ダイキンエコキュート警報H8の修理費用は高い?自分でエラー解除や対処する手順を解説

ダイキンエコキュートの警報エラーH8って何?

警報H8のエラーの原因や解除方法は?

警報H8の修理費用はいくらかかる?

そんな疑問に答える記事です。

ダイキンエコキュートの警報H8は、圧縮機の入力電流が上昇しないことを知らせるエラーです。

警報H8の不具合は、自分で対処できるのか、修理費用はいくらかかるのか、など気になる方も多いでしょう。

この記事では、ダイキンエコキュートに警報H8のエラーが出たとき、必ず確認しておきたいポイントを具体的に解説します。

不要な出費やトラブルを避けて、落ち着いて対処するためにも、ぜひ最後まで読んでみてください。

この記事で分かること
  • 警報H8の圧縮機の不具合とは
  • エラーの主な症状や原因
  • メーカーが推奨する対処法
  • メーカーの修理費用の目安
  • 警報の解除・リセット方法
目次

ダイキンエコキュート警報h3の圧縮機の不具合とは

ダイキンエコキュートの警報H8は、圧縮機の入力電流が上昇しないことを知らせるエラーです。

圧縮機は、ヒートポンプユニット(室外機)の内部で熱を作り出す重要なパーツです。

そもそもエコキュートは、ヒートポンプユニットで、冷媒と呼ばれる特殊なガスを圧縮して熱を作っています。

上の図の2の圧縮機で熱を作るために冷媒を圧縮しますが、その過程で流れるはずの電流がうまく流れず、圧縮機が停止していることを知らせるのがH8の警報です。

圧縮機が停止しているかどうかは、ヒートポンプユニットのファン(プロペラ)が回転しているかどうかでも確認できます。

警報H8が起きる主な原因

圧縮機の入力電流が上昇しない原因としては、次のいずれかが考えられます。

  • 機械を動かす制御基板が故障した
  • 内部の中継コネクタ接続部が外れた
  • 圧縮機の部品自体が故障した
  • リアクターが故障した
  • 電源電圧が低下した 等

原因は1つとは限らず、複数の原因が同時に起きていることもあります。

原因を特定していくのは素人では難しく、プロによる判断が必要です。

警報H8の主な症状

警報H8のエラーが出ると、新しくお湯が作れない(タンクにためられない)ことになります。

そのため、例えば次のような症状が出ます。

主な症状の例

  • タンクのお湯が沸かない
  • タンクのお湯がたまらない
  • リモコンで沸き上げ操作ができない
  • タンクのお湯を使い切るとお湯が出ない など

※新しくお湯を作ることが出来ませんが、貯湯タンクに溜めてあるお湯は使うことができます。蛇口やシャワーから出るお湯は使って大丈夫です。

H8の警報がすぐ消えたときは?

H8の警報がすぐ消えたなら、機械の一時的な誤作動だった可能性があります。

しばらく様子をみながら、エコキュートを使い続けても良いでしょう。

もし警報が再発するようなら、修理を依頼してください。

ダイキンエコキュート警報H8の修理費用の目安

お使いのエコキュートが保証期間内であれば、無償修理できる場合があります。

まずはお手元の保証書や取扱説明書で保証期間内かどうかを確認しましょう。

保証期間を過ぎている場合は、有償修理の扱いとなり、修理費用がかかります。

修理費用は、ダイキンの公式サイトで概算目安が公開されており、参考となる料金は下記のとおりです。

メーカー修理の目安(参考)

  • 出張点検のみなら14,500円〜19,000円
  • 制御基板の交換なら36,000円~50,000円
  • 圧縮機交換等なら10万円以上かかるケースあり

メーカーの症状別の料金一覧は、こちらの記事にまとめて記載しています▶症状別の料金一覧を確認する

警報H8の原因が何かによって、修理箇所が異なり、修理代も異なります。

修理箇所は現場をみてからの判断になるため、修理金額を事前に予想するのは難しいでしょう。

メーカー修理の特徴

メーカー窓口に修理依頼した場合の修理費用は、次のように計算されます。

修理費用 = 技術料 + 部品代 + 出張費

現場点検の結果、仮に部品交換などの修理が不要だった場合でも、点検料と出張費はしっかり請求されます。

ダイキンの窓口に依頼すると出張・点検だけでも14,500円〜19,000円かかるため、高いと感じる方も多いかもしれません。

もし可能であれば、先に販売店(据付工事店)に連絡してみましょう。

先に販売店(据付工事店)に連絡するメリット

万が一にも販売店側の過失(施工不良や施工ミスなど)だった場合、修理費をサービスしてくれる可能性があります。

販売店独自の延長保証を利用している場合も、保証期間内であれば無料で修理してもらえます。

販売店(据付工事店)の連絡先は、通常は、お手元の取扱説明書や保証書に記載されていますので確認しましょう。

地元の給湯器の専門業者に連絡するメリット

地元で信頼や実績のある給湯器の専門業者を知っていれば、そちらに連絡しても良いでしょう。

電話などで問い合わせて具体的な症状を伝えると、必要な応急処置を教えてくれます。

地元の業者であれば、出張費をサービスしてくれるところもありますし、良心的な料金体系で修理に応じてくれるところもあります。

ぜひこちらの記事もチェックしてください。

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ダイキンエコキュート警報H8の対処法

メーカーが推奨する対処法

ダイキンが公式サイトで推奨している対処方法は次のステップです。

  • エラーをリセットして再発するか確認する
  • エラーが再発するようなら修理を依頼する

公式サイト説明を確認したい方は、こちらの公式サイト検索をご覧ください▶公式サイトをみる

AIボットにチャット欄で「H8」と入力すると、具体的な対処の手順を教えてくれます。

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ダイキンエコキュート警報エラーのリセット・解除方法

ここからは、ダイキンエコキュートの警報エラーをリセットする手順をご紹介します。

ダイキンのエラーの解除方法はこちら。

貯湯タンクの漏電遮断器を約10秒以上「OFF」にした後、もう一度「ON」にする

機種によって漏電遮断器の位置は異なりますので、下図を参考にしてください。

漏電遮断器は、エコキュートの貯湯タンクに付いています。

普段はカバーで覆われていますが、パカッと開ける蓋があるため、貯湯タンクの上部や側面を探してみましょう。

漏電遮断器を見つけたら、スイッチを動かして「OFF」の状態にします。

エコキュートの電源が切れ、リモコンの画面も一時的に真っ暗になりますが、慌てずに10秒以上待ちましょう。

10秒以上経過したら、再び「ON」の状態に戻します。

このとき、リモコンに再びH8が表示されなければ、機械の一時的な誤作動だったと考えられます。

警報が再発しなければ、正常に戻っているため、そのまま使って大丈夫です。

公式サイトの説明でも、そのようにアナウンスしています。

しかし、機械の一時的な誤作動ではなく、エコキュートに不具合がある場合は、警報が再発します。

この場合は、早急に点検と修理を依頼しましょう。

ダイキンのエコキュートで警報H8が出たときに自分でできる対処法は何?

自分で対処できるのは、エラー解除を試すことだけです。自分でヒートポンプを分解してDIYで修理しようとは考えないでください。かえって故障の悪化を招くリスクが非常に大きいです。ヒートポンプはエコキュートの心臓部ともいえる重要なユニットで、高度な専門知識と技術が必要です。

ダイキンのエコキュートのエラー解除は何度も行って大丈夫?

何度も再起動を繰り返さないでください。再起動を繰り返すと、エコキュートに負荷がかかり不具合が悪化する恐れがあります。一度試して再発するようなら、諦めて、専門業者に連絡することをおすすめします。

H8のエラーコードの再発を放置したらどうなる?

新しいお湯を作ることができないため、数日中には湯切れを起こしてしまい、お湯を使えなくなります。また、エラーを放置していると別の故障を招く恐れもあります。故障個所が増えれば、修理費用はより高額になります。エラーコードが再発するなら、早めに対処しましょう。

熊本県内で迅速対応中!ぜひ坂口ボイラーへご連絡を

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「修理さえすれば、まだまだ使える」という様々なシチュエーションで、積極的に修理に応じております。

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