ダイキン|エコキュート工事費込みの価格や寿命は?370L・460Lのフルオートタイプ買い替え・交換費用の相場を紹介

ダイキンは給湯器専門メーカーであり

・長持ちのしやすさ
・迅速なトラブル対応

この2点で、とても定評のあるメーカーです。

エコキュートを導入するには本体価格だけではなく工事費もかかってくるため

「結局、工事費込みの値段はいくらなの?」

と疑問に思う方もいるでしょう。

また、できるだけ価格交渉をして安く購入したい、と考える方もいるかもしれません。

今回は、ダイキンの工事費込みのエコキュート価格の相場と、価格を見る時のポイントをお伝えしていきます。

目次

ダイキン|エコキュート工事費込みの価格

ダイキンのエコキュートは、省エネ性や機能の違いで

・Xシリーズ(最高峰シリーズ)
・スタンダードシリーズ(通常シリーズ)

にラインナップされています。

ダイキンで、一般的に人気な機種は、スタンダードシリーズ(フルオート)です。

エコキュートは基本的に

・給湯タイプの機能が高性能になるほど
・タンク容量が大きくなるほど

値段も上がっていきます。

ダイキンのXシリーズは、2010年に業界トップの省エネ性を謳い登場したエコキュートです。

ダイキンのXシリーズは、高い省エネ性に加え、使用時に「気づきにくい」省エネ行動をナビゲートする「エコ確認」機能を搭載し、快適な住生活を維持しつつ省エネ・節約を提案してくれます。

ダイキン|エコキュート①370Lフルオートの工事費込み価格相場

一般に3〜5人家族に適したエコキュートは

・タンク容量が370Lタイプ
・フルオートタイプ(ふろ自動・追い焚き・保温などの機能つき)

と言われています。

ダイキンの場合は、型番『EQ37WFV』のエコキュートです。

出典:ダイキン公式サイト

型番『EQ37WFV』は主に

・タンク容量が370Lタイプで角型仕様
・フルオートタイプ(ふろ自動・追い焚き・保温などの機能つき)

という特徴があります。

ダイキンの370Lサイズ・フルオートタイプのエコキュートの正規の価格表はこちら。

(出典:ダイキン ラインアップカタログ 家庭用 2022-6 版)

型番カタログ価格表の記載(定価)
EQ37WFV1,012,000円(税込み)

上記価格は本体(貯湯ユニット+ヒートポンプユニット)のみの価格です。

ご使用には別売リモコンが必要になります。

別売りのリモコンの価格の定価は50,000円(税別)です。

こうして見ると、本体価格+リモコンだけで1,100,000円近くかかることになります。

しかし、私たち一般市民がカタログ記載の正規価格(メーカー希望小売価格)で購入を迫られることは、あまりありません。

仮にカタログ記載の定価(メーカー希望小売価格)を前提に交渉が進んだとしても、その交渉の過程で、多少なりとも値引きされるのではないでしょうか。

すべてのメーカーに言えることですが、カタログ記載の正規価格(メーカー希望小売価格)は基本的に、役所向けに作られた価格です。

役所では、業者から複数の見積もりをとる際に、定価があるものしか使えないという事情があり、メーカー側はそれを加味してカタログで定価(いわゆる入札用単価)を設定しています。

私たち一般市民がエコキュートを購入する場合は、市場の競争によってカタログの定価より、もっと安値で購入できるのが一般的です。

業者と交渉する際は、ぜひインターネット上の価格も参考にしてみましょう。

参考までにお伝えすると、ダイキン・370Lフルオートタイプのエコキュート(型番『EQ37WFV』)はネットでは次のような価格で公開されています。

(2022年12月7日時点・価格ドットコムより 型番:EQ37WFV リンク)

価格ドットコム出品業者工事費込み価格価格に含まれるもの
エコラブ397,800円(税込み)・エコキュート本体
・リモコン
・基本工事費※

※自宅の状況次第で追加工事費が必要な場合があります
家電と住宅設備のジュプロ
411,639円(税込み)
・エコキュート本体
・リモコン
・基本工事費※
・脚部カバー
・処分費

※自宅の状況次第で追加工事費が必要な場合があります

ダイキンのエコキュート(型番『EQ37WFV』)の場合、工事費込み価格の相場は、約39万円前後〜から提供されています。

ただし、厳密に言うと、工事費込み価格の相場は取り扱い業者によって傾向があり、相場に幅があります。

相場の傾向を、簡単にまとめると下記のようになります。

安い

インターネット
販売業者

やや割高

家電量販店

高額

街の電気屋
街の家電屋

安い

ネット
業者

やや割高

家電
量販店

高額

街の
電気屋
家電屋

工事費込み価格の相場が最も安いのはインターネット販売業者です。

インターネット販売業者は、エコキュートなどの給湯器を専門に扱っている業者です。

そのため、商品の販売量や交換量の実績が大きく、メーカーとの信頼関係も築いています。

そのような業者は、商品の調達においても、メーカーに対して強い価格交渉権を持っており、メーカーから商品を安く仕入れることが出来るため、値段が安くなります。

決して、欠陥品を扱っているという訳ではないので安心してください。

一方、家電量販店は、インターネット販売業者に比べると、工事費込みの値段は割高になります。

理由は簡単で、エコキュートを専門に扱っている業者と比べると取扱総量が圧倒的に少なく、メーカーに対して、専門業者ほどの強い価格交渉権は持っていないためです。

当然、商品の仕入れ価格もインターネット専門業者に比べて高くなるため、工事費込みの値段も上がります。

家電量販店によっては、仕入れ価格の低い機種やメーカーにラインナップを絞って商品を提案してくる傾向があるため、取り扱い機種が限定されている場合も少なくありません。

お客さまの立場からすると、予算の都合で、欲しい機能を諦めたり、タンク容量のサイズを小さくしたり、といった妥協を迫られやすいので注意が必要です。

なお、昔から地域に根付いているような街の電気屋さんは、最も相場が高くなると考えて良いでしょう。

そもそも街の電気屋さんは、地域の駆け込み屋としての役割を担ってきました。手厚いサービスや人付き合いを前提に価格を設定しており、価格競争はあまり意識していません。

そのため、街の電気屋さんは、傾向として最も価格が割高になります。

ここまで読んだ方のなかには『一体、本体価格の相場はいくらなのか?』と疑問を持たれる方もいるかもしれません。

残念ながら、各業者がエコキュートの本体価格をいくらで調達しているかは各社の機密事項であるため、一般に公開されていません。そのため、本体の仕入れ相場を一般ユーザーが正確に把握するのは困難です。

こういったことも念頭に、価格交渉をしていくと良いでしょう。

ダイキン|エコキュート②460Lフルオート工事費込みの価格相場

一般に4〜7人家族に適したエコキュートは

・タンク容量が460Lタイプ
・フルオートタイプ(ふろ自動・追い焚き・保温などの機能つき)

と言われています。

ダイキンの場合、型番『EQ46WFV』のエコキュートです。

出典:ダイキン公式サイト

型番『EQ46WFV』は主に

・タンク容量が460Lタイプで角型仕様
・フルオートタイプ(ふろ自動・追い焚き・保温などの機能つき)

という特徴があります。

ダイキンの460Lサイズ・フルオートタイプのエコキュートの正規の価格表はこちら。

(出典:ダイキン ラインアップカタログ 家庭用 2022-6 版)

型番カタログ価格表の記載(定価)
EQ46WFV1,112,000円(税込み)

上記価格は本体(貯湯ユニット+ヒートポンプユニット)のみの価格です。ご使用には別売リモコンが必要になります。

別売りのリモコンの価格の定価は50,000円(税別)です。

こうして見ると、本体価格+リモコンだけで1,200,000円近くかかることになります。

しかし、すでにお伝えしたとおり、私たち一般市民がカタログ記載の正規価格(メーカー希望小売価格)で購入を迫られることは、あまりありません。

業者と交渉する際は、ぜひインターネット上の価格も参考にしてみましょう。

参考までにお伝えすると、ダイキン・460Lフルオートタイプのエコキュート(型番『EQ37WFV』)はネットでは次のような価格で公開されています。

(2022年12月7日時点・価格ドットコムより 型番:EQ46WFV リンク)

価格ドットコム出品業者工事費込み価格価格に含まれるもの
エコラブ
415,800円(税込み)
・エコキュート本体
・リモコン
・基本工事費※

※自宅の状況次第で追加工事費が必要な場合があります
家電と住宅設備のジュプロ
437,592円(税込み)
・エコキュート本体
・リモコン
・基本工事費※
・脚部カバー
・処分費

※自宅の状況次第で追加工事費が必要な場合があります

ダイキンのエコキュート(型番『EQ46WFV』)の場合、工事費込み価格の相場は、約41万円前後〜から提供されています。

ただし、厳密に言うと、工事費込み価格の相場は取り扱い業者によって傾向があり、約41万円前後から正規価格の100万円前後まで相場に幅があります。

工事費込み価格の相場は取り扱い業者によって傾向があり、相場に幅があります。

工事費込み価格の相場が最も安いのは、すでにお伝えしたとおり、インターネット販売業者です。

エコキュートの買い替え・交換でかかる費用

エコキュートの買い替え・交換にかかる費用は主に以下の4つで構成されます。

内容詳細価格相場
エコキュート本体
貯湯タンク
ヒートポンプ
20~50万円
エコキュート付属品
台所リモコン
浴室リモコンなど
1~3万円
標準工事基礎工事
水道工事
電気工事など
10~20万円
追加工事古い給湯器の処分費
オイルタンク移設費
浴槽循環器取り付け工事
搬入困難場所の特殊運搬料など
4~6万円

エコキュートの工事費込み価格といっても、その値段に含まれる内容は、業者によって異なります。

エコキュートの買換え・交換で見積もりをとるときは、提示価格に何が含まれるのか(何が含まれないのか)をよく把握するようにしましょう。

ダイキン|エコキュートの寿命は何年?

一般的にエコキュートの寿命は10〜15年と言われています。

しかし、メーカーの保証期間はもっと短く、部位によって異なります。

ダイキンの場合、メーカー保証期間は下記のとおりです。

保証対象保証期間
本体お買い上げ日から1年間
冷媒系統お買い上げ日から3年間
タンクお買い上げ日から5年間

表を見ても分かるように、エコキュート本体のメーカー保証期間は1年しかありません。

もし不安な方は、有償で10年間保証制度を利用することができます。ただし、有料保証のお申込み期限は設置より6ヵ月以内です。

出典:ダイキン公式サイト

他メーカーにはない、ダイキン独自のサービスとして

ヒートポンプのみの交換が可能となっている

というのが大きな特徴です。

ダイキンはもともとエアコンのメーカーであり、空気から熱を作るヒートポンプについて高い技術を持っています。

そのため、ダイキンのエコキュートは、エコキュートの心臓部ともいえるヒートポンプが故障したとしても、ヒートポンプのみの交換が可能となっているのです。

ヒートポンプが故障した場合『エコキュートを丸ごと交換してください』と言われることも少なくありません。

そんな万が一の事態にも備えられるのがダイキンの魅力です。

ぜひ参考にしてみてくださいね!

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