長府ボイラーエラーコード170の対処法!高温検知の原因と熱交換器の確認

長府ボイラーのエラーコード170って何?

170の警報のリセットはどうすればいい?

警報が頻発するときは何が起こっているの?

そんな疑問に答える記事です。

長府ボイラーのエラーコード170は、燃焼中の高温検知を知らせる警報です。

エラーコード170の警報検知に、どう対処すればいいのか、気になる方も多いでしょう。

この記事では、長府ボイラーで170のエラーコードが出たときに、必ず確認しておきたいポイントを具体的に解説します。

不要な出費やトラブルを避けて、落ち着いて対処するためにも、ぜひ最後まで読んでみてください。

この記事で分かること
  • 長府製作所の公式説明
  • エラーコードのリセット方法
  • エラー170の確認事項
  • エラー170で不良が疑われる部品例
  • 修理費用の目安や問い合わせ先
目次

長府ボイラー「170」エラーコード一覧

長府ボイラーのエラーコード「170」は、燃焼中のバーナー部の高温検知を知らせるエラーです。

こちらは長府製作所が公式サイトで公開しているエラーコードの解説です。

スクロールできます
警報/表示内容警報解除方法原因・確認事項処置
170燃焼中にバーナー(風洞)部の高温検知による運転停止です台所リモコンの【運転SW=OFF/ON】により警報解除します【電源電圧の低下・台風等の強風下での燃焼・排気経路の閉塞】を確認して下さい【復帰しない 又は 再発する】場合は【点検・修理】を依頼してください
横スクロールできます

警報は故障や不具合だけではなく、一時的な誤作動で起きることがあります。

まずは次の方法で警報解除を試してみましょう。

長府ボイラーエラーコードの直し方・警報リセット方法

公式サイトの案内にもあるように、エラーが出たら、まずは警報を解除しましょう。

長府ボイラーのエラーを解除しリセットする場合は、リモコンの運転スイッチを押します。

台所リモコンの【運転SW=OFF/ON】により警報解除します(公式サイトより)

台所リモコンの運転スイッチの「切」のボタンを押して一度電源を切り、その後もう一度「入」のボタンを押して電源を入れましょう。

これでエラーは解除・リセットされます。

この方法でエラーを解除・リセットしても再表示される場合、一時的な誤作動でのエラー表示ではありません。

次の「原因と確認事項」を確認し、復帰しなければ専門業者へ連絡しましょう。

長府ボイラーエラー170の高温検知の原因

エラーコード170が表示される原因は、「燃焼中にバーナー(風洞)部の高温検知による運転停止」です。

長府製作所の公式サイトにもあるように、エラーコード170が表示された場合はまず下記3つを確認します。

  • 電源電圧の低下
  • 台風等の強風下での燃焼
  • 排気経路の閉塞

電源電圧の低下

電源電圧の低下に影響するような外的要因はないか、確認してみましょう。

付近に強力な電波発生源(放送局・無線局など)があると低下することがあります。

この場合は、個人では対応できないため専門業者に相談することになるでしょう。

ただ、めったにない稀なケースですので、通常は次の2つを確認します。

台風等の強風下での燃焼・排気経路の閉塞

台風等の強風下での燃焼・排気経路の閉塞が起こっていないかどうか、確認しましょう。

台風等の強風の影響で、空気の逆流が起きると、排気を吸い込んでエラーが表示されます。

また、ススが溜まっていたり異物が詰まっていて排気経路が閉塞していても、エラーが表示されます。

排気が滞留すると、行き場を失った排気ガスはもう一度給湯器に吸い込まれます。

すると、不完全燃焼やススづまりに繋がり、高温検知のエラー170が出ることがあります。

なお、素人目には排気経路の閉塞はなくても、空気が滞留しやすい場所に長年ボイラーを置いていたケースでも、同様の症状が起きることがあります。

実際には経年とともにススが機械内部に溜まり、結果的に部品の不具合を起こしていることがあるためです。

高温検知で故障が疑われる部品例

  • 電源電圧の低下
  • 台風等の強風下での燃焼
  • 排気経路の閉塞

これらについて確認して問題がない場合には部品の故障が疑われます。

高温検知で故障が疑われる部品の例としてはバーナーサーミスタがあります。

バーナーサーミスタとは、灯油ボイラーに点火するバーナー部の温度を検知する部品です。

ススづまりや経年劣化などでバーナーサーミスタが正常に働かず、通常の温度でも高温検知のエラーを出している可能性があります。

バーナーサーミスタを交換するには、基盤を取り外してバーナーを取り出す必要があります。

バーナーの部品の交換は個人で対応するのは大変危険です。

DIYによって、かえって機械全体が不具合や故障につながったり、怪我をしてしまうケースもあります。

個人での対応はおすすめできないため、メーカーや専門業者に点検修理を依頼しましょう。

長府ボイラーエラー170の対処

メーカーが推奨する方法

長府製作所が公式サイトで推奨している対処方法は次のとおりです。

【復帰しない 又は 再発する】場合は【点検・修理】を依頼してください

台所リモコンでエラーを解除・リセットしても再表示される場合、部品の故障などが考えられます。

メーカーやご自分がボイラーを購入する際に契約した販売店に、点検修理の依頼をしましょう。

長府ボイラーの修理の問い合わせ先と修理費用の目安

長府ボイラーを修理したい場合はメーカーに連絡して修理してもらうのが一般的です。

修理費用は、状況次第ですので一概に言えません。

軽微な清掃や点検のみであれば、1万円以内におさまることもありますが、部品交換となると1〜4万円(状況次第ではそれ以上)かかることもあります。

なお、メーカーに連絡して修理を依頼した場合、修理にはメーカーの担当者ではなく代理店の担当者が来ることが多いです。

出張費は、担当者の店舗が遠いほど高くなってしまいます。

近くに信頼できる給湯器専門業者があれば、そちらに連絡するほうが、修理費用は安くなります。

近くに信頼できる給湯器専門業者がいるなら、メーカーではなく、専門業者に連絡しても良いでしょう。

メーカー修理窓口の手順と電話番号

電話による長府製作所の修理窓口の受付手順は次のとおりです。

  1. 長府製作所の修理窓口に電話する
  2. 電話で連絡先・品番・訪問日を打ち合わせる
  3. 指定日に修理担当者が訪問し、修理品を診断する
  4. 修理を実施する
  5. 修理料金を支払う

※現場確認の結果、部品の手配が必要になった場合は日を改めて訪問することがあります。

▼長府製作所の修理窓口の受付時間

24時間 365日受付

▼長府製作所の修理窓口の電話番号

・フリーダイヤル 0120-925-339

・携帯電話(有料)0570-666-339

詳しい内容はこちらで書いています。

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