電気温水器の故障どこに連絡すべき?症状別に修理業者の賢い選び方を解説

電気温水器の修理は、どこに連絡するといい?

電気温水器のメーカー修理の受付手順は?

修理費用や修理日数はどれくらい?

このような疑問に答える記事です。

トラブルに見舞われるとつい焦ってしまいますが、修理費用や修理日数がどれくらいなのか気になりますよね?

この記事では、電気温水器の故障や修理を問い合わせる前に、必ず確認しておきたいポイントを具体的に解説します。

不要な出費やトラブルを避けて、スムーズに修理するためにも、ぜひ最後まで読んでみてください。

この記事で分かること
  • 電気温水器の故障の問い合わせ前に確認すること
  • 電気温水器の修理費用や修理日数の目安
  • 電気温水器の修理の問い合わせ手順
  • 電気温水器の修理業者の探し方と依頼手順
目次

電気温水器の故障の問い合わせ前に確認すること

【緊急度の高い】故障の症状

トラブルに見舞われると、不安で焦ってしまうかもしれません。

しかし、なかには簡単な操作で問題が解決する症状もあります。

電気温水器の故障を問い合わせる前に、まずは次の症状の有無を確認しましょう。

  • 電源はつくか
  • リモコンにエラーは出ているか
  • 冬季の凍結の可能性はあるか
  • 蛇口からお湯は出るのか出ないのか
  • 周辺で水漏れが発生しているかどうか

停電の直後などが理由で、電源がつかない場合は、リセット操作で直ることがあります。

リモコンのエラーも、一時的な誤検知や安全装置の作動によるものは、エラー解除で復旧することがあります。

冬季の凍結による不具合も、場合によっては自然解凍を待つことで無事に復旧することがあります。

まずはお手元の取扱説明書で、故障の症状に応じた対応方法を確認しましょう。

ただし、取扱説明書で修理が推奨している場合や、色んな不具合が複数同時に発生している場合は、緊急度が高い故障の可能性があります。

例えば水漏れは、時間がたつほど水が広がって正常な部品に水がかかる恐れがあり、時間がたつほど修理費用が増大する可能性があります。

そのため、異常を感じたら早めの対応が肝心です。

【自分で対応】DIYするかどうかの判断

結論から言うと、自分でDIYで修理を行うのはおすすめできません。

もちろん、取扱説明書に記載があるお掃除やメンテナンス、公式サイト推奨している作業であれば、自分で行っても大丈夫です。

しかし、取扱説明書や公式サイトに記載のない作業を独断で行うことには、次のようなデメリットがあります。

  • 感電や火災のリスクがある
  • 故障が悪化するリスクがある
  • DIYで悪化した不調・不良は保証対象外
  • 専門的な工具や金物類が必要になる
  • 無資格のDIYが違法になる工程もある

DIYよる悪化はメーカー保証対象外となるうえに、かえって不要な出費の増加を招くリスクがあります。

そのため、電気温水器の修理・交換をDIYで行うのは推奨できません。

異常を感じたら適切な専門知識と技術をもった修理業者に修理してもらいましょう。

保証期間と無料修理について

電気温水器が故障しても、保証期間内であれば無償で修理対応してもらえます。

まずはお手元の保証書で、保証期間内であるかどうかを確認しましょう。

三菱では、電気温水器の保証期間は、本体が2年間、熱交換器・コンプレッサーは3年間、貯湯タンクは5年間となっています。

※延長保証の制度を利用している場合は、保証期間はもっと長くなります。

保証期間を過ぎている場合には、有料修理となります。

電気温水器の修理費用や修理日数の目安

保証期間外の修理費用の目安

保証期間を過ぎている場合には、有償修理となります。

どのメーカーも、だいたい次のような相場感となっています。

  • 出張・点検のみ(修理なし)なら5,000円〜15,000円程度
  • 混合弁・サーミスタ等の部品交換なら20,000円〜40,000円程度
  • 制御基板やリモコンなど電気系統部品交換なら30,000円〜60,000円程度

軽微〜中程度の故障は1〜5万円程度ですが、重度の故障の場合は7万円〜20万円程度が相場となります。

正確な金額は、それぞれのメーカーの修理窓口に直接きくのが一番確実です。

電話窓口で問い合わせれば、だいたいの修理費用の目安を教えてくれます。

故障内容によっては上記の目安金額を大幅に超える見積もり額となる場合があります。

出張費が高い?

メーカーに修理依頼するときに注意したいのが、出張費などの取扱いです。

メーカーに修理依頼すると、メーカーが担当者を現場に派遣することになります。

万が一、現場で状況を確認した結果、部品交換などの修理をしない(修理不要)となった場合でも、出張費がかかります。

メーカーの修理費用が高いと感じる場合には、給湯器の専門業者への依頼も検討してみましょう。

給湯器の専門業者は、メーカーに比べると良心的な料金体系になっていることが多いです。

とくに、近隣のお住まいの地域で活動している給湯器の専門業者なら

  • 出張費が無料になる
  • 見積もり費用がかからない

といった料金体系で対応してくれる業者もあるため、ムダな出費を抑えれらることがあります。

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修理日数の目安

実際の現場の修理時間は、2〜3時間程度で終了するケースが多いです。長くても半日程度でしょう。

しかしメーカー窓口に修理依頼するとメーカーが担当者を手配するのに日数がかかる場合があります。

繁忙期には問い合わせてから修理に来てもらうまでに2〜3日(またはそれ以上)かかるケースも多いです。

電気温水器の修理の問い合わせ手順

メーカー修理窓口の手順と電話番号

  1. メーカーの修理・相談窓口に電話する
  2. 電話で連絡先・品番・訪問日を打ち合わせる
  3. 指定日に修理担当者が訪問する(修理品の診断のみで、修理作業は後日となる場合もある)
  4. 修理作業に立ち会う
  5. 修理料金を支払う

電話で、連絡先情報・製品情報(品番など)・故障内容を伝え、訪問日を打ち合わせます。

すると、打ち合わせた訪問日に、東芝の修理担当者が指定場所に来てくれます。

修理には必ず立ち会うようにしましょう。

現場を確認した技術員が、必要な修理費用や工程を見積もり、料金を提示してくれます。

故障内容に合わせて修理が行われるため、症状によっては請求額が当初見込みと異なることがあります。

※修理作業は後日となる場合があります。

例)三菱の問い合わせ先

修理が必要なのかどうか基本的な判断に迷う場合には、まず総合案内の窓口にお電話してみましょう。

三菱電機お客様相談センターは「総合案内」のサポート窓口です。

▼三菱電機お客様相談センターの対応時間

平日9:00〜19:00
土・日・祝9:00〜17:00

こちらの窓口は「全般的な問い合わせ」に対応しています。

フリーダイヤル0120-139-365
携帯電話から(有料)0570-077-365
他の電話から(有料)03-3414-9655

しかし、実際に出張修理の依頼をしたい場合には、次の電話番号へ連絡しましょう。

三菱電機修理受付センターは、修理・点検・メンテナンスなどの、出張受付の窓口です。

電話以外にも、FAXやWEBフォームなどでも修理の依頼をすることができます。

WEBフォームは「三菱 修理Web受付」と検索すると公式サイトが出てくるでしょう。

フリーダイヤル0120-56-8634
携帯電話から(有料)0570-01-8634

例)パナソニックの問い合わせ先

▼パナソニック修理ご相談窓口の対応時間

月〜土9:00〜19:00
日・祝・定休日9:00〜17:30

▼パナソニック修理ご相談窓口の電話番号

フリーダイヤル0120-878-554
一般電話(有料)03-6633-6700

注意点①電話がつながらない

メーカーの修理窓口の電話回線は混み合っていることが多いです。

さらに日中の受付時間は限られるため

なかなか電話がつながらない…!

というときには、焦ってしまうかもしれません。

そんなときは、根気よく電話をかけ続けるしかありません。

また、どうしても急ぐ場合には、給湯器の専門業者にお電話してみることをおすすめします。

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注意点②即日対応が難しい場合もある

電気温水器のメーカーの修理サポートは非常に充実しています。

しかし修理が混み合っている場合は、即日対応が難しく、翌日(又は2〜3日後)の対応になることもあります。

今すぐ修理に来てほしい…!

そう思っても、即日対応できるかどうかは、状況次第です。

できるだけ早く直したい

すぐに来てほしい…!

そんなときには、地元の給湯器の専門業者にも電話などで問い合わせてみましょう。

地元の業者なら、近くなのですぐに駆けつけてくれ、即日対応してくれるところもあります。

また修理費用もメーカー修理に比べると安くすむ場合があります。

電気温水器の修理業者の探し方と依頼手順

修理費用や出張費が安い修理業者の特徴

修理費用や出張費が安い修理業者の特徴は2つあります。

  • お住まい近くの修理業者、地元の修理業者
  • 自社施工できる技術をもった修理業者

まず、お住まい近くの修理業者や地元の修理業者の場合、出張先が近隣のため当然ながら出張費は安いです。

電気温水器修理にかかる出張費は、修理担当者の所属拠点から遠くなるほど高く計算されます。

メーカー修理の場合、メーカーが修理業者を指定してくるため、出張費を安く抑えることができません。

なるべく地元の業者にお願いすることで修理費用を安く抑えられます。

※良心的な業者であれば出張費をサービスしてくれることもあります。

次に、自社施工できる技術をもった修理業者は、メーカーや家電量販店などに頼むより、修理費用は安いことが多いです。

なぜなら、メーカーや家電量販店のように、修理を外注する必要がないためです。

基本的にメーカーや家電量販店は、修理作業を別の業者に外注しているため、修理費用は割高になります。

外注マージン分が割高に請求されるため、結果的には損した気分になるかもしれません。

つまり、修理費用が安いおすすめの修理業者の特徴はこの2つとなります。

  • お住まい近くの修理業者、地元の修理業者(出張費が安くなるため)
  • 自社施工できる技術をもった修理業者(外注する必要がないため)

電気温水器の修理をどこに頼むか

給湯器の専門業者を探すときは、電話帳やネット検索で探すことが多いかもしれません。

どの修理業者を選んだら良いか迷ったら、次のポイントを意識して探しましょう。

  • 電気温水器の取扱いがある
  • 電気温水器の修理工事の実績がある
  • 口コミなどで施工内容が評価されている
  • 保証・アフターサービスが充実している
  • 料金が明朗会計で良心的

まず第一に、必ず電気温水器の取扱いがある業者を探しましょう。

業者によっては、電気温水器の修理工事の経験・実績がないこともあります。

実績や技術力が乏しい業者に依頼すると、またすぐに壊れてしまうというリスクもあります。

実績豊富で高い技術力をもつ業者なら、独自の保証やアフターサービスを行っているところも多いのでチェックしてみましょう。

思いがけないところで追加料金を請求されて嫌な思いをしないように、料金体系が良心的か、明朗会計になっているか、といった点も、チェックしておくと安心です。

電気温水器の修理業者の依頼手順

電気温水器の修理業者に問い合わせる手順は、次のとおりです。

  1. まずは専門業者に電話(又はメール)する
  2. 電話で連絡先・品番・訪問日を打ち合わせる
  3. 指定日に専門業者が来る
  4. 修理作業に立ち会う
  5. 修理費用を支払う

まずは各業者のに電話(又はメールなど)で連絡しましょう。

電気温水器のトラブル内容を具体的に伝えます。

業者によっては、現場の写真を送る必要がある場合もあります。

この時点でもし可能であれば、概算の見積もりをもらい、修理を行うか交換するかの参考にしてください。

続いて、自宅に業者を招いて点検を受けましょう。

この時点で、口頭や写真だけでは伝わらなかった症状を判断してもらいます。

修理の場合、業者の訪問日当日に、そのまま工事に移ることが多いです。

しかし、状況によっては、後日工事というケースもあります。

少しでも早く電気温水器を直してお湯を使えるようにするためにも、完全に壊れてしまう前に点検・修理を受けるのがおすすめです。

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