エコキュートのブレーカーどこ?電源を落とす手順や注意点を解説

エコキュートのブレーカーはどこ?

家を空ける時、エコキュートのブレーカーは落としたほうが良い?

エコキュートを設置する時、何Aで契約すれば良い?

そんな疑問に答える記事です。

数日間家を空けるとき、エコキュートのブレーカーは落として行ったほうが良いのか迷うこともあると思います。

また、ブレーカー容量は、新しくエコキュートに設置するときに気になる項目の一つではないでしょうか。

この記事では、エコキュートのブレーカーにまつわる疑問を、具体的に解説していきます。

不要な出費やトラブルを避けて、落ち着いて対処するためにも、ぜひ最後まで読んでみてください。

この記事で分かること
  • エコキュートのブレーカーを落とす方法
  • エコキュートのブレーカーを落とすときの注意点
  • エコキュートに必要なアンペア数
目次

エコキュートのブレーカーの場所どこ?

エコキュートに関係のあるブレーカーは主に3つあります。

  • 分電盤のアンペアブレーカー
  • 分電盤のエコキュート用ブレーカー
  • 貯湯タンクの漏電遮断器(漏電ブレーカー)

1つ目の分電盤のアンペアブレーカーは、家全体の電源ブレーカーです。

通常は分電盤の左端にあります。

分電盤のアンペアブレーカーは、家全体の電源のON/OFFを操作できます。

分電盤のアンペアブレーカーをOFFにすると、エコキュートを含む、家全体の全ての家電やコンセントの電源をOFFにできます。

2つ目の分電盤のエコキュート用ブレーカーは、エコキュート専用のブレーカーです。

通常は分電盤のON/OFFスイッチ群のなかにエコキュート専用スイッチがあります。

エコキュート専用スイッチをOFFにすると、エコキュートへの通電を遮断することができますが、このスイッチはONのままにしておくのが一般的です。

3つ目は、貯湯タンクの漏電遮断器(漏電ブレーカー)です。

貯湯タンクの漏電遮断器は、貯湯タンクの中腹や下部にあるカバーを開けるとあります。

貯湯タンクの漏電遮断器は、エコキュート本体の電源です。

エコキュートの電源ブレーカーを落とすときは、通常は、この漏電遮断器をOFFにします。

エコキュートの電源ブレーカーを落とす方法

エコキュートは、お湯を沸かしてタンクの中にためておく貯湯式の給湯器です。

そのため、家に誰もいなくてお湯を全く使わない日にも、普段と同じ量のお湯を沸かしてしまいます。

使っていなくても保温と沸き上げを繰り返しますので、電気代と水道代がかかってしまいます。

リモコンの電源を切るだけではエコキュートは止まりません。

長期間留守にする場合は、沸き上げの設定を止めたり、エコキュートの電源ブレーカーを落としたりするようにしましょう。

沸き上げ停止の設定方法

数日間留守にするという場合には、エコキュートの沸き上げを停止することがおすすめです。

ほとんどのメーカーのエコキュートが、最長15日間は台所リモコンの設定だけで沸き上げを停止することが可能です。

メーカーや機種ごとにリモコンの操作方法が違いますので、お手元のの取扱説明書をご覧ください。

例として、パナソニックエコキュートの沸き上げ停止の方法を参考にしてみてください。

また、約1ヶ月以上使用しない場合は、配管の凍結防止とタンク内を清潔に保つために水抜きをしたい場合は、各メーカーの推奨手順を取扱説明書で確認してください。

沸きあげ停止の設定方法(パナソニック公式サイト)

  1. 「メニュー/戻る」を押して、「決定」で操作します。
  2. メニューの「沸き上げ設定」を選び、「決定」を押します。
  3. ▲▼で「休止設定」を選び「決定」を押します。
  4. ▲▼で休止期間を合わせ、「決定」を押します。

水抜きの方法(パナソニック2020年モデル以降)

  1. ふろ配管の水抜き
  2. タンクの水抜き準備をする
  3. 電源を切る
  4. 貯湯ユニット・ヒートポンプユニットの水抜きをする

パナソニック公式サイトはこちらから(水抜きの動画説明・手順書あり)▶リンク

エコキュートの電源ブレーカーを落とす方法

リモコンで設定できる沸き上げ休止期間よりも長期の外出をされる場合、エコキュートの電源を切っておきましょう。

外出している間に不具合が起こって、漏電や火災の原因になることがあります。

本体についている漏電遮断器をオフにして電源を切ります。

漏電遮断器は、タンクの正面に簡単なネジで開くカバーのなかにあります。

例)東芝

この漏電遮断器を「切」にすることで、エコキュートの電源を切ることが出来ます。

どのメーカーも電源の切り方は同じです。

マンションの場合はメーターボックスの中にあることが多いです。

ベランダに給湯器がある場合は、その近くにコンセントもあるでしょう。

エコキュートのブレーカーを落とすときの注意点

【冬季】凍結のリスクが高まる

また、エコキュートには凍結防止の機能が搭載されています。

この機能によって、0℃以下の環境でもヒートポンプユニット内部の水やお湯が凍らないようになっています。

しかし、電源を切ってしまうと凍結防止の機能が動かなくなり、凍結のリスクが高まります。

ブレーカーや本体の電源を落としたことによる故障の可能性

お家の中の給湯器用のブレーカーや本体の電源を落とすのも1つの手ですが、設置してから年数が経っていると、はずみで予期せぬ不具合が起こることもあるため、ご注意ください。

故障寸前の古いエコキュートが、ショートや漏電をきっかけに壊れる可能性があります。

もしブレーカーを落としたことでエコキュートが故障してしまった場合、長年使ったことによる経年劣化が原因だと考えられます。

10年以上使っているエコキュートの場合、交換できる部品がない可能性があります。

その場合、エコキュートまるごと交換することになる可能性もあります。

また、部品交換をするとき、メーカーに依頼すると出張・点検だけでも14,500円〜19,000円かかります。

なるべく出費を抑えたい方は、先に販売店(据付工事店)や地元の信頼できる専門業者に連絡しましょう。

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エコキュートに必要なアンペア数

オール電化でエコキュートを使用している家は、エコキュートを使用していない家に比べて使用電気量が増えます。

一般にエコキュートのアンペア数の目安は16~19Aです。

IHクッキングヒーターは20~30A・電子レンジは15Aが目安であり、これらを同時に使用する際に備えて通常よりも大きな電気量の契約が必要です。

エコキュートを使用している場合でも、1~2人暮らしで使い方に注意すれば、60Aで問題なく使用できるケースもあります。

ただし、調理中などにブレーカーが落ちるのを避けるためにも、人数やライフスタイルに応じて、60~100A程度で安心できる容量を選ぶのが無難です。

エコキュートは100Vの家電ですか?200Vの家電ですか?

エコキュートは200Vの家電です。

100Vと200Vの違いは電気を流す力(電圧)の強さです。

200Vは100Vに比べ、電気を流す力が2倍あるため、同じ仕事を100Vの約半分の時間で完了させることができます。

つまり、一度に流す電気の量が2倍でも流している時間は1/2なので、消費する電力量自体は変わらないのです。

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「エコキュートの修理は、どこに頼むといい?」

「エコキュートを、修理すべきか交換すべきか、迷ってしまう」

そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ坂口ボイラーにご相談ください。

「修理さえすれば、まだまだ使える」という様々なシチュエーションで、積極的に修理に応じております。

万が一、交換を検討される場合でも、坂口ボイラーでは、豊富な種類のエコキュートのラインナップを取り揃えています。

エコキュートに関しても在庫を豊富に確保しており、割引価格でご提供しています。

また、お使いのエコキュートから他社製エコキュートに切り替えたいという場合にもご相談をお受けしております。

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