ナショナル電気温水器エラーU61|お湯切れエラーコード解除方法は?頻発時の原因と対処法も解説
三菱電気温水器のエラーU61って何?
エラーコードの解除方法は?お湯切れはすぐ直る?
頻発するときはどうすればいい?
そんな疑問に答える記事です。
三菱電気温水器のエラーU61は「タンク内のお湯切れ」を示すエラーです。
故障ではないエラーとされていますが、頻発する場合は注意が必要です。
サーミスタなどの部品に不具合がありエラーが出ている場合があるからです。
この記事では、電気温水器のエラーU61の公式解説や、エラーが頻発する場合の修理・交換費用などについて具体的に解説していきます。
不要な出費やトラブルを避けるためにも、ぜひ最後まで読んでみてください。
- 三菱電気温水器エラーU61のお湯切れとは
- 三菱電気温水器エラーU61のエラーコード解除方法
- U61エラーが頻発するときに疑われる原因と対策
三菱電気温水器エラーU61のお湯切れとは
三菱電気温水器の「U61」は主に「湯切れ検知」を示すエラーです。
タンク内のお湯切れで、お湯はり時の湯温が低い
ことを示しています。
電気温水器はあらかじめタンクにお湯を沸かして貯めておき、必要なときにお湯を給湯する仕組みで動いています。
このお湯が不足してしまうと、温度が下がり、エラーを検知します。
三菱電気温水器エラーU61の正しい対処法
エラーが出たら、まずはお手元の取扱説明書で正しい対処法を確認してください。
通常、U61は「お湯切れ」を伝えるもので、故障ではありません。
正しいステップでエラーコードを解除し、お湯を沸かせば元通りになります。
エラーコード解除方法
以下は公式の取扱説明書の抜粋です(品番:DH-37G3SUBM)
浴室リモコンの切/入スイッチを押して、異常を解除する
これが正しいエラーコード解除手順となります。

取扱説明書にもあるように、異常を解除したら以下の手順で対処しましょう。
- 台所または浴室リモコンの「湯量設定」を変えて湯切れしないようにする
- ふろ自動スイッチを推し、ふろ自動運転をする
必要な時に瞬間式でお湯を沸かすガス給湯器やボイラーに比べると、電気温水器はお湯を沸かすのに時間がかかります。
お湯切れ復活まで、粘り強く待つ必要があります。
U61エラーが頻発するときに疑われる原因と対策
U61エラーが頻発する主な原因
上記の手順を試してもエラーがすぐに再発したり、そもそも解除できなかったりする場合、温水器内部の部品故障が考えられます。
ナショナル時代の古い製品の場合、以下の経年劣化による部品故障がU61を引き起こす主要な原因となっていることがあります。
給湯サーミスタの故障
サーミスタとは、お湯の温度を検知するセンサーです。
このセンサーが故障すると、実際にはタンクにお湯があっても「温度が低い=湯切れだ」と誤って検知してしまい、U61エラーを出すことがあります。
この場合、サーミスタの修理(部品交換)が必要となります。
給湯混合弁の故障
給湯混合弁は、タンク内の高温のお湯と、設定温度に調節するための水を混ぜ合わせる重要な部品です。
この弁が正常に動作しないと、お湯の供給が不安定になり、リモコン側で正常な温度のお湯が供給されていないと判断され、U61エラーにつながります。
この場合、混合弁の修理(部品交換)が必要となります。
制御基板の故障
温水器全体のコントロールを行う制御基板が、不具合を起こしている可能性もあります。
制御基板が経年劣化や水分・結露などにより故障すると、センサーからの信号を正しく処理できなくなり、誤ったエラーコードを頻発させることがあります。
この場合は、制御基板の修理(部品交換)が必要となります。
パナソニック(ナショナル)電気温水器の修理費用や修理日数の目安
保証期間外の修理費用の目安
パナソニックは症状別の修理費用の目安を公開しています。
エラーコードU61(湯切れ異常)の修理費の目安は31,000円程度です。
詳しく修理目安の一覧を見たい方は以下の記事を参照してください。
症状別の修理費用の一覧はこちら▶メーカー公式の修理費用一覧
修理日数の目安
実際の現場の修理時間は、2〜3時間程度で終了するケースが多いです。長くても半日程度でしょう。
しかしメーカー窓口に修理依頼するとメーカーが担当者を手配するのに日数がかかる場合があります。
繁忙期には問い合わせてから修理に来てもらうまでに2〜3日(またはそれ以上)かかるケースも多いです。
型式が古い電気温水器は修理できない可能性も
保証期間内であれば無料でメーカー修理してもらえます。
しかしナショナルの電気温水器の場合は古いものが多く、保証期間は過ぎていることがほとんどです。
さらに、メーカー側の部品保有期間は、生産終了から10年間となっているため、その期間を過ぎていると、修理用の部品が入手できないこともあります。
修理用の部品がないと、電気温水器を丸ごと交換するしかありません。
メーカー窓口に問い合わせても買い替えを勧められることが想定されます。
型式が古くても、品番によってはメーカーではなく給湯器専門業者が部品を持っていることがあります。
メーカーだけでなく、給湯器専門業者へ問い合わせてみてもよいでしょう。
当社は九州エリア(一部除く)で迅速対応中です!
▶電気温水器の修理のご相談はお電話又はLINEでお問合せください
パナソニック(ナショナル)電気温水器の修理問い合わせ手順
パナソニック(ナショナル)の公式の修理窓口の受付手順は次のとおりです。
- パナソニック修理ご相談窓口に電話する
- 電話で連絡先・品番・訪問日時を打ち合わせる
- 指定日に修理担当者が訪問し、修理品を診断する
- 担当部門より、訪問日時の調整のご連絡がある(電話)
- 修理を実施する
- 修理料金を支払う
▼パナソニック修理ご相談窓口の受付時間
| 月〜土 | 9:00〜19:00 |
| 日・祝及び年末年始 | 9:00〜18:00 |
▼パナソニック修理ご相談窓口の電話番号
| フリーダイヤル(携帯OK) | 0120-872-150 |
| フリーダイヤルに接続できない場合(有料) | 06-6906-1090 |
もし発信者番号を非通知に設定している場合は、下記のように「186」をつけてダイヤルしてください。
| フリーダイヤル(携帯OK) | 186-0120-878-554 |
| フリーダイヤルに接続できない場合(有料) | 186-06-6906-1090 |
このように「186」をつけることで、万が一途中で電話が切れたときでも、メーカー側から電話をかけ直すことができます。
詳しい手順は以下の記事も参考にしてください。
電話がつながらない/即日対応が難しいケースも
メーカーの修理窓口の電話回線は混み合っていることが多いです。
さらに日中の受付時間は限られるため
なかなか電話がつながらない…!
というときには、焦ってしまうかもしれません。
また、メーカーの修理窓口に依頼する場合、基本的に、技術員の手配に日数を要します。
今すぐ修理に来てほしい…!
そう思っても、即日対応できるかどうかは、状況次第です。
急ぐ場合は、地元の給湯器の専門業者にも電話などで問い合わせてみましょう。
地元の業者なら、近くなのですぐに駆けつけてくれ、即日対応してくれるところもあります。
また修理費用もメーカー修理に比べると安くすむ場合があります。
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