エコキュート電気代1ヶ月シュミレーション!3〜4人家族の平均は?ガス代と比較した結果も

エコキュートで毎月の電気料金は本当に安くなる?

3~4人家族の平均の電気料金は?

ガス代とも比較したい

そんな疑問に答える記事です。

電気代が安い時間帯にお湯を沸かして光熱費を節約してくれるエコキュート。

でも実際に毎月の電気料金が安くなるのか、購入前に知っておきたい方も多いのではないでしょうか。

この記事では、各メーカーの料金シミュレーションページを使って算出したランニングコストを表にまとめています。

電気料金を上手に節約する方法も紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。

この記事で分かること
  • エコキュート電気代1ヶ月シュミレーション(2024年12月20日時点)
  • エコキュートの電気代を上手に節約する方法
  • オール電化のエコキュートの電気代は高い?
目次

エコキュート電気代1ヶ月シュミレーション

エコキュート電気代1ヶ月シュミレーション

一般に、エコキュートの給湯にかかる電気代は、沸かす湯量(タンク容量)が大きいほど高くなります。

3〜4人家族に適したエコキュートのタンク容量は370Lと言われています。

下記は、三菱電機が公式サイトで公開している370Lのタンクを使用している場合の1ヶ月あたりの電気代平均です。

※3人家族をベースにシュミレーションした結果(3人家族/各電力会社/2024年12月20日時点)

エリアエコキュート従来型ガス給湯器エコジョーズ
北海道電力約4,600円LPガス:約18,517円
都市ガス:約10,125円
LPガス:約15,517円
都市ガス:約8,517円
東北電力約3,950円LPガス:約15,350円
都市ガス:約8,908円
LPガス:約12,833円
都市ガス:約7,425円
北陸電力約2,992円LPガス:約12,333円
都市ガス:約9,758円
LPガス:約10,383円
都市ガス:約8,225円
東京電力約3,017円LPガス:約11,767円
都市ガス:約6,942円
LPガス:約9,900円
都市ガス:約5,658円
中部電力約2,900円LPガス:約12,242円
都市ガス:約8,008円
LPガス:約10,308円
都市ガス:約6,775円
関西電力約2,408円LPガス:約10,925円
都市ガス:約6,950円
LPガス:約9,208円
都市ガス:約5,875円
中国電力約2,917円LPガス:約12,433円
都市ガス:約9,458円
LPガス:約10,475円
都市ガス:約7,941円
四国電力約2,875円LPガス:約11,075円
都市ガス:約9,233円
LPガス:約9,342円
都市ガス:約7,917円
九州電力約2,292円LPガス:約11,075円
都市ガス:約9,192円
LPガス:約9,333円
都市ガス:約7,592円
沖縄電力約1,717円LPガス:約8,675円
都市ガス:約7,058円
LPガス:約7,308円
都市ガス:約5,492円
出典:三菱製エコキュート公式サイト(2024年12月20日時点)

下記は、日立が公式サイトで公開している370Lのタンクを使用している場合の1ヶ月あたりの電気代平均です。

エリアエコキュートLPガス省エネ給湯器都市ガス省エネ給湯器
北海道電力約2,293円約15,563円約6,932円
東北電力約1,912円約11,706円約7,247円
北陸電力約1,595円約11,652円約9,155円
東京電力約1,888円約9,417円約4,495円
中部電力約1,887円約9,766円約6,017円
関西電力約1,605円約9,342円約4,901円
中国電力約1,786円約10,008円約6,683円
四国電力約2,348円約10,908円約6,691円
九州電力約1,493円約9,367円約7,351円
沖縄電力約1,016円約7,871円約4,893円
出典:日立製エコキュート公式サイト(2024年12月20日時点)

【3〜4人家族】エコキュート電気代とガス代の比較

メーカーが公開しているシミュレーションによれば

エコキュートは、従来のガス給湯器に比べて 約80%程度 の光熱費がカットできるとされています。

LPガスの場合のシミュレーション(370Lかつ九州電力エリアの場合)

都市ガスの場合のシミュレーション(370Lかつ九州電力エリアの場合)

10年前の古いエコキュートは要注意

10年以上前の型式が古いエコキュートの場合、期待したほどの節約効果が得られない場合があります。

理由は、古いエコキュートの場合、利用している電気料金プランに合った細かな設定機能がついていないことがあるためです。

エコキュートは基本的に、電気料金の安い深夜帯にお湯を沸かすことで、光熱費削減を可能にしています。

しかし、2011年の震災後、各電力会社は電気料金の値上げをしてきました。2020年以降はさらに値上がりしています。

出典:日本生命公式サイト

また、電力会社によっては、深夜帯の料金を安くする代わりに昼間の料金を割高に提供するケースも出てきました。

そのため、最近は、エコキュートを導入すると同時に、

・生活スタイルに見合った電気料金プランを選ぶこと
・電気料金プランに見合ったエコキュートの給湯設定を行うこと

が欠かせません。

最近のエコキュートは、省エネモードの設定機能が充実しているのですが、古いエコキュートの場合はその機能が付いていない(または充実していない)ことがあるため注意が必要です。

エコキュートの電気代を上手に節約する方法

時間帯別の料金プランをチェックしよう

お使いの電気料金プランごとに、安い夜間電力が使える時間帯が異なります。

出典:九州電力公式サイト「ナイトdeセレクト」

エコキュートの夜間時間の設定が違っていると電気代がたくさんかかってしまうことがありますので、間違えないようしっかりと時間帯設定を行いましょう。

また、電気料金プランの種類が増えたり、ご家庭の生活スタイルの変化で適切な電気料金プランが変わったりする場合があります。

定期的に契約する電気料金プランの見直しをすることも、大きな電気代節約へとつながります。

ピークカット設定をきちんとする

出典:三菱電機公式サイト

エコキュートなどに最適な夜間の電気の単価が安い電気料金プランは、日中は時間帯別に電気の単価が設定されているので、日中の単価が高い時間帯があります。

特に、現在ピークシフトプランを契約されているご家庭は、ピーク時間帯にエコキュートで沸き上げなどをしてしまうと、電気代がとても高くなってしまうため、注意が必要です。

お使いの電気料金プランの日中の単価が高くなる時間帯を把握し、ピークカット設定(設定した時間帯の間はお湯が少なくなっても自動沸き増しをしない設定)ができるエコキュートはきちんと設定をしましょう。

出典:ダイキン公式サイト
出典:ダイキン公式サイト

ピークカット設定がないエコキュートは、来客などでいつもよりお湯を多く使いそうな日などはピーク時間前に湯残量を確認し、沸き増しが必要な場合はピーク時間を除いた時間帯に沸き上げを行うようにしましょう。

昼間の沸き増しを避けて上手に節約しよう

最近のエコキュートは、タンクの湯量が少なくなると自動で日中に沸き増しをする「自動沸き増し機能」がついていることが多いです。

出典:パナソニック公式サイト

エコキュートは、その日にもうこれ以上お湯を使わないという場合は、その日の昼間の自動沸き上げを停止することで余分な電気代をかけずにすみます。

その日にお湯を使わない時は昼間沸き上げを停止しておきましょう。

オール電化のエコキュートの電気代は高い?

2011年の震災後、各電力会社は電気料金の値上げをしてきているため

期待したような節約効果が得られないのではないか?

と考える方もいらっしゃるようです。

しかし2022年頃から、ウクライナ危機でLNG(液化天然ガス)などの燃料も高騰化してきているため、安易にガスの方が安くなるという単純な話ではありません。

オール電化住宅は

・夜間の料金単価が割安に設定されており、夜間に電気がお得に使える
・基本料金が電気に一本化されるため、ガスと併用する場合よりもお得になる

というメリットがあります。

きちんと生活スタイルに合ったシミュレーションをしていきましょう。

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