東芝キャリアのエコキュート撤退の注意点!部品の生産終了と代替品の紹介

東芝キャリアがエコキュート事業から撤退するって本当?

エコキュート事業の撤退後に故障したら、どこに問い合わせる?

交換する新しいエコキュートはどのメーカーがいい?

そんな疑問に答える記事です。

使っているエコキュートメーカーが事業から撤退したら、どんな影響があるか気になりますよね。

この記事では、東芝キャリアのエコキュート事業撤退や問い合わせ先について、具体的に解説していきます。

不要な出費やトラブルを避けて、落ち着いて対処するためにも、ぜひ最後まで読んでみてください。

この記事で分かること
  • 東芝キャリアがエコキュートの生産終了と撤退を決定
  • エコキュート事業撤退による影響と注意点
  • エコキュート代替品候補の主要メーカー紹介
  • エコキュート交換費用について
目次

東芝キャリアがエコキュートの生産終了と撤退を決定

東芝キャリアから、2023年10月に以下のような公式アナウンスが有りました。

家庭用・業務用エコキュート販売終了のお知らせ
拝啓、平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、当社は2009年に東芝エコキュートを発売以来ご愛顧頂いておりましたが、2024年3月31日を
もって販売を終了させて頂くこととなりました。
長年のご愛顧をいただきました事を厚く御礼申し上げます。
お客様には多大なご迷惑をお掛けいたしますが、状況をご理解いただきますとともに今後とも東芝キヤリア製品に
変わらぬご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
敬具

1.販売終了商品について
①家庭用エコキュート全機種 HWH-OOOO
②業務用エコキュート全機種 HWS-OOOO
2.販売終了に向けた対応について
①補修用性能部品は製造終了後、10年間保有し、保守・修理サービスを継続いたします。
・家庭用エコキュート 東芝電気給湯機ご相談センター :0120-1048-19
・業務用エコキュート 業務用ヒートポンプ給湯機修理ご相談窓口:0120-200-977
②お客様の個人情報の保護については、引き続き細心の注意を払い管理を行って参ります。

https://www.toshiba-carrier.co.jp/info/article/pdf/article_231004.pdf

東芝キャリアは、東芝の子会社として1999年に事業を開始しました。

事業内容は、空調・加熱・冷蔵・冷凍・換気・給湯用の装置の販売、製造などとなっています。

ヒートポンプ給湯機、家庭用エアコン、換気扇や換気システムなどを主に販売しています。

2022年にアメリカのキャリア社へ売却され、事業を継続していました。

しかし、今回2009年から販売し続けていたエコキュートを業務用・家庭用の全機種販売終了することになったようです。

生産終了は2023年9月30日

エコキュートの生産終了は2023年9月30日となっています。

生産終了後は、補修用性能部品については10年間は保有を続け、保守・修理には継続対応すると発表されています。

家庭用エコキュートに関する問い合わせ・修理相談窓口は用意されています。

東芝電気給湯機ご相談センター:0120-1048-19

そのため、購入機種の製造年から10年間は、部品交換などは対応してもらえるでしょう。

販売終了は2024年3月31日

生産終了は2023年9月30日でしたが、2024年3月31日まで販売はされていました。

販売終了しても、メーカーは生産終了から10年間部品を保有しているため修理ができないことはありません。

しかし、万が一部品切れになった場合は本体ごとの交換が必要になります。

エコキュート事業撤退による影響と注意点

製造終了10年後には修理できなくなる

一般的に、メーカーの部品供給期間はエコキュートの製造終了後10年と決まっています。

そのため、製造終了から10年後に故障した場合、

部品の供給が終わっており部品の在庫がないので、新しいエコキュートに買い替えてください。

このように言われやすく、メーカーが修理部品を保有していない可能性があります。

エコキュートが壊れたときに修理部品がなければ、修理することができず、新しいエコキュートに交換することになります。

また、部品の交換では対応できないような故障の場合も、新しいエコキュートへの交換になります。

メーカーによる修理対応は時間がかかる可能性がある

故障連絡を入れて受付してから、実際の修理までに1ヶ月ほどかかった、という口コミもあるようです。

12月中旬にエコキュートから水漏れがあったため
東芝に連絡して修理に来てもらうことになりました。
年明けに一度来たのですが部品を取り寄せなければならないとのことでその日は修理できませんでした。
部品が届いて修理日の日程調整をし、先方の指定した日程の1番最短日でお願いしました。
ところが修理日2日前にエコキュートが全く動かなくなってしまいました。
おそらく水漏れで基盤がやられてしまい電源が入らなくなったのだと思います。

最初の修理受付から本日まで約1ヶ月ほどかかっています。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10291800170?__ysp=5p2x6Iqd44CA44Ko44Kz44Kt44Ol44O844OI44CA5pKk6YCA

メーカー窓口の対応が遅いと感じるなら、メーカー窓口ではなく専門業者を頼ることも視野に入れておきましょう。

後継機種がなく代替品を選ぶのに時間がかかる

東芝エコキュートが故障し、部品の修理では対応できない場合、新しいエコキュートに交換することになります。

しかし、東芝の後継機種はないため、代替え機種のメーカー選びから始める必要があります。

すると、交換のための時間や費用が通常よりも多くかかってしまう可能性があります。

エコキュート代替品候補の主要メーカー紹介

エコキュート代替品候補のメーカーのおすすめは以下のようになっています。

  • 長府製作所
  • コロナ
  • ダイキン
  • 三菱
  • パナソニック

長府製作所

「できるだけ故障を避けて、長もちするエコキュートを選びたい」
「もし故障しても、少ない修理費用で、大事に使い続けられるエコキュートを選びたい」
「長期的な視点からも、経済的にお得になるエコキュートを選びたい」

という方に、圧倒的におすすめなメーカーは、長府製作所です。

その理由は、

・他メーカーと比較してもダントツで故障しにくい

・部品の供給期間も長いので、安心して使い続けられる

という特徴があるからです。

エコキュートの故障トラブルのなかで最も多いのは「配管の水漏れのトラブル」です。

一般的なエコキュートは、機械内部に入っている配管に、銅が多く使われているのですが、銅は水によって劣化しやすい性質があり、水漏れトラブルの主な原因になります。

しかし、長府製作所のエコキュートだけは、業界内で唯一「機械内部の配管にステンレスを使用したエコキュート」を提供しているのです。

コロナ

コロナも、給湯器専門メーカーとして

・長持ちのしやすさ
・迅速なトラブル対応

の点で、定評のあるメーカーです。

コロナのエコキュートは、万が一の災害に備えた作りで、設置時には転倒防止対策などにより耐震性を高めており、停電時もお湯を使えるよう配慮されています。

さらに、低騒音の設計や汚れ防止のコーティング、凍結予防など、長く快適に使うための工夫も施されているのが特徴です。

また、修理の依頼は全国共通の「コロナ サービスセンター修理受付専用ダイヤル」で24時間365日受付中のため、夜間や休日でも対応してもらえます。

ダイキン

ダイキンの特徴はなんといっても、ヒートポンプユニットについて独自の高い技術を持っている点です。

一般的に、エコキュートの心臓部といわれるヒートポンプと貯湯タンクは一体型であるため、ヒートポンプのみの部分的な交換はできず、本体を丸ごと買い換えるように言われます。

しかし、ダイキンの場合はヒートポンプのみの部分交換が可能になっている、というのが大きな特徴があります。

また、メーカーの保証期間は、本体が1年、冷媒系統・水熱交換器が3年、タンク缶体が5年です。さらに、有償ですべての保証を10年に延長することもできます。

保証期間の10年は、修理費が無料、保証の回数・上限額も無制限です。

三菱

三菱のエコキュートは他社と比較しても商品のラインナップが非常に豊富。

最も取扱店が多く、柔軟に価格面でも対応してくれるとして非常に人気がある家電メーカーです。

大手メーカーとしての安心感や信頼感から選ばれやすいメーカーでもありますし、圧倒的なブランド力があります。

三菱電機のエコキュートは、マイクロバブルの働きを入浴や洗浄に役立てる、独自の機能が特徴です。

また、効率的にお湯を沸かし、保温性を高めることで、さらなる省エネを実現しているのが大きな特徴です。

例えば、ヒートポンプユニット内にある4本の冷媒配管をツイスト状に巻くことで、水との接触面積を従来品より大きくし、熱交換効率を高めています。

さらに、貯湯ユニットのタンクを真空断熱材で覆い、高い保温性を維持します。

パナソニック

家電メーカーとしても人気の高いパナソニック社のエコキュートには、省エネ性の高い機能が多く搭載されています。

フルオートタイプには、人が浴室に入ってきたことを感知して加熱を開始するセンサー「AIエコナビ」機能を搭載。

ひとセンサーが入室を検知し、入浴パターンからふろ保温時のムダを学習し、自動で湯温制御を行います。

太陽光発電と併用される場合は「ソーラーチャージ機能」で余剰電力も有効活用できます。

有償で「長期安心修理サービス」が契約可能で、5年・8年・10年タイプの中から選べます。

わずかな契約料で、メーカー保証期間中は、24時間365日・修理費0円(免責事項を除く)で対応してもらえます。

おすすめのエコキュートメーカーについて、詳しくはこちらをご覧ください。

エコキュート交換費用について

交換費用の目安

エコキュートの交換費用は、どのメーカーでもだいたい以下のようになっています。

エコキュート本体費用25万円程度
取り換え工事(処分費込み)15万円程度
総額40~50万円

このように、予算としては50万円程度を想定しておくとよいでしょう。

家電量販店より専門店のほうが安い

エコキュートの価格は、専門店と家電量販店では大きく違うことが多いです。

家電量販店は安いイメージがあるかもしれません。

しかし、家電量販店はエコキュートの取扱量は多くないため、値引き額に限度があり、実際にはあまり安く購入できません。

同じ型式の最新のエコキュートでも、基本的に、家電量販店より専門店の方が割安で手に入ります。

ぜひ見積もりをとるときは、家電量販店どうしで見積もるのではなく、専門店なども含めて複数社から見積もりをとることをおすすめします。

当社は、エコキュートの修理・販売を専門に扱う専門店ですが、新品でも下記のような価格でエコキュートを提供しています。

熊本県、宮崎県、鹿児島県で修理交換に応じております。

熊本県内で迅速対応中!ぜひ坂口ボイラーへご連絡を

「エコキュートの修理は、どこに頼むといい?」

「エコキュートを、修理すべきか交換すべきか、迷ってしまう」

そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ坂口ボイラーにご相談ください。

「修理さえすれば、まだまだ使える」という様々なシチュエーションで、積極的に修理に応じております。

万が一、交換を検討される場合でも、坂口ボイラーでは、豊富な種類のエコキュートのラインナップを取り揃えています。

エコキュートに関しても在庫を豊富に確保しており、割引価格でご提供しています。

また、お使いのエコキュートから他社製エコキュートに切り替えたいという場合にもご相談をお受けしております。

当社は熊本県内で迅速対応中です!
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