オール電化で一人暮らしの電気代の平均は?夏と冬の違いや北海道事情・おすすめ節約術も紹介

オール電化で一人暮らしの場合、季節ごとに、平均でどれくらいの電気代がかかるのでしょうか?

今回は

  • オール電化で一人暮らしの電気代の平均
  • オール電化で一人暮らしの夏と冬の電気代
  • オール電化で一人暮らしの電気代のおすすめ節約法
  • 北海道など寒冷地の電気事情

などについてご紹介していきます。

目次

オール電化で一人暮らしの電気代の平均

オール電化で一人暮らしの電気代の平均は約1万円と言われています。

こちらは関西電力が発表したオール電化住宅の光熱費です。

オール電化住宅で一人暮らしのご家庭の月間の平均光熱費は11,222円となっています。

  • 1ヶ月にかかる電気代は月11,222円
  • 1年間にかかる電気代は年134,664円

ということになります。

出典:関西電力公式サイト

しかし、実際の電気代は季節ごとに変動するものです。

オール電化で一人暮らしの場合、季節ごとに、どれくらいの電気代がかかるのでしょうか?

季節ごと|オール電化で一人暮らしの夏と冬の電気代は?

実際の1ヶ月あたりの電気代は、季節ごとに変動するのが一般的です。

夏は冷房を使いますし、冬は暖房機を使うため、季節ごとに、どれくらいの電気代が平均なのか、気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

季節ごと|一般的な一人暮らしの電気代

こちらは、一般的な一人暮らしの電気代の傾向です。

政府統計ポータルサイト(e-Stat)で公開されています。

時期電気代平均
2021年7〜9月4,617円/月
2021年10月〜12月5,041円/月
2022年1〜3月7,553円/月
2022年4〜6月5,370円/月
出典:政府統計ポータルサイト(e-Stat)より

7〜9月(夏)の時期に比べると、1〜3月(冬)の時期の電気代は約 1.6 倍になっています。

平常時に比べて冬は電気代が約1.5〜1.6倍に跳ね上がるという傾向がわかります。

季節ごと|オール電化で一人暮らしの電気代

オール電化で一人暮らしの季節ごとの電気代は、公的なデータがありません。しかし、ある程度の試算はできます。

関西電力の公開データに加え、政府統計ポータルサイト(e-Stat)情報の季節ごとのパターンを加味して、ざっくり試算してみたところ

オール電化で一人暮らしの場合

  • 夏の電気代の平均は9,198円〜10,025円
  • 冬の電気代の平均は14,992円

となりました。

▼【近畿地方】1ヶ月あたりのオール電化で一人暮らしの電気代平均

時期オール電化の電気代平均
7〜9月9,198円
10〜12月10,025円
1〜3月14,992円
4〜6月10,669円
年間の電気代合計134,652円

上はあくまで試算にはなりますが、現在の電気代が全体の平均に比べて高いのか低いのか、季節ごとの参考になるのではないでしょうか。

実際にオール電化で一人暮らしの方の口コミも見てみましょう。

Q. オール電化で、一人暮らしなら電気代いくらくらいですか?

間取りは1Kでオール電化です。
夏は5000円~6000円でした。
冬は7000円~8000円です。
毎日お風呂はお湯を溜めて浸かってるのが原因かと…。

https://question.realestate.yahoo.co.jp/knowledge/chiebukuro/detail/12256055192/

Q. 一人暮らし1dkのオール電化で電気代が28000てありえますか?平日は仕事で土日どちらかは家を空けています。湯船はほとんど使わず、シャワーも15分程度だと思います。

電気代を問題にするときは使用電力量が分からないことには話にならない。
どんだけ使ってんのかな。
我が家二人暮らしですが、6月は7,000円ちょっとです。一番多い時で今年の1月、それでも2万は越しません。
おそらく賃貸だとは思うが、電力会社とか契約プランがどうなっているのかも確かめることです。一人暮らしでありえない金額。言い忘れました、我が家もオール電化です。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12264181852

口コミを見る限りでは、オール電化で一人暮らしの電気代は、一般的には関西電力のデータ通り約1万円前後が妥当といえるのではないでしょうか。

オール電化で一人暮らしの電気代が2万円を超える場合は、何かで異常に電力を消費している原因があるかもしれないので、いちど見直しをしてみると良いかもしれません。

おすすめ!オール電化の一人暮らしで電気代を節約する方法

オール電化で手っ取り早く電気代を節約するなら、プランを見直してみるのがおすすめです。

通常、オール電化住宅向けの電気料金プランは、夜間は割安な料金となっている一方で、昼間は割高な料金が適用されることが多いです。

最近は、在宅勤務者なども増えてきており、新しい電力会社を中心に昼間も料金が安いプランが出てきています。

出典:Looopでんき公式サイト

ライフスタイルに合ったプランへ変更することで、いまの電気代をもっと節約できるかもしれません。

電気料金の安い時間帯を把握しておき、その時間に家事を済ませたり、家電を動かすのも賢い方法です。

オール電化住宅で、もっとも消費電力が激しいのは

1位:給湯

2位:暖房

というデータがあります。

給湯器や暖房を中心に、省エネモードなどを活用してみましょう。

北海道編|オール電化で一人暮らしの電気代

すでにご紹介したように関西電力のデータから試算するとオール電化の場合

  • 夏の電気代の平均は9,198円〜10,025円
  • 冬の電気代の平均は14,992円

となります。

北海道は、冬の寒気が厳しい寒冷地に分類されます。

北海道のオール電化住宅で一人暮らしをしていると、もっと電気代がかかるイメージがあるかもしれません。

しかし、実際のところは、冬の北海道でも電気代は1万5千円程度で済んでいるという声があります。

北海道 一人暮らし 賃貸住宅 オール電化電気代の請求が1万5千円ぐらいきましたが普通でしょうか?北海道電力のドリーム8・ホットタイム22(L)に契約しています。暖房は蓄熱暖房、電気温水器、IHコンロ、手の込んだ料理はしませんが一応自炊しています。毎日シャワーを浴びて週末は風呂に入ります。ちょっと高いような気がしますが妥当な金額なのでしょうか?

https://question.realestate.yahoo.co.jp/knowledge/chiebukuro/detail/1236831917/

私は北海道、1LDK、オール電化で暖房はパネルヒーター、契約は一緒のドリーム8とホットタイム22ですが冬場は1万3千円ぐらいです。ドリーム8の請求が5000円前後でホットタイム22の方は8000円前後。私の場合日中はほとんどいません、夜も週の半分はPM11:00頃帰宅。近所に温泉があるので週に半分は外でお風呂でそれ以外は家でお湯をためてます。料理は週3~4日夜のみ。暖房はリビングと寝室についてますがリビングのみつけっぱなしで部屋の扉は全部あけてます。ちょっと寒い時は小さい電気ストーブを使ってこの請求金額です。

https://question.realestate.yahoo.co.jp/knowledge/chiebukuro/detail/1236831917/

昔の電気暖房は、北海道の冷めきった部屋を暖めるのは難しく、電気代が高いと言われていました。

しかし最近は昔と違って断熱性の高い物件も増えていることに加え、最近のオール電化の賃貸物件は、寒冷地エアコンが完備されているものが多いです。

寒冷地エアコンは、マイナスに近い部屋の温度もすぐに暖めることが可能。

さらにパネルヒーターとの併用で、使い方次第でかなり節約することが可能と言われています。

ぜひ参考にしてみてくださいね!

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