エコキュートのメーカー別沸き増し設定方法は?かかる時間や電気代も解説!

エコキュートの沸き増しにかかる時間はどれくらいなのでしょうか?

沸き増しの設定方法は?

沸き増し中お湯の使用は可能なのでしょうか?

このような疑問に答える記事です。

急な来客など、お湯が必要なときは沸き増しを行いますが、どのくらい時間がかかるか心配に思うこともあるでしょう。

この記事では、エコキュートの沸き増しの設定方法やかかる時間について、具体的に解説します。

不要な出費やトラブルを避けて、スムーズに対処するためにも、ぜひ最後まで読んでみてください。

この記事で分かること
  • 沸き上げと沸き増しの違い
  • 沸き増しの設定方法
  • 沸き増しに必要な時間
  • 沸き増しにかかる電気代
目次

沸き上げと沸き増しの違い

まず、「沸き上げ」と「沸き増し」の違いについて説明します。

「沸き上げ」とは、主に深夜時間帯に、自動でヒートポンプユニットがお湯を沸かすこと。

「沸き増し」とは、主に昼間時間帯に、手動でヒートポンプユニットでお湯を沸かすこと。

つまり、沸き上げは何をせずとも、エコキュートがお湯を毎日自動でつくってくれます。

それに対し、沸き増しは来客など急にお湯が必要になったときに使う機能となっています。

メーカー別の沸き増しの設定方法

三菱エコキュートの操作手順

台所リモコンのふたを開けたところにある「満タン」ボタンを押します。
(満タン沸き増しボタンは当日のみ有効です。お湯が必要なその日の朝に押してください。)

三菱エコキュートでは、満タンになった後はお湯を100L使うとまた沸き増しを開始します。
沸き増しが必要なくなったら、もう一度「満タン」ボタンを押してください。

パナソニックエコキュートの操作手順

※タンクの水が全量わきあげるのは、翌朝になります。

※その日からお湯を使われるときは、「沸き増し」スイッチを押して500Lに設定してください。


①「沸き増し」スイッチを押します。

②決定の上下▲▼で、湯量を500Lに設定し「決定」を押します。



・沸き増しは100L~500Lの100L単位と、全量から選ぶことができます。
・お湯の使用量の目安
洗面と台所は家族1人あたり20~30L
シャワーは1回あたり50~80L
お湯はりは浴槽の大きさによって変わりますが約200L

・100L沸き増しするのに、約1時間かかります。(条件により時間が長くなることがあります。)
・沸き増し湯量は、42℃でお湯を使うときの目安です。
・お買い上げ時は、500Lに設定されています。
・・中止するときはもう一度「沸き増し」ボタンを押してください。

タンク沸き増しについてのリンクはこちらから
パナソニック公式サイト
動画説明(公式サイト内より)

ダイキンエコキュートの操作手順

リモコンの種類によってボタンの操作が少し異なるため、今回はこちらのリモコンの場合を説明します。

その他のリモコンをお使いの場合、こちらの公式サイトから確認することができます。
沸き増し運転の設定方法(エコキュート)

出典元:ダイキン公式サイト

リモコンのふたを開け、[沸き増し]ボタンを数回押し、沸き上げ湯量を設定します。

沸き増し[+1]~[+5] :最大5段階の沸き増し湯量を選択できます。
満タン[6・12・24時間] :設定した時間は、タンクのお湯が減るごとに満タンまで沸き上げます。

「沸き増しが設定されました」の音声案内後、沸き増し運転を開始します。

日立エコキュートの操作手順

台所リモコンかふろリモコンで「タンク沸き増し」ボタンを押す。


お好み量沸き増し「切」:ボタンを1回押すと5目盛りまで沸き増す
お好み量沸き増し「入」:希望の目盛りまで沸き増す
(初期設定は「お好み量沸き増し」は「切」になっています。)


・「お好み量沸き増し」の設定
①台所リモコンかふろリモコンの「eco」ボタンを押す。
②「お好み量沸き増し」の項目を左右ボタンで切り替える。
③「決定」ボタンを押す。


音声と表示でお知らせが入ると、沸き増しを始めます。
中止するときはもう一度「タンク沸き増し」ボタンを押してください。

沸き増しに必要な時間

エコキュートは、80℃ほどのお湯を1時間に約50~60Lつくることができ、2時間で浴槽にお湯を張ることが可能です。

エコキュートは高温の熱湯と低温の水道水を混ぜることで適温に調整するため、実際に使える湯量は100L近くとなります。

また、タンク容量を370リットルとした場合、80度のお湯を満タンに沸かすのにかかる時間は、夏季では約6時間、約7.5時間です。

(沸き上げ時間は季節によっても異なってくるので注意が必要です。)

沸き増しにかかる電気代

昼間にエコキュートの沸き増しを行うことで、電気代が高くなってしまう場合があります。

電気会社のエコキュート用のプランでは、夜間の電気代が安く、昼間の電気代が高くなっていることが多いです。

そのため、エコキュートは通常、電気代の安い夜間にお湯を沸かしているのです。

しかし、夜間に沸かした文のお湯を使い切ってしまうと、電気料金の高い日中に沸き増しを行うことになってしまいます。

地域やプランによって異なりますが、エコキュート用の夜間の電気代の安いプランの多くは、日中の電気代が夜間の約2~3倍に設定されています。

さらに、ピークシフトプランを契約している場合、ピークタイム中の電気代が夜間の約5倍高くかかる場合があります。

ピークシフトプラン
目的:電気使用量がピークとなる時間帯の電気使用を、他の時間帯にシフト(移動)することで電気料金の低減
   電力の消費量が多い時間帯から少ない時間帯に活動を移すことで、電力消費量の波を平準化させる

※ピークとなる時間帯は電気料金が高いため、ピークを避けて電気代を抑えるプラン

出典元:東京電力エナジーパートナー

このように、電気料金の安く設定されている夜間以外に沸き増しをすると、約2倍~5倍もの電気代がかかってしまう可能性があります。

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