パナソニックエコキュート「昼間に沸かす」方法は?時間ずらしの注意点も解説

太陽光発電を設置したので昼間にお湯を沸かしたい

エコキュートの設定はどうすればいい?

そんな疑問に答える記事です。

電気代の高騰で、深夜電力も安いとは言えません。

そんな中、日中の太陽光発電で給湯し自家消費することで節電め目指す方が増えています。

この記事では、昼間に沸かす方法や注意事項についても具体的に解説していきます。

不要な出費やトラブルを避けて、落ち着いて対処するためにも、ぜひ最後まで読んでみてください。

この記事で分かること
  • パナソニックエコキュート「昼間に沸かす」方法3つ
  • エコキュート「昼間に沸かす」時間ずらしの注意点
目次

パナソニックエコキュート「昼間に沸かす」方法3つ

ソーラーチャージ設定をする(メーカー推奨)

昼間に沸かす方法の1つ目は、ソーラーチャージ設定をする方法です。

※「ソーラーチャージ設定」は、太陽光発電を利用して沸き上げる方法として、メーカーが推奨している方法です。

具体的には、ソーラーチャージ設定メニューで、昼間の沸き上げたい時間帯を指定します。

(この設定では、1回(1日)、連続(毎日)、のいずれかを選択できます)

パナソニックHE-SU46LQS取説

例えば、昼間シフト設定で開始時刻を12時としておけば、設定した時間から沸き上げを行いお湯が満タンになるように沸かします。

この設定は、「当日の夜間沸き上げが開始される前まで」に行うことで、翌日から適用されます。

また、いったん設定したものを変更したい場合、「当日のソーラーチャージの沸き上げ終了後からその日の夜間沸き上げが開始される前までの間」に変更することで、翌日から適用されます。

なお、ソーラーチャージ設定には注意点があります

ソーラーチャージ設定は、夜間の沸き上げ量の一部を昼間にシフトさせる機能であって、夜間の沸き上げを完全に停止させる機能ではありません。

そのため、深夜の沸き上げを完全に止めて昼間だけ沸き上げしたいと思っても、昼間シフトでは、仕組み上、それが出来ません

湯切れしても構わないから夜の沸き上げを絶対に避けたい、という場合には、次の方法があります。

毎日ボタンで「休止設定」と「沸き増し開始」を操作する

昼間に沸かす方法の2つ目は、毎日「休止設定」と「沸き増し開始」をボタン操作する方法です。

具体的には次の手順です

まず、夜間の沸き上げを行わないように、夜になる前に「休止設定」の機能をONにしましょう。

メニューで「沸き上げ設定」に進み、「休止設定」を選択して、沸き上げ機能を完全に停止させます。

このとき、次回使用日を入力するように求められますが、適当な日付を選んでください。

(この機能は、本来は「長期不在時にエコキュートを数日間休止したい」という目的で利用されるものです)

そして翌日、昼間の沸き上げたい時間になったら「休止取消」を押して解除してください。次回使用日になる前でも、解除はいつでも出来ます。

パナソニックHE-SU46LQS取説

次に、昼間の沸き上げしたい時間になったら「沸き増し開始」をONにします。

沸き増しを途中で終えるときは「タンク沸き増し中止」の操作でOFFにできます。

パナソニックHE-SU46LQS取説

そして、沸き増しを終えたら、また「休止設定」の機能をONにしておきます。

この方法のメリットは、自分でタイミングを完全にコントロールできることです。

また、夜間の沸き上げを完全に停止させることができます。

ただし、毎回自分で切り替えをする必要があり、少々面倒かもしれません。

操作を忘れてしまうと沸き上げがされないため、注意が必要です。

時間ずらしを設定する【メーカー非推奨】

昼間に沸かす方法の3つ目は、時間ずらしを設定する方法です。(※メーカー非推奨です。)

基本的に、エコキュート本体のプログラム上では深夜に沸き上げが行われる仕組みになっています。

そのため、沸き上げ時間を昼間に変更するには、「エコキュート本体の時間を12時間ずらす」ことが必要です。

午前と午後を反転させることができれば、実際の時間が昼12時のとき、深夜0時として沸き上げしてくれることになります。

沸き上げの時間ずらしの方法は、「時間設定」メニューであえて時間を12時間ずらすことです。

初めに確認すること
・太陽光の売電契約が余剰売電であること
・発電量の多い時間帯に沸き上げ時間を合わせるため、自宅の太陽光発電量の確認

①電力契約設定の変更 ※台所リモコンで行う
電力会社の契約プランにそって沸き上げ設定がされている場合は、マニュアル設定にすることで調整が可能になる。
 1,リモコンのメニュー画面で「その他」を選択する
 2,▲▼ボタンで「電力制度設定」を選択する
 3,▲▼ボタンで「直接入力設定」を選択する

②沸き上げ時刻の設定
 1,▲▼ボタンで夜間開始時刻を自分の家の発電量の多い時刻に合わせる。
 2,▲▼ボタンで夜間終了時刻を設定できる一番早い時間に合わせる。

③日時設定 ※重要
この設定で時計を12時間ずらすことで昼と夜が逆転し、エコキュートをだますことができる。
 1,台所リモコンのリモコン設定を押して「日時設定」を選ぶ。
 2,選択スイッチで「年」を合わせ決定ボタンを押す。(▲…1つ進む ▼…1つ戻る)
 3,選択スイッチで「月」を合わせ決定ボタンを押す。
 4,選択スイッチで「日」を合わせ決定ボタンを押す。
 5,選択スイッチで「時刻」を合わせ決定ボタンを押す。 ※この時、現時刻から12時間ずらす。

ただし、この方法は注意しなければならないことがあります。

注意すべきことについて、次で詳しく説明します。

エコキュート「昼間に沸かす」時間ずらしの注意点

時間ずらしを行うときに注意するべきことは2つあります。

それは、メーカー保証を受けられないリスクがあること、電気代が上がるリスクがあることです。

まず、時間ずらしの設定は、メーカーとしては推奨されておらず、本来の使用方法ではありません。

故障や不具合が起きたときにメーカー保証を受けられないリスクがあり、自己責任になります。

また、時間ずらしの方法では天気に関わらず毎日昼間に稼働することになります。

太陽光発電エネルギーを使って沸き上げするつもりでも、曇や雨の日は当然ながら、電気代が上がってしまいます。

本当にこのやり方で電気代が下がるかどうかは日々の日照状況次第です。

もし仮に雨の日が多いと、かえって電気代が上がるリスクもあります。

このような理由から、当社としても、おすすめできない方法です。

手間でも手動で毎日切り替えるか、昼間シフト設定を使うのがおすすめです。

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