エコキュートのリモコン交換は自分でできる?無資格は違法?手順や費用の目安を解説

エコキュートのリモコンの交換は自分でできる?

自分でDIYするのは違法にならない?

自分でDIYするとどのくらい安くなる?

そんな疑問に答える記事です。

リモコンのボタンが急に反応しなくなったり、液晶が消えてしまうと、慌ててしまう方も多いのではないでしょうか。

エコキュートはDIYしてもいいのか、業者に依頼したほうがいいのか迷う方も多いでしょう。

この記事では、リモコン工事を自分で行うときに確認しておきたいポイントを具体的に解説します。

不要な出費やトラブルを避けて、落ち着いて対処するためにも、ぜひ最後まで読んでみてください。

この記事で分かること
  • 無資格での工事は違法かどうか
  • 自分でエコキュートを修理するリスク
  • 自分でエコキュートのリモコン交換を行う場合の手順
  • 業者に依頼する場合の修理費用の目安
目次

自宅敷地内のエコキュートの交換・修理をDIYするのは違法ではない

一般にエコキュートの交換工事には専門資格が必要と言われます。

これは、エコキュートの構造が非常に複雑であるためです。

素人がDIYすることでかえって機械全体が不具合や故障につながったり、怪我をしてしまうケースもあります。

そのためDIYは一般的にはあまり推奨されていません。

しかし、ご自宅の敷地内にあるエコキュートの所有者は基本的には家主になるため、家主がご自身の意思で事故が所有するエコキュートをDIYする場合は違法にはなりません。

『自分でDIYに挑戦したい』という方は、これから説明するDIYの注意点や手順を確認してみてください。

自分でエコキュートを修理するリスク

施工不良だと本体丸ごと買い替えなければいけなくなる

自分で修理してしまうと、修理に失敗したときに水が吹き出すなどの被害の拡大の可能性があります。

また、他の部品まで故障してしまう・不要な出費が増えるなどといったリスクがあります。

そのため業者に依頼するほうが安心ですが、それでもDIYで交換したい場合にはすべて自己責任となります。

DIYするとメーカー保証の対象外になる

エコキュートを自分で修理した場合、メーカー保証期間内でも保証の対象外になってしまいます。

メーカー保証とは、メーカーが独自に設定している保証のことです。

適切に使用しているにもかかわらず突然壊れた場合、メーカー保証期間内であれば、無料修理を受けられます。

しかし、自分で修理したことによって起こった故障・不具合は保証の対象外となります。

例えば、ダイキンは「施工に起因する故障、または施工に起因する本体以外の商品に生じた故障または損害」は保証の対象外としています。

自分で修理する場合はすべて自己責任となるため注意しましょう。

自分でエコキュートのリモコン交換を行う場合の手順

リモコンの中古部品の入手方法と価格

新品のリモコンをメーカーから取り寄せると1万円程度は必要です。

インターネットショップやヤフオク・楽天・メルカリなどで中古品を探せば数千円で入手できることもあります。

しかし、特にオークションサイトなどでは、不良品が混ざっていることがあるため、避けたほうが良いでしょう。

エコキュートを扱っている給湯器の専門業者に問い合わせれば、純正品を購入できることがあります。

もしご自身でDIYされる場合は、自己責任のうえ、くれぐれも部品の品番(型番)を間違えないように購入してください。

エコキュートのリモコン交換工事に必要な工具

リモコンの配線をDIYするにはカシメなどの専門的な工具が必要になります。

リモコン交換をDIYする場合に必要な工具類は

  • ドライバー
  • カシメ
  • マスキングテープ
  • コーキング剤

となります。

工具参考価格
ドライバー500~2000円程度
カシメ1000~5000円程度
マスキングテープ500円程度
コーキング剤500~1500円程度

このように、購入する工具によっては高額なこともあります。

何度も言いますが、DIYによる交換は、うっかり他の部品を損傷して故障が悪化する、不要な出費が増える、などのリスクがあります。

それでもDIYしたい方は、DIYするリスクやこの後に紹介する業者に依頼した場合の費用とも比べて検討してみてください。

エコキュートのリモコン交換工事の手順

DIYよる修理は自己責任となりますが、一般的な手順を説明すると次のとおりです。

  1. エコキュートの電源を落とす(本体のコンセントを抜く)
  2. 古いリモコンを壁から外す
  3. 新しいリモコンの配線を給湯器の配線に繋ぐ
  4. 新しいリモコンを壁に取り付ける
  5. リモコン本体にマスキングする
  6. 防水・防湿のためコーキング剤を塗る
  7. 給湯器の電源を入れて通水テスト(最低温度・最低水位でお湯はりできるかのテスト)

しかし、何度も言うように、DIYによる交換は、うっかり他の部品を損傷して故障が悪化する、不要な出費が増える、などのリスクがあります。

少しでも不安を感じたら、きちんと専門の業者に交換してもらいましょう。

業者に依頼する場合の修理費用の目安

エコキュートを修理したい場合はメーカーに連絡して修理してもらうのが一般的です。

一般的な業者のリモコンの修理費用は概ね次のとおりです。

出張・点検のみ(修理なし)4,000円〜10,000円程度
リモコン交換15,000円~25,000円程度

部品代に加え、技術代や諸経費も加わるため、軽微な部品交換よりも値段は高くなります。

LINE診断などで現場の写真を撮って送るだけでも、およその見積もりを出してくれる業者もあります。

地元に専門業者があればLINEなどで問い合わせてみましょう。

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メーカー修理の特徴

メーカー窓口に修理依頼した場合の修理費用は、次のように計算されます

修理費用 = 技術料 + 部品代 + 出張費

基本的に、機械の一時的な誤作動によるエラーだった場合、部品交換などの修理は不要です。

しかし仮に部品交換などの修理が不要でも、技術料と出張費はしっかり請求されるのがメーカー修理の特徴です。

メーカーの修理費用が高いと感じる方は、もし可能であれば、先に販売店(据付工事店)に連絡してみましょう。

販売店(据付工事店)の連絡先は、通常は、お手元の取扱説明書や保証書に記載されています。

販売店側の過失(施工ミスなど)の場合は、修理費をサービスしてくれる可能性もあります。

または、地元で信頼や実績のある給湯器の専門業者を知っていれば、そちらに連絡しても良いでしょう。

電話などで問い合わせて具体的な症状を伝えると、必要な応急処置を教えてくれます。

地元の業者であれば、出張費を安くサービスしてくれたり、良心的な料金体系で修理に応じてくれるところもあります。

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そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ坂口ボイラーにご相談ください。

「修理さえすれば、まだまだ使える」という様々なシチュエーションで、積極的に修理に応じております。

万が一、交換を検討される場合でも、坂口ボイラーでは、豊富な種類のエコキュートのラインナップを取り揃えています。

エコキュートに関しても在庫を豊富に確保しており、割引価格でご提供しています。

また、お使いのエコキュートから他社製エコキュートに切り替えたいという場合にもご相談をお受けしております。

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