灯油ボイラーの買い替え費用は?タイプ別の相場・修理か交換か見極めるコツ

灯油ボイラーの調子がおかしい…

灯油ボイラーを買い替えるといくら費用がかかる?

買い替えと修理どっちがいい?

買い替えを考えると、どれくらいの費用がかかるか気になる方も多いのではないでしょうか。

灯油ボイラーの買い替え費用は、ボイラーのタイプによって異なります。

今回は

  • 灯油ボイラーの買い替え費用の相場
  • 修理するか交換するか見極めるコツ

をご紹介していきます。

目次

灯油ボイラーの買い替え費用の相場

家庭用の灯油ボイラーの買い替え費用は総額で15万円〜40万円ほどみておくと安心です。

計算に入れるべきは下記の3つです。

  • 灯油ボイラー本体価格(リモコン含む)
  • 灯油タンク価格
  • 工事費用

ひとつずつ見ていきましょう。

灯油ボイラーの相場目安は10万円〜30万円

灯油ボイラーの本体価格の費用の相場をタイプ別でまとめると概ね次のとおりです。

機能タイプ直圧式貯湯式
給湯専用20万円〜22万円12万円〜16万円
セミオート22万円〜24万円19万円〜22万円
フルオート24万円〜30万円21万円〜23万円

給湯方式や性能、タンクのサイズによって値段が変わります。

給湯方式は「貯湯式」の方が価格が安い

給湯方式は、直圧式か貯湯式の2つのタイプから選べます。

一般に、直圧式の方が人気があり、価格は高めです。

直圧式は、瞬間的にお湯を温めて給湯するタイプです。

直圧式貯湯式
瞬間的にお湯を温めて給湯するタイプタンクにお湯をためて給湯するタイプ
・値段が高め
・水圧が抜群に良い
・お湯は飲用に使える
・温度設定も自由自在
・値段が安い
・水圧は弱め
・お湯は飲用に不向き
・温度設定が大雑把

貯湯式は、タンクにお湯をためて給湯するタイプで、直圧式に比べると価格は安いです。

しかし、お湯の水圧は弱めで飲用にも不向きなため注意が必要です。

また、使い方によっては燃費の面でも灯油を無駄に消費することがあります。

タンクのお湯の温度が下がると自動で燃焼開始するため、外出時に灯油を無駄に消費してしまうのです。

燃費を気にする方は、スイッチのON/OFFの管理に気を使う場面が多くなるでしょう。

そのため実際には、直圧式のほうが、使い勝手などの点から人気があります。

性能でみると「給湯専用」が一番安い

給湯器には一般に3つの性能から選ぶことができます。

給湯専用オートフルオート
給湯のみ・給湯
・自動湯はり
・給湯
・自動湯はり
・追い焚き

メーカーによって機能に多少の差はありますが、最も人気が高いのはフルオートのタイプです。

お風呂を自動でお湯はりしたり、お風呂の冷めたお湯を追い焚きする機能がついています。

一方で、給湯専用になると、基本的には、お湯を出すシンプルな機能しかついていません。

しかし一番値段が安いのも給湯専用のタイプになります。

どのメーカーであれ、機能の性能が上がるほど価格は高くなります。

灯油タンクの相場目安は2万円〜4万円

灯油タンクは別売りになっていることが多く相場の目安は2〜4万円です。

例)灯油タンクの相場

  • 鉄製で2〜3万円
  • ステンレス製で3〜4万円

灯油ボイラーの工事費用の目安は5万円〜

灯油ボイラーの買い替えにかかる工事費用は、現場の状況によって変わります。

あくまで目安ですが、代表的な工事費用の項目には次のようなものがあります。

項目相場
出張費5千円〜1万円
本体交換3万円〜6万円
追加作業(配管切除・接続作業)1万円〜(必要なぶんだけ)
撤去費用5千円〜1万円

出張費は業者によってはサービスしてくれるところもあります。

本体交換の費用相場は概ね5万円前後が目安です。

同じタイプの灯油ボイラーに買い替える場合は再利用できる配管や配線も多いです。

従来の配管や配線をできる限り再利用すれば、全体の工事費用を5万円程度に抑えられることもあります。

しかし、実際には、もう少し工事費用がかかると考える方が良いでしょう。

お選びになる機種や、現場の状況次第で追加工事が必要となることがあります。

例)

  • 配管やリモコン配線などが劣化して取替が必要
  • 本体を搬入するのが難しい現場で人手がかかる
  • 追い焚き機能付きにするための追加工事が必要

こうなると、手間や人手がかかるため、工事費用は少しずつ上っていきます。

給湯専用から追い焚き機能付きにすると価格は上がる

給湯専用タイプからフルオートタイプに交換するときは、追加工事が必要になります。

現場の状況次第ですが、最低でも2〜3万円くらい上乗せになることが多いです。

  • 浴槽に穴を開けて循環アダプターを取り付ける
  • 風呂リモコン用の配線工事を行う

このように、配管や配線を新たに追加する専門の工事が必要になるためです。

業者に現場を前もってチェックしてもらって、見積もりを入手することが大切です。

灯油ボイラーの撤去費用や下取り値引きについて

年式が古く劣化が激しい灯油ボイラーは、撤去費用がかかります。

しかし一方で、年式が新しい灯油ボイラーの場合は、いくらか値段がつくことがあります。

下取りという形で引き取ってもらえ、工事費用がそのぶん値引きされます。

業者に見積もりを依頼するときは、下取りについても交渉してみると良いでしょう。

灯油ボイラーを交換するか修理するかの見極め方法

修理ですませるか、交換するか、を見極めるときのポイントは2つあります。

  • 最終製造から10年経過しているかどうか
  • 故障や不具合が頻発しているかどうか

次で詳しく説明します。

最終製造から10年経過しているかどうか

買い替えを見極めるポイントの1つ目は、お使いの灯油ボイラーの型番の最終製造年です。

基本的にメーカーは製品の製造を終了してから10年間はその製品の部品を供給する義務があります。

そのため、最終製造年から10年以内であれば、修理用の部品が入手可能なので「修理する」という選択肢もアリです。

一般に灯油ボイラーの寿命は10年〜15年とされています。

しかし、なかには日頃から丁寧にメンテナンスされて、18年、20年、など長期間使用している方もいます。

上手にメンテナンスを続ければ、灯油ボイラーは長持ちする可能性もあります。

故障や不具合が頻発しているかどうか

買い替えを見極めるポイントの2つ目は、不具合が出る頻度です。

不具合が滅多におきないなら、やはり修理の方が買い替えよりも安いです。

しかし、不具合が頻発するなら、いくら安いとはいえ修理費用がかさみます。

例)

  • 簡単な部品交換なら出張費込みで1万円程度
  • バーナーなど主要部品で数万円程度

買い替え費用と比較して、長い目で見たときに必ずしも経済的とはいえないかもしれません。

さらに、最終製造年から10年以上たっている場合には、修理用の部品を確保できる保証がありません。

そのため、いざ故障すると、新しい別の給湯器に買い替えるしかないケースも多いです。

いったん壊れてしまうと、復旧するまでお湯が使えない状況を強いられます。

業者やメーカーによっては希望する在庫がないケースもあるため、焦ってしまうお客さまも少なくありません。

急な故障で十分な検討ができず、場当たり的な判断で買い替えせざるをえなくなる可能性もあります。

最終製造年から10年以上たっており、次のような症状が頻発している場合は、早めに交換を検討しましょう。

  • お湯の温度が安定しない
  • 給湯器から黒い煙が出ている
  • 排気口のまわりが黒ずんできた
  • 給湯器から燃料が漏れ出している
  • 給湯器から水漏れがある
  • リモコンのエラーコードが頻発する
  • 運転音がうるさくなった
  • 運転時に異臭がする(点火時・消火時を除く)
  • 運転音が大きくなってきた
  • 外装にサビが目立つようになってきた

例外:期間限定なら中古品も選択肢に入る

家を新築する予定が決まっているのに、今使っている灯油ボイラーが壊れてしまった!

今のボイラーは古すぎて修理できそうにないが、新品を買っても長く使う予定がない

そんな場合に限り、中古品を検討してみるのもアリです。

そもそも中古品は、あまり市場には流通していません。

しかし、給湯器の専門業者であれば、下取りした中古品の在庫を保有していることがあります。

もちろん、新品の灯油ボイラーに比べると、いつ壊れてもおかしくないのが中古品です。

そのため、原則としては新品に買い替えるのがおすすめです。

しかし特別な事情で「新品を買うのが勿体ない」という場合は、中古品を探してみても良いでしょう。

地元の信頼できる施工業者であれば、応じてくれる可能性もあります。

まとめ

今回は、灯油ボイラーの買い替え費用の相場や、修理するか交換するか見極めるコツについてご紹介しました。

ぜひ参考にしてみてください。

ボイラーの設置費用はいくらですか?

従来の配管や配線をできる限り再利用すれば、全体の工事費用を5万円程度に抑えられることがあります。

ボイラーの取り外し費用はいくらですか?

取り外しにかかる撤去費用は5千円〜1万円ほどが相場です。

灯油ボイラー交換の相場はいくらですか?

機種によって相場が異なりますが、15万円〜40万円ほどみておくと安心です。

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