日立エコキュートC09|沸き上げ動作異常エラーの解除方法と修理費用の目安
日立エコキュートエラーのC09って何?
C09のエラーの原因や解除方法は?
C09の修理費用はいくらかかる?
そんな疑問に答える記事です。
日立エコキュートの画面に表示される「C09」は、お湯を沸かす機能がうまく働いていない「沸き上げ動作異常」を知らせるエラーです。
一般的にヒートポンプ配管の詰まりやエア噛みが疑われるエラーですが、一時的な機械の誤作動のケースもあります。
まずは落ち着いて、台所リモコンでリセットしたり日立エコキュートの漏電遮断器(ブレーカー)を一度切り、再度入れ直すリセット操作を行い、エラーが消えるかどうかを確認してください。
ブレーカーのオンオフという解除方法を試してもお湯が出ない場合は、配管の不具合や部品の故障が疑われます。
この記事では、日立エコキュートにC09のエラーが出たときに、必ず確認しておきたいポイントを具体的に解説します。
不要な出費やトラブルを避けて、落ち着いて対処するためにも、ぜひ最後まで読んでみてください。
この記事を読んでわかること
- 日立エコキュート「C09」エラーの原因と症状
- 自分で安全に行えるエラーの解除方法と手順
- 「C09」の修理費用の目安とメーカー修理の特徴
- 設置年数に基づく、修理と買い替えの正しい判断基準
日立エコキュート「C09」エラーの原因と症状
日立エコキュートの画面に表示される「C09」は、お湯を沸かす機能がストップしてしまう「沸き上げ動作異常」を知らせるエラーです。
お湯を作るヒートポンプユニット(室外機)を巡る水(またはお湯)の循環に、何らかの支障が出ているサインを表しています。
主な原因は、ヒートポンプ配管のエア噛みや凍結、ストレーナーの詰まり、または内部基板の故障などです。

ヒートポンプ配管とは、上の図にあるとおり、タンクと室外機を繋ぐ配管のことです。
一時的な機械の誤検知の可能性もありますが、何度もエラーを繰り返したり、お湯が全く使えない状態が続くなら、早急な原因特定と対応が必要です。
配管のエア噛みや詰まりが主な原因
C09エラーを引き起こす身近な原因として多いのが、ヒートポンプ配管の中に入り込んだ空気(エア噛み)や、ゴミを取り除くストレーナーの詰まりです。
配管の中で水がスムーズに循環できなくなり、日立エコキュートが異常を検知して安全のために停止してしまいます。
| C09エラーの主な原因 | 原因の詳細 | エコキュートへの影響 |
| エア噛み | ヒートポンプ配管内に空気が混入した状態 | 水の循環が妨げられ、沸き上げができない |
| ストレーナーの詰まり | フィルター部分にゴミや水垢が蓄積 | 水流が弱まり、ポンプに大きな負荷がかかる |
| 配管の折れ・潰れ | 配管が物理的に変形してしまっている | 水が通れず、システムが異常を検知して停止する |
ちなみに、配管凍結の疑いがあるときは、慌てず自然解凍を待つことで元に戻ります。こちらの記事も参考にしてみてください。
基板やヒートポンプの故障の可能性
もう一つの厄介な原因が、日立エコキュート内部の基板やセンサーといった精密部品の寿命や故障です。長く使っていると部品自体が劣化して壊れてしまうケースが多くなります。電子回路がショートしたり、センサーが正しい温度を測れなくなったりします。
| 内部部品の故障パターン | 故障の状況 | ユーザーの対応方法 |
| 制御基板の不具合 | コンピューター部分が誤作動を起こしている | プロの専門業者による基板の交換が必要 |
| 各種センサーの故障 | 水温や水量を正しく検知できていない | 故障した部品の特定と交換修理が必要 |
| ポンプ自体の寿命 | お湯を循環させる押し出す力がなくなっている | ヒートポンプ全体の修理や新しいものへの買い替え |
自分で安全に行えるエラーの解除方法と手順
エラー解除(点検表示のリセット)の基本的な手順は以下のとおりです。
タンクユニットの電源を5秒以上切ってから再度オン。
※リモコンに「メニューボタン 3秒以上押す」と表示された場合はそれも行う。
お手元に取扱説明書があればその指示に従うのが一番確実ですが、以下で操作例をお伝えします。
リモコンでのエラー解除
リモコンのメニューボタン を3 秒以上押します。(又はふろ自動ボタン 2 回押します。)

タンクユニットの電源スイッチでのエラー解除
タンクユニットの電源スイッチ(ブレーカー)を切り、5 秒後に入れ直してください。

基本的にすべてのエラー表示は、台所リモコンの強制解除でいったん解除(リセット)できます。
漏電遮断機のOFF/ONすれば機械全体を強制的にリセットできます。
エラー解除方法がどうしても分からない方は、お買上げの販売店にご相談、または取扱説明書もご確認ください。
日立エコキュートエラーC09の修理費用の目安
メーカー保証期間と無償対応
メーカーへ修理依頼する場合、保証期間内であれば、無償修理できる場合があります。
まずはお手元の保証書や取扱説明書で保証期間内かどうかを確認しましょう。
一般に、メーカー保証は購入時に自動でついてきます。また、有償の延長保証サービスに加入していれば、もっと長い期間無償対応してくれます。
例)保証目安
| 日立エコキュートの部品 | 無償の保証期間 | 保証適用の条件 |
| 本体ユニット全体 | 設置から1年間 | 通常の使用範囲内での自然故障 |
| 冷却回路(冷媒循環) | 設置から3年間 | ガス漏れやヒートポンプ内部の異常 |
| 貯湯タンク内の水漏れ | 設置から5年間 | タンク本体の溶接部などからの水漏れ |
| 延長保証オプション | 7年〜10年間 | エコキュート購入時に加入している場合 |
保証期間を過ぎている場合は、有償修理の扱いとなり、修理費用がかかります。
保証期間外(有償修理)のC09エラー修理費用
「C09」表示 (沸き上げ動作異常)という症状で、修理料金の目安は約1.5万円〜7万円程度が目安となります。
例)修理箇所別の修理費用イメージ目安
| 日立エコキュートの修理箇所 | 修理費用の相場 | 作業内容の目安 |
| 水温センサーの交換 | 約1.5万円〜3万円 | センサー部品の交換と動作確認 |
| 制御基板の交換 | 約3万円〜5万円 | エラーを起こす基板の取り替えと設定 |
| ヒートポンプ配管修理 | 約3万円〜7万円 | 配管の詰まり除去やエア噛み修理 |
| ヒートポンプユニット交換 | 約15万円以上 | ヒートポンプ自体の買い替え |
ヒートポンプユニットの交換は、他の部品に比べ修理費は割高です。
これは日立だけでなくどのメーカーでも同じで、コンプレッサ関連の修理費用は10万円以上かかるのが一般的です。
動作異常の原因が何かによって、修理箇所が異なるため、修理代は目安を大幅に超える可能性があります。
修理内容は現場をみてからの判断になるため、修理代を事前に予想するのは難しいでしょう。
他の症状別の料金一覧は、こちらの記事にまとめて記載しています▶症状別の料金一覧を確認する
メーカー修理の特徴
メーカー窓口に修理依頼した場合の修理費用は、次のように計算されます
修理費用 = 技術料 + 部品代 + 出張費
基本的に、機械の一時的な誤作動によるエラーだった場合、部品交換などの修理は不要です。
しかし仮に部品交換などの修理が不要でも、技術料と出張費はしっかり請求されるのがメーカー修理の特徴です。
例)日立が公開している出張料の目安
出張料:3,850円(税込)
見積もりの結果、修理キャンセルとなった場合:5,830円〔税込〕
メーカーの修理費用が高いと感じる方は、もし可能であれば、先に販売店(据付工事店)に連絡してみましょう。
販売店(据付工事店)の連絡先は、通常は、お手元の取扱説明書や保証書に記載されています。
販売店側の過失(施工ミスなど)の場合は、修理費をサービスしてくれる可能性もあります。
または、地元で信頼や実績のある給湯器の専門業者を知っていれば、そちらに連絡しても良いでしょう。
電話などで問い合わせて具体的な症状を伝えると、必要な応急処置を教えてくれます。
地元の業者であれば、出張費を安くサービスしてくれたり、良心的な料金体系で修理に応じてくれるところもあります。
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設置から10年という寿命を基準にした修理と交換時期の判断基準
設置から10年近く経っているパナソニックエコキュートの場合、今回高い修理費用を払って直しても、数ヶ月後に次々と別の部品が壊れるリスクが潜んでいます。修理を繰り返して長く使い続ける選択もありますが、メーカーの部品供給期間は10年のため、いずれ「部品がないため修理できない」と言われるタイミングが来ます。以下の目安を参考に、早めに新しいエコキュートへの交換を検討しておくのがおすすめです。
- 設置から5年以内なら迷わず修理
- 7年から9年目は修理と見積比較
- 10年以上は交換を選ぶべき理由
設置から5年以内なら迷わず修理
設置してから5年以内であれば、修理を選んでください。理由は、パナソニックの無償保証期間がまだ残っている可能性が高く、出張費や部品代などの費用をかけずに直せるケースが多いからです。仮に有料の修理になったとしても、機械全体の寿命まではまだまだ余裕があるため、今直せば十分に長く使い続けることができます。
| 設置からの年数 | 優先すべき行動 | 期待できるメリット |
| 1年〜3年未満 | パナソニックのメーカーサポートへ連絡 | 多くの部品が無料で直る可能性が高い |
| 3年〜5年未満 | 保証書の確認と専門業者への相談 | タンク内の故障なら無料で直せるケースあり |
7年から9年目は修理と見積比較
設置から7年目から9年目のタイミングでエラーコード h78が発生した場合は、修理か新しいエコキュートへの交換か、を同時に比較検討してください。この時期になると色んな部品がトラブルを迎え始めるタイミングであり、点検の結果、他でも不具合がみつかって修理代が跳ね上がることもあります。
| 修理費用の提示額 | 推奨する判断基準 | 選ぶべき理由 |
| 1万円〜3万円程度 | 修理してもう少し使い続ける | 出費が少なく一時的な延命が十分に可能 |
| 10万円以上 | 新しいエコキュートへの交換と比較検討 | 他の部品も壊れるリスクも徐々に高まる時期のため |
10年以上は交換を選ぶべき理由
10年以上使用している機械でH78エラーが出た場合、高いお金を払って修理するよりも、新しい製品への交換時期と割り切って選ぶことが良いこともあります。10年以上経った機械は全体の劣化が進んでおり、今回直しても来月には別の部品が壊れてまたお湯が出ないという、負の連鎖が起きやすいからです。国や自治体の補助金も活用できることもあるため、長い目で見るととてもお得に新品に交換できるケースもあります。
| 交換を選ぶメリット | 具体的な効果 |
| 電気代の節約になる | 最新の省エネ機能で毎月の光熱費が安くなる |
| 補助金を活用できる | 国や自治体の制度を使って数万円お得に買える |
| トラブルから解放される | お風呂の途中で急に冷たい水になる不安が消える |
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