エコワンとエコキュートの違い|ハイブリッド給湯器はアリか

「エコワンとエコキュートは何が違うの?」「ハイブリッド給湯器を選ぶメリットはある?」と疑問に感じていませんか。
エコキュートは、電気と空気の熱を利用してお湯を沸かす給湯器です。一方、エコワンはヒートポンプとガス給湯器を組み合わせ、効率よく給湯・暖房を行います。光熱費やお湯切れのしにくさ、設置費用などに違いがあるため、世帯人数やお湯の使い方に合わせて選ぶことが大切です。
本記事では、エコワンとエコキュートの仕組みや費用、メリット・デメリットを比較します。ハイブリッド給湯器が向いている家庭も紹介するので、給湯器選びで迷っている方は参考にしてください。
ご自宅の設置条件を確認したい方へ|お見積り・出張費は無料
毎日の給湯に、こんなお悩みはありませんか?
- お湯の出が悪い・エラーが頻発している
- 設置から10年以上経ち、交換時期か迷っている
- どのメーカー・容量を選べばいいか分からない
そのお悩み、坂口ボイラーサービスが解決できます。九州7県対応・現地調査とお見積もりは無料。自社施工ならではのスピード対応で、最短即日にお伺いします。
九州密着 × 無料診断 × スピード対応
エコワンとエコキュートの主な違いは熱源の数
エコワンとエコキュートの決定的な違いは、お湯を沸かす熱源の数です。エコワンはガスと電気を併用するのに対し、エコキュートは電気のみを使用します。
主な違いを以下の表にまとめました。
| 比較項目 | エコワン | エコキュート |
|---|---|---|
| 熱源 | ガス+電気(ヒートポンプ) | 電気(ヒートポンプ)のみ |
| 貯湯タンクの容量目安 | 70L・160L | 180〜560L程度 |
| 設置スペース | 比較的コンパクト | 大容量の貯湯ユニットを置くスペースが必要 |
| ガス契約 | 必要 | 不要にできる |
| 補助金上の区分 | ハイブリッド給湯機 | ヒートポンプ給湯機(エコキュート) |
| 寿命の目安 | 10〜15年程度 | 10〜15年程度 |
※タンク容量や寿命は、メーカー・機種・使用状況によって異なります。
端的にいえば、エコワンは「ガスを残す選択」、エコキュートは「ガスを手放せる選択」です。単に給湯効率を比べるだけでなく、ガスと電気の契約を今後どうするかまで考えて選ぶ必要があります。
なお、「ECO ONE(エコワン)」はリンナイの商品名です。一方、「ハイブリッド給湯器」は、電気とガスを組み合わせた給湯器の総称です。両者は同じ意味ではなく、ハイブリッド給湯器にはノーリツなど他社の製品も含まれます。
エコワン(ハイブリッド給湯器)のメリットとデメリット
エコワンは、電気のヒートポンプとガス給湯器を組み合わせたハイブリッド給湯器です。
通常は、空気中の熱を利用するヒートポンプで効率よくお湯をつくります。お湯を大量に使うときはガス給湯器が補うため、省エネ性と給湯能力を両立できる点が特徴です。
エコワンのメリット
エコワンには、主に次のメリットがあります。
- 湯切れしにくい:タンク内のお湯が足りなくなっても、ガスで必要な分を沸かせる
- 比較的設置しやすい:タンクが小さいため、設置スペースが限られる住宅にも対応しやすい
- 床暖房にも対応できる:対応機種なら、給湯と温水式床暖房を一台にまとめられる
家族の人数が多い家庭や、一度に大量のお湯を使う家庭でも使いやすい給湯器です。
エコワンのデメリット
一方、エコワンには次のような注意点があります。
- 初期費用が高くなりやすい:ヒートポンプとガス給湯器の両方を備えるため、機器価格が高くなる傾向がある
- ガス契約を継続する必要がある:ガスの使用量が少ない月でも基本料金が発生する
- 点検・修理の対象が多い:ヒートポンプとガス給湯器の両方を点検する必要がある
- 対応できる業者が限られる場合がある:地域によっては、設置や修理を依頼できる業者が見つかりにくい
性能上の欠点というより、導入に適した家庭が限られる設備といえます。設置前には、初期費用やガスの基本料金に加え、近隣に点検・修理を依頼できる業者があるかも確認しましょう。
エコキュートのメリットとデメリット
エコキュートは、空気中の熱を取り込んでお湯を沸かす「ヒートポンプユニット」と、沸かしたお湯をためる「貯湯ユニット」で構成されています。ヒートポンプの冷媒には、自然冷媒であるCO2を使用します。
エコキュートのメリット
エコキュートの大きなメリットは、給湯にかかる光熱費を抑えやすい点です。
ヒートポンプは、少ない電力で空気中の熱を取り込み、効率よくお湯を沸かします。住宅内の設備をすべて電気に統一すれば、ガス契約を解約できるため、ガスの基本料金もかかりません。
また、貯湯タンクにお湯を確保しているため、断水時にはタンク内の水を生活用水として利用できる機種もあります。
断水時の取り出し方は、断水でエコキュートのお湯が使えない?断水時や断水後の対応で解説しています。
エコキュートのデメリット
一方、エコキュートには次のような注意点があります。
- 使い方によっては湯切れする:タンク内のお湯を使い切ると、追加で沸き上げるまで時間がかかる
- 広い設置スペースが必要になる:ヒートポンプユニットに加え、大容量の貯湯ユニットを置く必要がある
- 電気料金プランの影響を受ける:沸き上げる時間帯や契約プランによって、電気代が変わる
- 水圧が弱く感じられる場合がある:水道直圧式のガス給湯器に比べ、シャワーの勢いが弱くなる機種もある
水圧が気になる場合は、エコキュートのパワフル高圧タイプと標準タイプの違いも参考にしてください。
湯切れは故障ではなく、タンク容量とお湯の使用量が合っていない場合に起こります。家族の人数だけでなく、シャワーの使用時間や来客の頻度も踏まえて容量を選びましょう。容量の決め方は、エコキュートの選び方で詳しく紹介しています。
交換時には本体価格だけで判断せず、現在の電気料金プランやお湯の使い方まで含めて検討することが大切です。
エコキュートとエコワン、光熱費はどっちが安い?
光熱費の傾向は、ガスの種類によって変わります。都市ガスエリアでは条件次第で両者が拮抗しますが、LPガスエリアではエコキュートが有利になりやすいでしょう。
| ガスの種類 | 光熱費の傾向 |
|---|---|
| 都市ガスエリア | 条件次第で拮抗する |
| LPガスエリア | エコキュートが有利になりやすい |
ただし、実際の光熱費はガスと電気の契約単価、お湯の使用量、床暖房の有無などによって変わります。
都市ガスの場合|条件次第で拮抗する
都市ガスは、LPガスより料金単価が安い傾向にあります。そのため、ガスの基本料金を含めても、エコワンとエコキュートの光熱費に差が出にくい場合があります。
一方、温水式床暖房を使う家庭では、給湯と暖房を一つのシステムでまかなえるエコワンが有力です。ただし、契約単価や使用量によって結果は変わるため、現在のガス代と電気代をもとに比較しましょう。
LPガスの場合|エコキュートが有利になりやすい
LPガスは自由料金制であり、都市ガスより料金単価が高い傾向にあります。そのため、ガスを使用しないエコキュートのほうが、光熱費を抑えやすくなります。
ただし、LPガスの基本料金や従量単価は、販売店や契約内容によって異なります。お湯の使用量や電気料金プラン、温水式床暖房の有無によっては、エコワンが適する場合もあります。
当社では、ガスの種類や毎月の使用量を確認したうえで、ご家庭に合う給湯器をご提案しています。「交換後に光熱費が安くなるか知りたい」という方も、お気軽にご相談ください。
ガスの種類が分からない方へ|検針票の写真をLINEで送るだけでご相談いただけます
エコワンとエコキュートの費用・工事・補助金の違い
エコワンとエコキュートでは、本体価格だけでなく、必要な工事や利用できる補助金も異なります。ここでは、それぞれの導入費用の目安と工事内容、2026年度の補助制度を比較します。
導入費用と工事内容は交換前の給湯器で変わる
本体と標準工事を合わせた費用の目安は、以下のとおりです。
| 給湯器 | 本体+工事費の目安 |
|---|---|
| エコキュート | 30万〜60万円程度 |
| エコワン | 50万〜90万円程度 |
※機種や容量、設置条件などによって費用は変わります。
注意したいのは、本体価格だけでは実際の支払額を判断できないことです。当社の見積書では、主に次の5項目に分けて費用を記載しています。
- 商品代金
- 交換工事費
- 工事部材費
- 廃材処理費
- 商品運搬費
また、工事費や部材費などは、交換前の給湯器や設置環境によって変わります。主な工事内容は以下のとおりです。
| 交換前・交換後の条件 | 主に必要となる工事・確認 |
|---|---|
| ガス給湯器から交換 | 専用回路の新設、分電盤の空き容量の確認、基礎工事など |
| 石油ボイラーから交換 | 灯油タンクや残油の処理、電気配線工事など |
| エコキュートから交換 | 既存の配管や電源、基礎を流用できるか確認 |
| エコワンへ交換 | ガス配管と電気配線の両方を確認・整備 |
| 凍結対策 | 地域や設置場所によっては配管の凍結対策が必要 |
既存設備を流用できれば工事を抑えられる場合があります。ただし、配管や基礎が劣化している場合は、補修や交換が必要です。
なお、電気配線の新設や変更には専門資格が必要です。ご自身での交換や配線工事は行わず、必ず有資格者が在籍する業者へ依頼してください。
2026年度はエコワン・エコキュートどちらも補助対象|区分と金額が異なる
2026年9月時点では、一定の性能要件を満たすエコキュートとハイブリッド給湯機が「給湯省エネ2026事業」の対象です。
| 対象設備 | 基本額 | 性能加算を含む最大額 |
|---|---|---|
| エコキュート | 7万円/台 | 10万円/台 |
| エコワンなどのハイブリッド給湯機 | 10万円/台 | 12万円/台 |
対象機種や性能によっては加算を受けられる場合があります。また、電気温水器や蓄熱暖房機の撤去を伴う場合は、撤去加算の対象になる可能性があります。
補助金を利用する際の主な注意点は、以下のとおりです。
- すべての機種が対象ではない:登録された対象製品を選ぶ必要がある
- 登録事業者を通じて申請する:原則として、消費者が直接申請する制度ではない
- 予算上限に達すると受付が終了する:導入時期によっては利用できない場合がある
- ほかの補助金と併用できない場合がある:国や自治体の制度ごとに併用条件を確認する必要がある
補助額や対象要件は変更される場合があります。導入時には、給湯省エネ2026事業の公式サイトと施工業者の双方に確認しましょう。
費用の目安を知りたい方へ|設置場所の写真をLINEで送るだけでご相談いただけます
15年間の総費用を左右するのは「故障率」より「修理できる期間」
エコワンとエコキュートは、どちらも一般的な寿命の目安が10〜15年程度です。そのため、初期費用だけでなく、交換時期を迎えるまでの光熱費や修理費を含めた「15年間」で比較する必要があります。エコキュートの寿命と買い替えのサインは、エコキュートの寿命は何年?をご覧ください。
ただし、導入費と月々の光熱費を足すだけでは、実際の負担は見えてきません。長く使ううえで確認したいのが、メーカーによる補修用性能部品の保有期間です。
メーカーは、製品の製造終了後も一定期間は修理に必要な部品を保有しています。しかし、保有期間を過ぎると部品を入手できず、故障箇所によっては修理ではなく本体交換が必要になります。
つまり、単純な「壊れやすさ」だけでなく、次の点まで確認することが大切です。
- 補修部品がいつまで供給されるか
- 地域に修理を依頼できる業者があるか
- 保証終了後の修理費がどの程度かかるか
- 一部の故障だけで給湯全体が止まる可能性があるか
とくにエコワンは、ヒートポンプとガス給湯器の両方を備えています。修理の際は、どちらに不具合があるのかを切り分けられる業者への依頼が必要です。導入前に、地域の修理体制まで確認しておくと安心でしょう。
なお、特定のメーカーや給湯器について、一律に壊れやすいと判断することはできません。耐用年数は機種や使用頻度、水質、設置環境などによって変わります。
当社では、使用年数・故障の症状・部品の供給状況を確認したうえで、修理と交換のどちらが適しているかをご案内しています。目先の修理費だけでなく、その後何年使える見込みがあるかまで含めて判断することが大切です。
エコワンとエコキュートどっち?3つの質問で判定
エコワンとエコキュートのどちらが適しているかは、ガスの種類・設置スペース・床暖房の有無から判断できます。
以下の3つの質問に沿って確認してみましょう。
Q1.自宅のガスは都市ガスですか、LPガスですか
- LPガスを使用している、またはガスを契約していない → エコキュート寄り
- 都市ガスを使用している → Q2へ
Q2.設置予定の貯湯ユニットを置くスペースがありますか
- 設置スペースを確保できる → Q3へ
- 設置スペースの確保が難しい → エコワン寄り
Q3.温水式床暖房を使用していますか、または導入する予定がありますか
- 使用している、または導入予定がある → エコワン寄り
- 使用する予定がない → エコキュート寄り
エコキュートは、ガス契約を解約できれば基本料金をなくせます。一方、エコワンはタンクが比較的小さく、温水式床暖房にも対応できることが強みです。
ただし、この判定はあくまで目安です。最終的に設置できるかどうかは、搬入経路や基礎、配管、電気容量などを現地で確認して判断します。
給湯器選びで後悔しやすい3つのケース
給湯器の交換後に「思っていた条件と違った」と感じるケースには、次のような共通点があります。
- ガスの種類や単価を確認していなかった:LPガスの料金を十分に確認せず、想定より光熱費が高くなった
- 設置場所を実測していなかった:本体を置く場所はあっても、搬入経路や点検スペースを確保できなかった
- 将来の世帯人数を考慮していなかった:子どもの独立などで使用量が減り、タンク容量が過剰になった
いずれも、現在の料金や設置条件、今後のお湯の使用量を十分に確認しないまま決めたことが原因です。給湯器は10年以上使用する設備だからこそ、機種を選ぶ前に現地調査を受け、家庭の条件に合った製品を提案してもらいましょう。
エコワンとエコキュートのよくある質問
最後に、エコワンとエコキュートのよくある質問を紹介します。
Q. エコワンとエコキュートの違いは何ですか?
使用する熱源が違います。エコワンはガスと電気、エコキュートは電気のみでお湯を沸かします。
Q. エコワンの欠点は何ですか?
初期費用が高い傾向にあり、ガス契約も必要です。また、ガスとヒートポンプの両方が点検・修理の対象になります。
Q. エコワンとエコキュート、エコジョーズの違いは何ですか?
エコワンはガスと電気、エコキュートは電気、エコジョーズはガスを使用します。エコジョーズはお湯をためず、必要なときに沸かす給湯器です。詳しくはエコジョーズとエコキュートどっちがいい?で比較しています。
Q. エコキュートのメーカーはどこが一番いい?
一概に一番よいメーカーは決められません。必要な機能に加え、部品の保有期間や地域の修理体制を比較して選びましょう。
まとめ|九州でエコキュートへの交換を検討中の方へ
エコワンとエコキュートの大きな違いは、お湯を沸かす熱源です。エコワンはガスと電気を併用し、エコキュートは電気のみを使用します。
どちらが適しているかは、ガスの種類や設置スペース、床暖房の有無によって変わります。とくにLPガスを利用している家庭では、ガス契約をなくせるエコキュートのほうが光熱費を抑えやすい傾向にあります。一方、設置スペースが限られる場合や温水式床暖房を使う場合は、エコワンも有力な選択肢です。
坂口ボイラーサービスは、1983年の設立以来、給湯器の点検・修理・交換を手がけてきました。下請け業者を使わない完全自社施工で、年間4,000件以上のご依頼に対応しています。
お見積り費・出張費・キャンセル費は無料ですので、エコキュートへの交換を検討している方は、まずはお気軽にご相談ください。
- お電話:0120-096-097(電話受付:年中無休/年末年始を除く)
- お問い合わせフォーム:https://sakabo.com/contact/
毎日の給湯に、こんなお悩みはありませんか?
- お湯の出が悪い・エラーが頻発している
- 設置から10年以上経ち、交換時期か迷っている
- どのメーカー・容量を選べばいいか分からない
そのお悩み、坂口ボイラーサービスが解決できます。九州7県対応・現地調査とお見積もりは無料。自社施工ならではのスピード対応で、最短即日にお伺いします。
九州密着 × 無料診断 × スピード対応



