三菱の薄型エコキュートの寸法と価格は?370Lと460Lの寸法差や工事の注意点

三菱の薄型エコキュートの寸法と価格が知りたい

薄型タイプの370Lと460Lの寸法差はどれくらい?

三菱の薄型エコキュートに特有の注意点はある?

薄型のエコキュートの導入で気になるのが、薄型特有の寸法や価格です。

さらに、メーカーを三菱に絞って検討している方にとっては、三菱特有の注意点も気になるのではないでしょうか。

この記事では、三菱の薄型エコキュートの導入にあたり事前に注意しておくべきことを具体的に解説します。

不要な出費やトラブルを避けて、落ち着いて対処するためにも、ぜひ最後まで読んでみてください。

この記事で分かること
  • 三菱エコキュート薄型タイプの寸法
  • 三菱エコキュート薄型タイプの価格
  • 三菱エコキュート薄型タイプの注意点
目次

三菱エコキュート薄型タイプの寸法

薄型エコキュートは、一般的な角型のエコキュートに比べると、横幅が長く、奥行きが短い設計となっています。

三菱の薄型エコキュートの寸法サイズは下記のとおりです(出典:2023年12月版カタログ)

  • 横幅:1,120cm
  • 正面幅(奥行き):430mm
  • 高さ:2,150mm(430L)
  • 高さ:1,900mm(370L)

一般的な角型エコキュートと比較すると、正面幅(奥行き)が半分程度のため、狭いスペースにも設置が可能です。

※薄型エコキュートは角型に比べて、横幅は約1.5倍・奥行きは約1/2の寸法差があります。

しかし、この薄型設計により、内部構造が密になるため、タンクの容量も自然と限られる形となります。

三菱エコキュート薄型タイプの価格

三菱の薄型エコキュートの公式価格は下記のとおりです

スクロールできます
三菱
Sシリーズ
430L
フルオート
三菱
Sシリーズ
370L
フルオート
三菱
Aシリーズ
430L
フルオート
三菱
Aシリーズ
370L
フルオート
出典
カタログ
発行年月:
2023年12月版
発行年月:
2023年12月版
発行年月:
2023年12月版
発行年月:
2023年12月版
薄型
公式価格 税抜き
SRT-W436UZ
1,490,000円
SRT-W376UZ
1,380,000円
SRT-W436Z
1,310,000円
SRT-W376Z
1,210,000円

SシリーズとAシリーズの違いは、エコキュートの機能です。

Sシリーズには下記のような高機能がついていますが、Aシリーズにはついていません。

  • 快適機能(微細な泡・マイクロバブル入浴)
  • 清潔機能(紫外線LED照射によるお湯の雑菌退治)
  • 清潔機能(ふろ配管の自動洗浄)

また、Sシリーズでは塩害地域でも使える薄型エコキュートの用意がありますが、Aシリーズには用意がありません。

三菱エコキュート薄型タイプの注意点

薄型エコキュートは薄型設計で内部構造が密になるため、タンクの容量も自然と限られる形となります。

そのため、薄型エコキュート特有のデメリットにも注意する必要があります。

▼一般的な薄型エコキュートの解説はこちら

上記の8つに加え、さらに三菱の薄型エコキュートについて注意する点は主に4つです。

460Lサイズがなく430Lサイズになる

三菱の薄型エコキュートでは、一般的な460Lサイズのタンクが提供されていません。

代わりに、最大容量が430Lのサイズが用意されています。

容量差の30Lは、一般的なシャワー(1分間あたり10リットル)を3分流し続けた場合の湯量に相当します。

4〜5人家族向けのサイズとしては430Lでも十分な場合が多いです。

しかし一般的には460Lが標準とされており、タンク容量は30Lでやや小さめとなっている点に注意が必要です。

左側面で設置しないといけない

三菱の薄型エコキュートは、設計上、左側面での設置が前提となっています。

具体的には、下図の前方矢印面(正面)からみて左側面を壁側に設置する必要があります。

これを万が一、逆にして右側面を壁側に設置してしまうと、右側面を開けることができなくなり外装ケースを外せなくなります。

外装ケースが外せなくなると、内部のメンテナンスができなくなります。

設置面(方向)に制約がある点に注意が必要です。

耐震性はSクラスではなくAクラス

薄型エコキュートは、角型に比べると耐震強度が低くなりがちなので注意が必要です。

多くの角型エコキュートの場合「耐震クラスS」の耐震強度を持っています。

しかし、三菱の薄型エコキュートの場合、耐震強度がワンランク下がり「耐震クラスA」となります。

もちろん「耐震クラスA」は一般住宅と同程度の耐震強度です。著しく低いという訳ではありません。

しかし、日本は地震が多い国であるため、建物や設備の耐震性は非常に重要な要素です。

より高い安全基準を求める場合には、この点を注意する必要があります。

寒冷地仕様のラインナップがない

一般にエコキュートは、一般地仕様、寒冷地仕様、耐塩害地仕様の3つのモデルからお住まいの地域にあったエコキュートを選ぶ必要があります。

例)地域にあったエコキュート例

  • 一般的な地域→一般地仕様
  • 冬の外気温-10℃以下の寒冷地→寒冷地仕様
  • 海に面しており潮風が多い塩害地→耐塩害仕様

しかし、三菱の薄型エコキュートには寒冷地仕様のラインナップがありません。

寒冷地仕様が望ましい地域で無理に一般地仕様のエコキュートを設置すると、故障リスクが高くなります。

三菱の場合は一般地仕様、耐塩害地仕様の薄型エコキュートは用意がありますが、寒冷地仕様はないため注意が必要です。

薄型エコキュートの工事費は高い?

初期設置時の工事費の考え方

一般にエコキュートの設置工事費用は本体価格とは別に15〜20万円はみておく必要があります。

初期設置時の工事費は、設置するスペースや環境・条件等に大きく左右されます。

角型だから安い、薄型だから高い、ということはなくケース・バイ・ケースです。

ただし、設置スペースの狭い住宅の場合、搬入や設置が難しいほど工事費は割高になってきます。

昨今の住宅は、隣接家との距離が狭く、薄型エコキュートしか選べない住宅も少なくありません。

薄型エコキュートの場合、業者によっては角型に比べ割高な見積になる可能性があります。

薄型から角型 / 角型から薄型 の場合

  • 角型から薄型に買い替えたい
  • 薄型から角型に買い替えたい

このような買い替えケースでは既存の基礎が使い回しできない可能性があります。

理由は、角型と薄型では、底面の形状やサイズが異なるからです。

具体的には、薄型エコキュートは角型に比べて、横幅は約1.5倍・奥行きは約1/2の寸法差があります。

既存の基礎が使い回しできないとなると、エコキュートの基礎も一から作り直すことになります。

基礎工事の追加が必要となるため、同じタイプ同士の交換(角型から角型、薄型から薄型)に比べ工事費は割高になります。

ブロックを置くなどの簡単なDIYで基礎工事を済ませると、タンクが倒れる原因になります。仮にタンクの頭を壁に揺れ止めしたとしても、いずれ傾きます。もしブロックが割れればタンクが倒れ、買い替え&基礎やり直しになるためおすすめしません。基礎工事ははじめから専門業者にしっかり施工してもらいましょう。

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