エコキュート水漏れ修理代は高い？人気メーカー別の費用相場や出張費を解説

水漏れ修理の相場が1万〜30万円と幅があって怖い・・！

修理費用について、ケース別にもっと具体的に知りたい

そんな疑問に答える記事です。

水漏れの修理代の相場や目安を見ても、1万〜30万円まで幅があって不安に思う方もいるかも知れません。

この記事では、エコキュートが水漏れしたときの修理費用や判断の基準について具体的に解説します。

不要な出費やトラブルを避けて、落ち着いて対処するためにも、ぜひ最後まで読んでみてください。

エコキュート水漏れ修理代は高い？

エコキュートの水漏れ修理代は、故障レベルによって幅があります。

予算感の概要は下記のとおりです。

故障レベル	修理代の目安
軽度 フィルタ詰まりや軽微な部品交換	1〜3万円程度
中度 複数箇所の修理・配管の取替え等	4〜8万円程度
重度 ヒートポンプなど心臓部の故障 部品供給が終了している等	10万円以上 ※交換なら30万以上

※あくまで一般的な目安とお考え下さい。実際には現場を見てみないと分からないことも多いです。

故障レベルが軽度の場合とは、例えばストレーナー掃除や軽微な部品交換で直るケースです。

例）

• ストレーナーの汚れの詰まりの掃除
• 混合弁、電磁弁、センサー等の部品交換
• 軽微なタイプの制御基板の交換　等

故障レベルが軽度の場合は修理にもあまり時間はかかりません。

修理代（掃除代含む）は、部品代＋点検料・出張料で、概ね1〜3万円ほどの予算感が目安となります。

ストレーナーの汚れ掃除は、修理代の節約を考えて個人で対応される方もいます。

ただし個人対応は、あくまでも自己責任となります。不安な方は事前に業者を頼りましょう。

故障レベルが中度の場合とは、例えば次のようなケースです。

例）

• 部品代が高い箇所の部品交換
• １つではなく複数の部品交換
• 配管の取替が必要な工事　等

故障レベルが中度の場合の修理代は、部品代＋点検料・出張料で、概ね4〜8万円ほどの予算感が目安となります。

ただし故障箇所が複数に渡る場合は、部品代が上乗せになるため徐々に修理代は上がります。

また部品代が高い箇所の部品交換とは、例えばリモコンです。

リモコンは部品の値段が最初からやや高めなので全体の修理代が上がる原因になります。

さらに配管の取替が必要な工事となると、必要な配管の長さに応じて値段が上がります。

故障レベルが重度の場合とは、例えば、ヒートポンプなどの心臓部の部品の故障や部品供給が終了しているケース等です。

例）

• 熱交換器の修理
• 圧縮機の修理交換
• 部品供給が終了している 等

熱交換器や圧縮機は熱を作るヒートポンプの心臓部ともいえる場所で修理代は10万円以上かかることが珍しくありません。

また、年式が古いエコキュートだと部品供給が終了していることもあります。

部品供給が終了していると、いくら修理したくても、次のようにご提案せざるを得ないこともあります。

部品がないため修理できません。新しいエコキュートに買い替えてください。

エコキュートを買い替えるとなると予算感は一気に跳ね上がり、30万円以上は必要です。

年式が古い場合はたとえ修理できたとしても、他の部品もある程度は老朽化しているため、またいつ壊れるかわかりません。

長い目で見たときのトータルコストを考えながら、水漏れが起きる前に交換も検討しておいた方が良いでしょう。

エコキュート人気メーカー別の修理費用と出張費

修理の問い合わせ先として最初に候補に上がるのはメーカー窓口です。

メーカーによっては公式サイトで修理費用の概算目安を公開しているところがあります。

目の前の水漏れ症状がどこの不具合からきているのかは、素人では判断が難しいかもしれません。

最終的にはプロによる判断が必要ですが、メーカー公開の概算目安も水漏れ修理代の参考にしてください。

例）三菱の場合

内容	目安
水漏れ
∟ 下記以外の場合	16,500円～68,200円
∟ 冷媒回路の故障が原因の場合	68,200円を超える場合がある
※冷媒回路の故障が原因の場合	73,700円～188,100円
取扱説明・点検調整（部品交換を伴わない作業）	9,680円～15,180円

※冷媒とは何かを知りたい方はこちらの記事で詳しく解説しています

例）パナソニックの場合

内容	目安
混合弁の異常	23,000円〜30,000円程度
循環ポンプ異常	26,000円〜30,000円程度
エラーコードF14（圧縮機ロック）	30,000円～109,000円
エラーコードF24（冷媒サイクル異常）	87,000円程度

例）ダイキン

内容	目安
タンクから水が漏れている（三方弁、混合弁、風呂循環ポンプ 等）	25,000円～45,000円
エラーコードL5（ヒートポンプユニット基板）	36,000円～50,000円
圧縮機交換等の溶接を伴う作業が必要になる場合	約10万円以上の高額な修理となることもございます。

コロナ、長府製作所など一部のメーカーについては公式サイトをみても修理費用の概算目安が公開されていません。

そのため、修理費用を正確に把握するには、直接メーカー修理窓口に問い合わせるしかありません。

とはいえエコキュートの一般的な修理相場は、他社メーカーが公開している修理料金が参考になりますので参考にしてください。

保証期間内か保証期間外か

エコキュートが故障しても、保証期間内であれば無償で修理対応してもらえます。

まずはお手元の保証書で、保証期間内であるかどうかを確認しましょう。

メーカー保証期間は、一般に、本体は1年間、冷媒系統は3年間、タンク（缶体）は5年間となっているメーカーが多いです。

※延長保証の制度を利用している場合は、保証期間はもっと長くなります。

保証期間を過ぎている場合には、有料修理となります。

また、メーカー保証が切れていても、販売店の独自保証がついている場合、その保証期間内であれば無償で修理対応してもらえます。

販売店の保証書もチェックしてみると良いでしょう。

万が一にも販売店側の過失（施工不良や施工ミスなど）があった場合、修理費をサービスしてくれる可能性もあります。

意外と高い出張費・点検費も注意

メーカーに修理依頼するときに注意したいのが、出張料などの取扱いです。

メーカーに修理依頼すると、メーカーが担当者を現場に派遣することになります。

万が一、現場で状況を確認した結果、修理不要となった場合でも、出張料がかかります。

三菱の場合は「取扱説明・点検調整（部品交換を伴わない作業）9,680円～15,180円」となっており、意外と高いと感じるお客様も多いです。

点検調整で全てが解決したならラッキーですが、次のケースでは無駄な出張費がかかってしまったと後悔するかもしれません。

• 部品供給が終わっており買い換え以外に選択肢がない
• 修理代が高いため結局、買い替ええることにした　等

メーカー窓口に修理依頼した流れで買い替え検討を始めた場合、次のようなデメリットが出てきます。

• 基本的にはメーカーラインナップから選ぶことになる
• 他社メーカーのエコキュートと比較検討ができない
• 別メーカーにする場合も来てもらった出張費はしっかりとられる

その点、メーカーではなく、給湯器の専門業者へ相談するとメリットが多いです。

給湯器の専門業者は、様々なメーカーのラインナップに対応していることが多いです。

とくに、近隣のお住まいの地域で活動している給湯器の専門業者なら

• 出張費が無料になる
• 見積もり費用がかからない

このような良心的な料金体系で対応してくれる業者もあるため、ムダな出費を抑えれらることがあります。

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エコキュートの水漏れ修理どこに頼む？

地元の給湯器の専門業者の選び方

エコキュートの修理や交換を検討する際は、依頼する業者を選ぶ必要があります。

よくよく調べずに業者を決めてしまうと、思わぬ追加料金を請求されるなどトラブルに発展してしまうことがあります。

業者を選ぶポイントは次のようなものがあります。

• 丁寧で真摯な対応をしてくれる業者か
• 施工工事後の保証があるか
• 見積もりで作業費・工事費の内訳がわかるか
• 複数の業者に見積もりを取る　等

業者を選ぶときは、丁寧で親切な対応をしてくれるかどうか、質問に分かりやすく回答してくれるかという点をみましょう。

また、施工工事の保証がされているか、見積もりで作業費・工事費の内訳がわかるかどうか、も重要です。

ここを確認しないと、思わぬ追加料金を請求されるトラブルが起きる可能性があります。

見積もりを依頼した際に、費用が高いと感じたら他の業者にも相談してみると良いでしょう。

業者に見積もりを依頼する際は、複数の業者に見積もりを依頼していることを伝えるのもおすすめです。

すると、他の業者と差別化をするためにお得な割引をしてくれるケースがあります。

エコキュートの修理や交換を検討する際には複数の業者の見積もりを取り、最も信頼できる業者に依頼しましょう。

お金がないなら迷わず「地元で実績のある修理業者」を探そう

修理費用や出張費が安い修理業者の特徴は２つあります。

• お住まい近くの修理業者、地元の修理業者
• 自社施工できる技術をもった修理業者

まず、お住まい近くの修理業者や地元の修理業者の場合、出張先が近隣のため当然ながら出張費は安いです。

エコキュート修理にかかる出張費は、修理担当者の所属拠点から遠くなるほど高く計算されます。

メーカー修理の場合、メーカーが修理業者を指定してくるため、出張費を安く抑えることができません。

なるべく地元の業者にお願いすることで修理費用を安く抑えられます。

※良心的な業者であれば出張費をサービスしてくれることもあります。

次に、自社施工できる技術をもった修理業者は、メーカーや家電量販店などに頼むより、修理費用は安いことが多いです。

なぜなら、メーカーや家電量販店のように、修理を外注する必要がないためです。

基本的にメーカーや家電量販店は、修理作業を別の業者に外注しているため、修理費用は割高になります。

外注マージン分が割高に請求されるため、結果的には損した気分になるかもしれません。

つまり、修理費用が安いおすすめの修理業者の特徴はこの２つとなります。

• お住まい近くの修理業者、地元の修理業者（出張費が安くなるため）
• 自社施工できる技術をもった修理業者（外注する必要がないため）

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「エコキュートの修理は、どこに頼むといい？」

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そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ坂口ボイラーにご相談ください。

「修理さえすれば、まだまだ使える」という様々なシチュエーションで、積極的に修理に応じております。

万が一、交換を検討される場合でも、坂口ボイラーでは、豊富な種類のエコキュートのラインナップを取り揃えています。

エコキュートに関しても在庫を豊富に確保しており、割引価格でご提供しています。

また、お使いのエコキュートから他社製エコキュートに切り替えたいという場合にもご相談をお受けしております。

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