パナソニック|故障したエコキュートの修理費用は?H59・水漏れ・リモコン故障・基盤交換などの依頼料金もチェック

パナソニック|故障したエコキュートの修理費用のダイジェスト

故障時に気になるのが修理費用です。

業者に依頼する場合、一体どれくらいかかるのか、目安だけでもチェックしておくと安心です。

目次

パナソニックのエコキュートの修理費用

エコキュートの修理や交換にかかる料金は、故障している部位によって異なります。

出典:中国電力公式サイト

ここでは、ざっくりと主な修理費用の相場の全体像をご紹介しましょう。

内容修理費用
部分修理・部分交換約1万円~
ヒートポンプユニット関連の修理約8〜15万円
機器全体の交換本体価格+約10~15万円の工事費

劣化した配管の交換や、不具合が生じた混合弁の修理など、部分的な補修には約1万円以上かかります。

さらに保証の対象外となっている部位の場合は、修理費用も高くなります。

また、お湯が出ない、エラー表示が消えないといった場合は、ヒートポンプユニットの修理を必要とするケースが多く見られます。

電子回路の部品を交換するのであれば、一般的には8~15万円前後かかると考えておくとよいでしょう。

部品の交換や修理ではなく、エコキュート本体を買い替える場合にかかる工事費用は、本体価格プラス約10~15万円です。

では、ここからは、より細かな修理料金の目安をご紹介していきます

H59エラーの修理料金の目安

パナソニック製エコキュートのH59エラーは“給湯混合弁異常”を指しています。

給湯混合弁とは、タンク内の熱湯と冷水(通常は水道水)を混合して設定温度へ調整する弁(パーツ)です。

下の図でいくとタンク上部に表示されている2つの混合弁を指します。

出典:パナソニック公式サイト

H59エラーは、この給湯混合弁というパーツに異常があることを示しています。

給湯混合弁の部品自体はおよそ1万円〜1.5万円程度が相場です。

エコキュート専門業者に修理を依頼すると、部品代に追加で出張費や技術代、不具合の原因を見つけるための点検費用も必要な場合があります。

こうした部品本体以外の料金は、基本的に1.5~2.5万円程度とされています。

エコキュート専門業者の店舗から家が極端に離れている場合は、出張費の料金が高くなることもあります。

つまり点検・修理費とあわせてH59エラーコードの修理には、約2.5~4万円の費用がかかる計算になります。

およそ3〜4万円前後の修理費用を見積もっておくと良いでしょう。

ただし経年劣化による故障だった場合は、風呂混合弁も同様に交換することをすすめられる可能性もあります。

その場合は3.5~4.5万円の費用がかかる計算になります。

金額が不安な方はあらかじめ見積もりを取ると安心です。

H59エラーコードが出ると、シャワーや水道からお湯が出なくなります。

これは給湯混合弁が機能しておらず、お湯の温度調節ができていないからです。

H59が出ているときは、基本的に水しか出てきません。

ただし、H59はあくまでも給湯混合弁の異常なので、もう1つの風呂混合弁は正常に動いている可能性があります。

つまり水道やシャワーからお湯は出なくても、浴槽へ直接お湯はりをすることはできる可能性があるので、冷静に対応しましょう。

水漏れの修理料金の目安

出典:坂口ボイラーサービス

水漏れ箇所や水漏れの程度によって修理代金は異なってきます。

配管からの水漏れの場合、出張費や部材の費用なども含めて1.5~5万円程度の修理代金が必要になります。

室外機の内部から水漏れしている場合、8~15万円程度の修理費用が必要になります。

室外機からの水漏れの場合は本体丸ごとの交換が必要になることも多いので、修理か交換かは設置してからの年数も含めて総合的に判断するのが良いでしょう。

リモコン故障の修理料金の目安

出典:パナソニック公式サイト

リモコンの部品自体は1万円〜1.5万円程度が相場です。

エコキュート専門業者に修理を依頼すると、部品代に追加で出張費や技術代、不具合の原因を見つけるための点検費用も必要な場合があります。

こうした部品本体以外の料金は、基本的に1万円~1.5万円程度とされています。

そのため、リモコンの修理にかかる料金の目安は、部品代と技術料をあわせて2〜3万円円です。

基盤交換の修理料金の目安

エコキュートの修理にかかる費用は、配管トラブルで故障した場合と、内部の基盤が破損して故障した場合では、費用は大きく異なります。

エコキュート内部の基盤を修理した場合にかかる費用は12万円ほどになります。

さらに、多くの内部部品が破損したり故障したりして交換する必要があるときは、30万円ほどの費用がかかる場合もあるでしょう。

場合によってはエコキュートの本体を業者が持ち帰って修理を行うケースもあります。

また、故障が起きた箇所によってはブレーカーを取り外したり、水道を止めて作業を進めたりする工事が必要になります。

その場合は、費用だけではなく、修理の時間も多くかかるでしょう。

パナソニックのエコキュート修理はどこに頼む?

出典:パナソニック公式サイト

エコキュートが故障してしまったときは保証期間内かどうかを確認します。

パナソニック修理サービスサイトも参考にしてください。

パナソニック 修理サービスサイト
▶ https://club.panasonic.jp/repair/
(インターネットでのご依頼も可能です。)

パナソニック 修理ご相談窓口 フリーダイヤル
▶ 0120-878-554
(携帯電話からもご利用になれます。)

エコキュートの製造元であるメーカーは、当然ですが修理もやってくれます。

エコキュートを製造しているメーカーの作業員が直接修理しに来てくれますので、修理する箇所も的確ですし、対応も早いです。

保証期間内であれば部品交換や修理も無償ですし、メーカーが修理依頼先の第一候補としてまず挙げられるでしょう!

また、家電量販店でもエコキュートの修理を行なっているところがあります。

販売店独自の長期保証サービスにエコキュートが含まれている場合には、エコキュートも無償修理の対象になりますので、こちらを利用するのも良いでしょう。

もし修理を依頼したいエコキュートが、無償修理の保証期間外の場合は、自社施工の技術がある専門会社に依頼するのがおすすめです。

専門会社の場合、修理用部品は在庫がないと、メーカーから取り寄せて手配をするので、修理までにかかる時間はメーカーよりも長くなる可能性はありますが、在庫があればすぐに修理に来てくれます。

また、工賃に関しては、メーカーに直接依頼するよりも安くなる可能性が高いです。全国展開しており各地に拠点を持っている会社や、地域密着型の会社などの場合は、スピーディに対応してくれるところも多いです。

なお、お家のリフォームやハウスメーカーにも修理を依頼することが出来ます。

ただ、ハウスメーカーの場合は下請けの工務店の職人を寄越すことが多いので、中間マージンを取られるということもあり、総じて割高になることが多いので注意しましょう。

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