じて、他の点火不良系のエラーコードが出たときの対応と同じ対応になります。

具体的な手順の詳細は、こちらの記事で解説していますので御覧ください。

長府ボイラーの修理の問い合わせ先と修理費用の目安

修理費用の目安

長府ボイラーを修理したい場合はメーカーに連絡して修理してもらうのが一般的です。

修理費用は、状況次第ですので一概に言えません。

軽微な清掃や点検のみであれば、1万円以内におさまることもありますが、部品交換となると1〜3万円(状況次第ではそれ以上)かかることもあります。

なお、メーカーに連絡して修理を依頼した場合、修理にはメーカーの担当者ではなく代理店の担当者が来ることが多いです。

出張費は、担当者の店舗が遠いほど高くなってしまいます。

近くに信頼できる給湯器専門業者があれば、そちらに連絡するほうが、修理費用は安くなります。

近くに信頼できる給湯器専門業者がいるなら、メーカーではなく、専門業者に連絡しても良いでしょう。

メーカー修理窓口の手順と電話番号

電話による長府製作所の修理窓口の受付手順は次のとおりです。

  1. 長府製作所の修理窓口に電話する
  2. 電話で連絡先・品番・訪問日を打ち合わせる
  3. 指定日に修理担当者が訪問し、修理品を診断する
  4. 修理を実施する
  5. 修理料金を支払う

※現場確認の結果、部品の手配が必要になった場合は日を改めて訪問することがあります。

▼長府製作所の修理窓口の受付時間

24時間 365日受付

▼長府製作所の修理窓口の電話番号

・フリーダイヤル 0120-925-339

・携帯電話(有料)0570-666-339

詳しい内容はこちらで書いています。

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