リース契約終了後(10年後)のエコキュートはどうする?特徴や手順も解説

リース期間10年が経過した後、エコキュートを買い取ることはできる?

10年経過したエコキュートは故障しやすい?

10年間リースしてから買い取る場合と、初めから購入する場合ではどちらがお得?

そんな疑問に答える記事です。

エコキュートのリース契約は、長期間エコキュートを借りることができる仕組みです。

リース契約の期間が終わる10年後(10年契約の場合)、機器はどうするのが良いか、気になる方もいるでしょう。

この記事では、エコキュートのリース契約が終わった後に取れる選択肢について具体的に解説します。

不要な出費やトラブルを避けて、落ち着いて対処するためにも、ぜひ最後まで読んでみてください。

この記事で分かること
  • エコキュートのリース契約終了後の対応4つ
  • リース契約終了後のエコキュート買い取りのリスク
  • リース10年間+買い取りとはじめから購入では、どちらがお得?
目次

エコキュートのリース契約終了後の対応4つ

リース期間が10年経過した後、使用していたエコキュートはどうなるのでしょうか。

エコキュートの10年のリース期間終了後は、以下のような4つの選択肢のどれかを取ることになります。

  • エコキュート返却
  • リース契約の更新
  • エコキュート買い取り
  • エコキュート譲渡

ただし、リース会社によっては返却のみの場合もあるので、リース契約時によく確認しておくとよいでしょう。

エコキュート返却

リース契約終了時には、リース会社にエコキュートを返却するのが基本です。

エコキュートを返却するときの手順

  • リース会社に終了の旨を伝える
  • リース会社が取り外し工事を手配する(取り外し費用が発生する場合あり)
  • エコキュートを返却後、新しい機器を購入または新たにリース契約を結ぶ

エコキュート返却の特徴

リース後のエコキュートの返却は、新しい機器に切り替えたい人におすすめです。

エコキュートを返却すれば、古いエコキュートの処分はリース会社が担当するため手間がかかりません。

また、新しいエコキュートに切り替えることで最新の省エネ性能や技術を活用できるでしょう。

しかし、契約条件にもよりますが、取り外し費用がかかる場合があります。

新たなエコキュートを購入もしくはリースするための費用も発生するでしょう。

エコキュート買い取り

契約終了後に現在使用中のエコキュートを買い取る選択肢も一般的です。

多くのリース会社では、契約終了後に機器を買い取るオプションが用意されています。

買い取り費用は契約内容や機器の状態によりますが、目安として数万円から数十万円が必要です。

エコキュートを買い取るときの手順

  • リース会社に買い取り希望を伝える
  • 機器の買い取り価格が提示される(価格は機器の状態や契約内容による)
  • 買い取り価格を支払う

エコキュート買い取りの特徴

エコキュートを買い取ると、今使っているものをそのまま利用できるため、取り外しや新規設置の手間がなくてすみます。

また、新たな契約を結ぶ必要がないため、短期間で対応ができるでしょう。

ただし、今後の故障リスクが高くなることやメンテナンスや修理費用は自己負担となることに注意しておきましょう。

リース契約の更新

一部のリース会社では、リース契約を延長できる場合もあります。

これにより、新しいエコキュートを導入するのではなく、引き続き現在の機器を利用する選択肢が選べます。

リース契約を更新するときの手順

  • リース会社に更新希望を伝える
  • 新たな契約条件(リース料や期間など)を確認し合意する
  • リース契約を延長し、現在のエコキュートを継続利用する

リース契約更新の特徴

リース契約を更新すると、初期費用がかからずリース契約中の保証も受けられます。

長期的に見てコストが高くなる可能性があること、古い機器のため性能や省エネ効果が低下する可能性があることに注意しましょう。

エコキュート譲渡

リース会社や契約内容によっては、契約終了後のエコキュートを貰える場合があります。

九州電力エリアの【九電スマートリース】では、契約期間終了後、機器は無償譲渡されます。

(リース料金の完済が条件となります)

九電スマートリースの特徴や、利用した場合の価格について、詳しくはこちらの記事を御覧ください。

リース契約終了後のエコキュート買い取りのリスク

故障しやすくなっている

エコキュートの平均的な寿命は10–15年とされています。

使用状況やメンテナンス状況によって異なりますが、経年劣化によって以下のようなトラブルが発生しやすくなります。

  • 貯湯タンクの劣化
  • ヒートポンプユニットの故障
  • 配管や部品の劣化

そのため、10年間契約した後にエコキュートを買い取っても、すぐに壊れて買い替えになってしまうかもしれません。

そのような事態を防ぐためにも、寿命を少しでも伸ばせるようにこちらの記事を参考にしてみてください。

保証がなくなる

エコキュートのリースサービスでは、利用期間中は専門業者が無料で修理を行ってくれます。

リース契約期間中、商品はあくまでも設置元の会社の所有物です。

故障してしまった場合の修理費用はリース元の会社が負担するので、無償で使い続けることが出来ます。

しかし、契約終了と同時にリース会社による保証も終了してしまいます。

買い取り後に発生した故障では保証が効かず、修理費用または買い替え費用を個人で全額負担…なんてことになってしまうかもしれません。

そのようなリスクも考えて、エコキュートリース後の対応を考えてみるとよいでしょう。

「リース10年間+買い取り」と「はじめから購入」では、どちらがお得?

リース10年間+買い取りの場合と、はじめから購入する場合では、どちらがお得なのでしょうか。

リースと購入の特徴は以下の表のようになっています。

リース購入
初期費用ほぼ不要高額(30–60万円程度)
毎月の支払い月々のリース料(6,000円程度)なし(購入時のみ)
故障時の対応リース会社が負担自己負担
契約終了後の選択肢返却・買い取り・契約更新が可能買い替えの場合は再度購入費用が必要
長期的な総コスト購入に比べて高くなる場合がある初期費用は高いが、長期的には割安になることが多い

エコキュートをリースするメリットには以下のようなものがあります。

  • エコキュート導入時の初期費用0円
  • 無料修理サービス・保証

しかし、デメリットも多くあります。

  • 契約期間中は解約できない
  • 選べる機種が限られる
  • 工事費用がかかる場合がある
  • リース会社に対象地域がある
  • リース契約満了後は機器は返却(例外あり)
  • 長期的に見ると購入するより高コスト

これらのポイントから、初期費用を抑えたい方・故障リスクを避けたい方・定期的に最新機器に切り替えたい方は、リースがおすすめです。

反対に、長期的に見たコストを抑えたい方・自分でメンテナンスなどの管理ができる方は購入がおすすめです。

詳しくはこちらの記事を御覧ください。

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