コロナエコキュートエラーE39のふろ三方弁故障とは?解除方法や修理費用を解説

コロナエコキュートエラーのE39って何?

E39のエラーの原因や解除方法は?

E39の修理費用はいくらかかる?

そんな疑問に答える記事です。

コロナエコキュートエラーE39は、ふろ三方弁の故障を知らせるエラーです。

ふろ三方弁が故障すると、自動湯はり、追い焚き、配管洗浄などに不具合が生じます。

このふろ三方弁のエラーが出ると修理費用はいくらかかるのか、気になる方も多いでしょう。

この記事では、コロナエコキュートにE39のエラーが出たときに、必ず確認しておきたいポイントを具体的に解説します。

不要な出費やトラブルを避けて、落ち着いて対処するためにも、ぜひ最後まで読んでみてください。

この記事で分かること
  • ふろ三方弁とは何か
  • エラーの主な症状や原因
  • メーカーが推奨する対処法
  • メーカーの修理費用の目安
  • エラーの強制解除の方法
目次

コロナエコキュートエラーE39のふろ三方弁とは

三方弁とは、お湯(又は水)の流れの方向を切り替える弁です。

三方弁とは、弁の出入り口が三方向にあり、回路を開閉させて、お湯(または水)の流れを切り替える役割があります。

三方弁は複数ありますが、なかでも、ふろ三方弁は、自動湯はり、追い焚き、配管洗浄などのスイッチを押したときに動く弁です。

貯湯タンクから浴槽に向けてお湯を流すときや、浴槽内のお湯を循環させるときに、配管内の水流の方向を切り替える役割があります。

  • 待機時は回路を閉じている
  • お湯はり時には熱交換器側の回路を閉じて浴槽へ向けてお湯を流す
  • 追い焚き時には熱交換器側の回路を開放して浴槽のお湯を熱交換器側へ循環させる 等

▼お湯はり時の回路の方向(イメージ図)

▼追い焚き時の回路の方向(イメージ図)

普段使わない時はふろ三方弁は作動せず、浴槽アダプターから全く水(お湯)は出ません。

ふろ自動のお湯はりボタンや追い焚き、自動洗浄ボタンを押した時などに、ふろ三方弁が動き出します。

ふろ三方弁の故障時の主な症状

ふろ三方弁に故障が発生していると、例えば次のような症状が出ます。

主な症状の例

  • 自動お湯はりができない
  • お風呂の追い焚きや保温ができない
  • 配管洗浄しようとしてもうまく動かない
  • 風呂三方弁のエラーが頻発するようになる 等

三方弁は経年劣化で故障しやすい部品のひとつです。

使用状況によって実際の寿命は変わるため、明確な寿命年数をお伝えするのは難しい部品です。

しかしエコキュートの寿命は一般に10〜15年と言われているため、購入から10年経過して寿命サインが出たなら、三方弁が寿命を迎えたと考えるのが自然です。

また、仮に三方弁は故障していなくても、三方弁に指示を出す制御基板が故障していると、E39の警報が出ることがあります。

三方弁の故障や不具合の主な原因

三方弁が故障する原因は様々です。

  • 三方弁のコネクタ接続部が腐食している
  • 部品自体が劣化して故障している など

ほかにも、三方弁に問題がない場合は、次のような可能性もあります。

  • 三方弁に接続している制御基板が故障している
  • 停電などで一時的に誤作動を起こした など

原因は1つとは限らず、複数の原因が同時に起きていることもあります。

原因を特定していくのは素人では難しく、プロによる判断が必要です。

コロナエコキュートエラーE39の対処法

メーカーの推奨する対処法

点検または修理が必要です。販売店様かコロナサービスセンターに連絡して下さい。

引用元:コロナ公式サポートサイト

コロナ公式サイトで推奨している対処方法は次のステップです。

  1. まずは販売店(据付工事店)へ連絡する
  2. またはメーカー修理窓口(コロナサービスセンター)へ連絡する

公式サイト説明を確認したい方は、こちらの公式サイトFAQをご覧ください▶公式サイトをみる

公式サイトではエラー解除は勧めていません。

自分でエラー解除する場合は自己責任となります。

※次の章でリセット方法を説明しますが、全て自己責任として行ってください。

メーカーの修理費用の目安

メーカーへ修理依頼する場合、保証期間内であれば、無償修理できる場合があります。

まずはお手元の保証書や取扱説明書で保証期間内かどうかを確認しましょう。

保証期間を過ぎている場合は、有償修理の扱いとなり、修理費用がかかります。

しかし、コロナの公式サイトをみても修理費用の概算目安が公開されていません。

そのため、修理費用を正確に把握するには、直接コロナの修理窓口に問い合わせるしかありません。

そんなときエコキュートの一般的な修理相場は、他社メーカーが公開している修理料金が参考になります。

パナソニックやダイキンの場合は、エコキュートの修理費用の目安が公開されているので参考にしてみてください。

例)

三方弁のエラー修理金額の目安
パナソニック
エラーコードH54
26,000円〜30,000円
詳細はこちら
ダイキン
エラーコードH54
25,000円~49,000円
詳細はこちら

三方弁の修理交換を依頼するときに気をつけたいのが、制御基板の在庫の有無です。

基本的に、制御基板が故障しているのかどうかは、三方弁を新しく交換して、機械を動かしてみないと判断できません。

まずは三方弁を交換して、機械を動かし、それでもエラーが出るなら制御基板も交換する、という流れになることが多いでしょう。

エコキュートの三方弁の修理代や交換費用は、故障内容次第で上がっていきます。

  • 三方弁の交換のみなら2万円〜4万円程度
  • 制御基板の交換のみなら4万円〜5万円程度
  • 三方弁と制御基板を両方交換するなら5万円以上

いずれの場合も、部品交換代に加えて、出張費・修理点検料などの技術代が加算されていくため、決して安くはありません。

正確な金額は、コロナの修理窓口に直接きくのが一番確実です。

電話窓口で問い合わせれば、だいたいの修理費用の目安を教えてくれます。

ただし、現場の状況によっては実際には目安金額を大幅に超える見積もり額となる場合もあります。

コロナのメーカー修理に出す流れは、以下の記事で確認してください

メーカー修理の特徴

メーカー窓口に修理依頼した場合の修理費用は、次のように計算されます

修理費用 = 技術料 + 部品代 + 出張費

基本的に、機械の一時的な誤作動によるエラーだった場合、部品交換などの修理は不要です。

しかし仮に部品交換などの修理が不要でも、技術料と出張費はしっかり請求されるのがメーカー修理の特徴です。(目安として10,000円程度は請求されます)

もし可能であれば、先に販売店(据付工事店)に連絡してみましょう。

販売店(据付工事店)の連絡先は、通常は、お手元の取扱説明書や保証書に記載されています。

販売店側の過失(施工ミスなど)の場合は、修理費をサービスしてくれる可能性もあります。

または、地元で信頼や実績のある給湯器の専門業者を知っていれば、そちらに連絡しても良いでしょう。

電話などで問い合わせて具体的な症状を伝えると、必要な応急処置を教えてくれます。

地元の業者であれば、出張費をサービスしてくれたり、良心的な料金体系で修理に応じてくれるところもあります。

当社でも、ご相談をお受けしておりますのでぜひご相談ください。

コロナエコキュートエラーE52の解除方法

前の章でも言いましたが、メーカーの公式サイトではエラー解除を勧めていません。

自分でエラー解除する場合は全て自己責任となります。

次で手順を説明しますが、自己責任という理解がある方のみ、エラー解除を行うようにしてください。

タイプごとにリセット方法が違いますので、お使いの台所リモコンを確認し、リセットを行うようにしてください。

▼リセット方法はこちら

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