エコキュートの点検しないとどうなる?メンテナンスしてないと起こるトラブル6選

エコキュートは普段から自分でメンテナンスしたほうがいい?

エコキュートのメンテナンスを怠るとどうなる?

業者による定期点検の費用は?

そんな疑問に答える記事です。

点検は故障の有無をチェックするのに対し、メンテナンスは正常な状態を保つために行われます。

しかしどちらも、エコキュートを長く使い続けるためには必要なものです。

この記事では、エコキュートの点検やメンテナンスが必要な理由を詳しく解説します。

不要な出費やトラブルを避けて、落ち着いて対処するためにも、ぜひ最後まで読んでみてください。

この記事で分かること
  • 【業者に依頼するなら?】エコキュートの点検・メンテナンス料金
  • エコキュート点検しないとどうなる?メンテナンスの必要性
  • エコキュートの自分でメンテナンスすべき箇所
目次

エコキュート点検しないとどうなる?起こり得るトラブル6選

エコキュートで使用する水道水には、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分が多く含まれています。

また、水を消毒するための塩素や、浄水過程で使用されるアルミニウムなども入っています。

これら不純物や人の皮脂などが原因で、エコキュート内に汚れが付着し、フィルターの目詰まりなども起きます。

そのため、定期的なメンテナンスを行わなければ、タンクや配管が劣化し、給湯効率の低下や故障を招きます。

ここでは、エコキュートのメンテナンスをしてないと起こるトラブルを6つ解説します。

  • エコキュートの寿命が短くなる
  • 電気代・水道代が高くなる
  • お湯の水質が悪くなる
  • 消耗品が壊れやすくなる
  • 水位センサーが正常に作動しない
  • エコキュートから騒音が発生する

エコキュートの寿命が短くなる

エコキュートの寿命は、10年~15年程度とされています。

これは、定期的なメンテナンスをしていた場合の数字です。

つまり、メンテナンスを全くしなければ10年以下で故障して交換が必要になる可能性があります。

定期的に点検・メンテナンスを行うことで、故障が大きくなる前に修理でき、より長い期間使用できるでしょう。

電気代・水道代が高くなる

メンテナンスを怠ると、フィルターの目詰まりや内部の異常や水漏れによって、給湯効率が低下してしまいます。

その結果、電気代・水道代が高くなってしまうかもしれません。

エコキュートの最大のメリットは光熱費を抑えられることです。

このメリットを十分にいかせるよう、定期的なメンテナンスを心がけましょう。

お湯の水質が悪くなる

エコキュートのトラブルとして多いのが、ゴミや汚れたお湯が出てくることです。

エコキュートは貯湯タンクにお湯を貯めて給湯する仕組みとなっています。

水道水の中に混ざった不純物は、長年の利用によってタンクの底にたまっていきます。

貯湯タンク内の清掃をせずゴミや不純物を放置してしまうと、異臭やゴミの浮いたお湯が出てきてしまう可能性があります。

また、追い焚き配管は雑菌が繁殖しやすい環境です。

雑菌は皮脂汚れや入浴剤の成分をエサにして増殖します。

健康に重大な被害を及ぼす「レジオネラ菌」なども存在するため、注意が必要です。

消耗品が壊れやすくなる

エコキュートの消耗品として壊れやすい部品は、逃し弁やストレーナーというものです。

これらの部品は故障した場合、単体で交換することができます。

しかし、メンテナンスを怠ってしまうと摩耗速度が早くなってしまうことがあります。

最悪の場合、他の部品まで不具合が広がってしまう可能性があります。

このような小さな部品は見落としがちですが、定期的なメンテナンスや点検を心がけましょう。

水位センサーが正常に作動しない

ふろ配管や浴槽のフィルターが汚れていると、水位センサーが正しく作動しません。

水位センサーとは、浴槽にためられた水量を検知するセンサーです。

そのため、水位センサーに異常があると設定した水位通りに給湯されず、浴槽からお湯があふれてしまうことがあります。

エコキュートから騒音が発生する

適切なメンテナンスが行われないと、エコキュートの熱伝導率が低下します。

すると、設定温度に達するためには通常よりも大きな負荷をかけて稼働する必要があります。

その結果、振動や音が増大し、騒音問題に発展してしまう可能性があります。

エコキュートでメンテナンスすべき箇所

定期的にメンテナンスや点検をおこなうことで、故障の程度が軽いうちに修理することが出来ます。

エコキュートを長く使い続けるためのチェックポイントと推奨される実施頻度を一覧にしてご紹介します。

Noチェック場所チェック内容推奨される頻度
1全体水漏れの有無確認年2~3回程度
2貯湯タンク水抜きと接続部点検年2~3回程度
3貯湯タンク漏電遮断器の動作確認年2~3回程度
4貯湯タンク安全弁の動作確認年2~3回程度
5浴槽まわり浴槽フィルターの掃除週1回程度
6全体配管の掃除毎日〜月1回
7台所・浴槽まわりリモコンの拭き取り随時
8全体凍結防止の確認冬季に随時

詳しいやり方はこちらの記事で紹介しています。

自分でメンテナンスするときの注意点

自分でエコキュートをメンテナンスするとき、以下のことに気をつけて行ってください。

注意点リスク
漏電遮断器は濡れた手で操作しない感電
逃し弁点検時は配管に手を触れないやけど
高圧洗浄機等で水洗いしない漏電による火災や感電
タンク内の熱いお湯を直接排水しないやけどや排水管の破損
お手入れや点検時は、漏電遮断器を「切る」にするヒートポンプユニットのファンが回転してけが
お手入れや点検の後は、漏電遮断器と逃し弁のカバーは閉じる雨やゴミが入ると火災や感電の原因
貯湯ユニットの前面カバーやヒートポンプユニットの電源カバーを開けないショートや感電
アース工事を確認する
アース線の取付けは販売店または工事店にお問い合わせください。
感電
(例)三菱エコキュート

【業者に依頼するなら?】エコキュートの点検・メンテナンス料金

業者による定期メンテナンスの頻度は、3年に1回ほどがベストでしょう。

業者に依頼すれば、電気配線の状態確認や細かい部品の清掃など、より専門的な部分までフォローしてもらえるのがメリットです。

業者に点検やメンテナンスを依頼すると、どのくらいの料金になるか気になる方も多いでしょう。

業者にエコキュートの点検を依頼する場合、1〜2万円が相場となります。

メーカー点検費用の目安
三菱9,680円~15,180円
ダイキン14,500円〜19,000円
日立5,830円
パナソニック5,000円〜15,000円程度
コロナ5,000円〜15,000円程度
東芝5,000円〜15,000円程度
長府製作所5,000円〜15,000円程度

交換・修理費用の目安は、使用環境や頻度などによって異なるため一概にいくら、とは明言できません。

一般的に購入から7〜8年で圧倒的に多いのが、水漏れだといわれています。

単純にパッキンの劣化や配管の一部が破損して水漏れが起きている場合は、交換費用は1万円からが相場で、比較的安価です。

しかし、タンク自体に問題がある場合は、修理や交換にもっと高額の費用がかかります。

ある程度年数が経っているなら、修理ではなく、買い替えも視野に入れた方がいいでしょう。

少しでも不安を感じたら、無理せず、専門業者を頼るようにしましょう。

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