ダイキンエコキュート警報E7とは?ファンが回らない原因やエラー解除方法・交換費用を解説
ダイキンエコキュート警報のE7って何?
E7のエラーの原因や解除方法は?
E7の修理費用はいくらかかる?
そんな疑問に答える記事です。
ダイキンエコキュート警報FAは、ファンモーター異常を知らせるエラーです。
ヒートポンプユニットのファンモーターが運転しないため停止していることを知らせています。
ファンモーターの不具合は、自分で対処できるのか、修理費用はいくらかかるのか、など気になる方も多いでしょう。
この記事では、ダイキンエコキュートにE7のエラーが出たときに、必ず確認しておきたいポイントを具体的に解説します。
不要な出費やトラブルを避けて、落ち着いて対処するためにも、ぜひ最後まで読んでみてください。
- ファンモーター異常とは何か
- エラーの主な症状や原因
- メーカーが推奨する対処法
- メーカーの修理費用の目安
- エラーの強制解除の方法
ダイキンエコキュート警報E7のファンモーター異常とは
エラーE7は、ヒートポンプユニットのファンが回らなくなっているときに表示されるエラーです。
下の仕組み図にあるように、ヒートポンプとは空気から熱を作るユニット(室外機)です。
ファンモーターとは、空気の出入口にあるファンを回転させるモーターです。
下の図でいくと、左側の熱交換器Aの側面についている円形のファンの部分を指します。
ファンが回らない主な原因
ファンが回らない原因は、例えば、次のとおりです。
- 異物やゴミが詰まっている
- 雪や氷で凍結して固まっている 等
異物や雪・氷がヒートポンプユニット内部に入り込んで付着するとファンが回りません。
ファンが回らないときの主な症状
E7のエラーが出ると、新しくお湯が作れない(タンクにためられない)ことになります。
そのため、例えば次のような症状が出ます。
主な症状の例
- タンクのお湯が沸かない
- タンクのお湯がたまらない
- リモコンで沸き上げ操作ができない
- タンクのお湯を使い切るとお湯が出ない など
※新しくお湯を作ることが出来ませんが、じゃ口・シャワーからタンク内に残っているお湯は使うことができます。
ダイキンエコキュート警報E7の修理・交換費用の目安
お使いのエコキュートが保証期間内であれば、無償修理できる場合があります。
まずはお手元の保証書や取扱説明書で保証期間内かどうかを確認しましょう。
保証期間を過ぎている場合は、有償修理の扱いとなり、修理費用がかかります。
修理費用は、ダイキンの公式サイトで概算目安が公開されており、参考となる料金は下記のとおりです。
メーカー修理の目安(参考)
- 出張点検のみなら14,500円〜19,000円
- ファンモータの修理なら28,000円~37,000円
メーカーの症状別の料金一覧は、こちらの記事にまとめて記載しています▶症状別の料金一覧を確認する
警報E7の原因が何かによって、修理箇所が異なり、修理代も異なります。
修理箇所は現場をみてからの判断になるため、修理金額を事前に予想するのは難しいでしょう。
メーカー修理の特徴
メーカー窓口に修理依頼した場合の修理費用は、次のように計算されます。
修理費用 = 技術料 + 部品代 + 出張費
現場点検の結果、仮に部品交換などの修理が不要だった場合でも、点検料と出張費はしっかり請求されます。
ダイキンの窓口に依頼すると出張・点検だけでも14,500円〜19,000円かかるため、高いと感じる方も多いかもしれません。
もし可能であれば、先に販売店(据付工事店)に連絡してみましょう。
先に販売店(据付工事店)に連絡するメリット
万が一にも販売店側の過失(施工不良や施工ミスなど)だった場合、修理費をサービスしてくれる可能性があります。
販売店独自の延長保証を利用している場合も、保証期間内であれば無料で修理してもらえます。
販売店(据付工事店)の連絡先は、通常は、お手元の取扱説明書や保証書に記載されていますので確認しましょう。
地元の給湯器の専門業者に連絡するメリット
地元で信頼や実績のある給湯器の専門業者を知っていれば、そちらに連絡しても良いでしょう。
電話などで問い合わせて具体的な症状を伝えると、必要な応急処置を教えてくれます。
地元の業者であれば、出張費を安くサービスしてくれるところもありますし、良心的な料金体系で修理に応じてくれるところもあります。
ぜひこちらの記事もチェックしてください。
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ダイキンエコキュート警報E7の対処法
メーカーが推奨する対処法
ダイキンが公式サイトで推奨している対処方法は次のステップです。
- ファンに異物が絡んでいる場合は、異物を取り除く
- ファンに雪や氷が付着している場合は、自然解凍を待ってエラーをリセットする
- エラーをリセットしても再発するようなら修理を依頼する
公式サイト説明を確認したい方は、こちらの公式サイト検索をご覧ください▶公式サイトをみる
AIボットにチャット欄で「E7」と入力すると、具体的な対処の手順を教えてくれます。
①ファンに異物が絡んでいる場合の対応
ファンに異物が絡んでいる場合の対応は次の手順で行います。
- 貯湯タンクの漏電遮断器を「切」にする
- ファンにからまっている異物を取り除く
- 貯湯タンクの漏電遮断器を「入」にする
エコキュートの漏電遮断器の位置は機種によって異なりますが、下図も参考にしてください。
※漏電遮断器でエラー解除(リセット)する手順は後で説明します。
②ファンに雪や氷が付着している場合の対応
ファンに雪や氷が付着している場合の対応は次の手順で行います。
- ヒートポンプユニット周辺の雪を取り除くか融かす
- ヒートポンプユニット内の雪や氷は気温が上がり自然に解凍されるのを待つ
- 雪や氷が融けたあと、漏電遮断器でエラーをリセットする
※漏電遮断器でエラー解除(リセット)する手順は次で説明します。
ダイキンエコキュート警報エラーのリセット・解除方法
ここからは、ダイキンエコキュートのエラーを解除する手順をご紹介します。
ダイキンのエラーの解除方法はこちら。
貯湯タンクの漏電遮断器を約10秒以上「OFF」にした後、もう一度「ON」にする
機種によって漏電遮断器の位置は異なりますので、下図を参考にしてください。
漏電遮断器は、エコキュートの貯湯タンクに付いています。
普段はカバーで覆われていますが、パカッと開ける蓋があるため、貯湯タンクの上部や側面を探してみましょう。
漏電遮断器を見つけたら、スイッチを動かして「OFF」の状態にします。
エコキュートの電源が切れ、リモコンの画面も一時的に真っ暗になりますが、慌てずに10秒以上待ちましょう。
10秒以上経過したら、再び「ON」の状態に戻します。
警報が再発しなければ、正常に戻っているため、そのまま使って大丈夫です。
公式サイトの説明でも、そのようにアナウンスしています。
しかし、エコキュートに不具合がある場合は、警報が再発します。
この場合は、早急に点検と修理を依頼しましょう。
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